NPCの中に入って犯され待ちしている俺は気がついたら毎回同じプレイヤーに抱かれていた

このえりと

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小話① 授乳手コキ

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 すっかり日も暮れた頃、俺はぐったりとベッドに沈み込んでいた。疲労感と身体中に広がる甘い余韻を感じながら大きく息を吐いていると、やさしく身体を抱きしめられる。

「あ゛~~……もう動けねえ……ヤりすぎた……」
「だねぇ……」

 首だけ動かし隣に寝転がる季春と顔を合わせ、くすくすと笑い合う。あれから何度も体位を変えて交わり続け、ザーメンも潮ももう出ないってくらい出しまくった。
 後処理に行く気力も体力もなくなってしまったから、まだぽっこりと膨れる腹の中には季春のザーメンが残っている。たくさん出して俺で気持ちよくなってくれたのがすごく嬉しい。

「……ん? なにやってんだ……?」

 幸せな余韻に浸っていると、季春がもぞもぞと動いて俺の胸の辺りに顔を寄せた。ふ、と悪戯っぽい笑みを浮かべた彼は、俺の乳首に吸いつき乳首を舌で優しく転がしてくる。

「待て、んん……♡ 乳首、今ダメぇ……♡」

 自分からねだったこともあり、今日はいつも以上に執拗に弄られたせいで乳首がまだジンジンしているのだ。唇や舌が優しく触れただけでもビクビクと震えてしまう。季春を引き剥がそうと頭に手を伸ばすが、逆に彼に手を取られてしまった。

「やなぎがおっぱい吸っていいって言ったんだよー? 疲れたから授乳して元気になりたいなぁ」
「そ、れはさっきまでの、ぉひ……♡」

 授乳プレイはもう終わりだと言おうとして、ぷっくりとした突起を舌で押しつぶしながらこちらを見上げる季春の顔を見た瞬間に言葉を止めた。唇で乳首を食んで引っ張りながら甘えるように吸いつく姿が……正直めちゃくちゃ可愛い。
 もっと甘やかしたくなって、もう片方の手で季春の頭を優しく撫でた。

「ん、っ♡ 元気になったら、風呂場連れてって……、ぁん♡」
「りょーかい」

 季春は返事をすると、ちゅうちゅうと再び乳首を吸い始める。彼は俺の手を握っていた方の手を離し、もう片方の突起に添え軽くつついたり指で撫でたりしていく。甘い痺れは感じるものの、身体に強く熱が宿るほどではない軽い戯れだ。
 小さく吐息を漏らしながら、俺は乳首に吸いつく季春を眺める。さらさらの髪をゆっくりと指で梳き、最中のことを思い出す。

(はー……今日はあまりにも理性飛んでた……思ってた以上に季春に飢えてたな)

 一緒に暮らし始めてから初めての繁忙期だったからかなり気を遣った結果、欲望が爆発してしまった。めちゃくちゃ気持ちよかったし身も心も満ち足りているが、やっちまった感は否めない。

「……なあ、季春。俺、忙しくてももうちょっとヤりたい……じゃないとまたこんな感じになりそう」

 正直な気持ちを打ち明けると、季春はくすくすと微笑んだ。

「やなぎはえっちだもんねぇ。僕のこと欲しくなりすぎておかしくなっちゃうんだ?」
「うん……あ、でも……無理はさせたくない……負担にはなりたくないからさ」
「なに言ってんの、まったく」
「ひぅぅっ♡」

 急に季春が指で俺の乳首をピンッと弾いた。むにむにと突起を弄りながら、彼は言葉を続ける。

「落ち着いたら言おうと思ってたんだけど……キミは気遣いすぎ。無理なときは無理ってちゃんと言うから、もっと甘えてよ。僕だってキミのこと欲しくてたまらなかったんだから」

 頬を赤く色づかせながら、季春が優しく微笑む。彼の言葉に安堵感と嬉しさを覚え、俺もはにかんだ。

「へへ……嬉しい。じゃあ、次はもっと頻繁にお前のこと癒やしてやろっかな」
「へぇ? 次はどんなやらしいプレイを思いつくんだか。じゃあ僕も、キミが忙しいときは癒やしてあげるね」
「マジ? 期待してる」

 そんな話をしながら、くすくすと2人で笑い合う。それからもう少しだけ俺の乳首を堪能して元気チャージした季春は、お願いしたとおり俺の身体を支えて風呂場に連れて行ってくれた。


 了
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