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番外編⑤ モンスター化の呪い
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「僕、いつでもミミックになれるようになったみたい」
「は……?」
次にゲームにログインしたとき、にこやかな笑顔でシュンに告げられる。一瞬呆気にとられたが、俺の表情が自然に動いていく。
「……あは、やらしー顔。やっぱり気に入ったんだねえ。さすが淫乱くん」
「そりゃ……あんなの、気に入るに決まってるだろ……相手は、シュンなんだし……」
緩んだ俺の頬を、シュンはくすくすと笑いながら手で揉む。
「……ってか、なんでそんなことに……?」
「気づいてなかったんだけど、モンスター化の呪いにかかったときにクエストが発生してたみたい。プレイヤーやNPCに精液を注ぐ方法で解呪したらクエスト達成で、報酬はミミック化のスキルだったんだって」
「ほぉー……そういや、どうやってモンスター化の呪いにかかったんだ?」
あのときは解呪セックスのことで頭がいっぱいで浮かばなかった疑問を口にする。きっとダンジョンで見つけた宝箱のせいで呪いにかかったんだろうが、あの箱はたしかに空だった。
「ああ、あれね。箱の中をよく見たら、側面に魔方陣が書いてあったんだよね。ちょっとわかりにくい位置に。なんだろうって触れてみたら、呪いにかかっちゃったんだよねえ」
「おま……そんなのよく触れたな」
「まあゲームだからね。実際に死ぬことはないだろうって思って。結果的にキミが好きそうなスキルを手に入れられたんだし……ふふ、嬉しいでしょ?」
「それは、まあ……めちゃくちゃ、嬉しい……」
シュンの説明によれば、完全なミミックにもなれるし、上半身だけ人間に戻った状態にもなれるとのこと。また彼との触手プレイができることに、まんこが期待できゅんとヒクついた。
「さすがに外ではもうしないけど……家の中で、2人だけで楽しもうね」
「ああ、そうだな。2人で……ほかにどんなことできるか、確認しような……♡」
見られながらもいいけれど、シュンがミミックになっているとまた誰かに声をかけられてしまうかもしれない。誰にも邪魔されない俺たちの家で、じっくりたっぷりと楽しもう。
またこのゲームでの楽しみが増えたことに、俺の胸が高鳴った。
(了)
「は……?」
次にゲームにログインしたとき、にこやかな笑顔でシュンに告げられる。一瞬呆気にとられたが、俺の表情が自然に動いていく。
「……あは、やらしー顔。やっぱり気に入ったんだねえ。さすが淫乱くん」
「そりゃ……あんなの、気に入るに決まってるだろ……相手は、シュンなんだし……」
緩んだ俺の頬を、シュンはくすくすと笑いながら手で揉む。
「……ってか、なんでそんなことに……?」
「気づいてなかったんだけど、モンスター化の呪いにかかったときにクエストが発生してたみたい。プレイヤーやNPCに精液を注ぐ方法で解呪したらクエスト達成で、報酬はミミック化のスキルだったんだって」
「ほぉー……そういや、どうやってモンスター化の呪いにかかったんだ?」
あのときは解呪セックスのことで頭がいっぱいで浮かばなかった疑問を口にする。きっとダンジョンで見つけた宝箱のせいで呪いにかかったんだろうが、あの箱はたしかに空だった。
「ああ、あれね。箱の中をよく見たら、側面に魔方陣が書いてあったんだよね。ちょっとわかりにくい位置に。なんだろうって触れてみたら、呪いにかかっちゃったんだよねえ」
「おま……そんなのよく触れたな」
「まあゲームだからね。実際に死ぬことはないだろうって思って。結果的にキミが好きそうなスキルを手に入れられたんだし……ふふ、嬉しいでしょ?」
「それは、まあ……めちゃくちゃ、嬉しい……」
シュンの説明によれば、完全なミミックにもなれるし、上半身だけ人間に戻った状態にもなれるとのこと。また彼との触手プレイができることに、まんこが期待できゅんとヒクついた。
「さすがに外ではもうしないけど……家の中で、2人だけで楽しもうね」
「ああ、そうだな。2人で……ほかにどんなことできるか、確認しような……♡」
見られながらもいいけれど、シュンがミミックになっているとまた誰かに声をかけられてしまうかもしれない。誰にも邪魔されない俺たちの家で、じっくりたっぷりと楽しもう。
またこのゲームでの楽しみが増えたことに、俺の胸が高鳴った。
(了)
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