どーも、反逆のオッサンです

わか

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サツキ公国編

第67話 どーも、遂に...です

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前書き

前回のあらすじ

主人公 勇者を撃退する


本文


どーも、勇者退治をしちゃったオッサンです。
キサラ法国は勇者にどんな教育をしているだよ。いきなり襲いかかってくるなんて...確かに黒いローブを羽織っているけど魔人と勘違いするか?容赦なく矢をぶち込みやがって。

「ユリさん、そろそろ離れて。この場から離れたい。モンスターだけじゃなく、人にも警戒して。一気に森を抜けて山の麓まで行くよ」

俺から離れたユリさんと共に木を使って、森の中を急いで駆け抜ける。途中、モンスターに遭遇するが無視して進む。山の麓から煙が上がっているのを確認し、ユリさんに合図を送る。

「あー、疲れた。この辺りで休憩しよう。山の麓付近まできたし、あの集団の様子も観察したい」

「ふぅー。そうね、先程の戦闘場所からだいぶ離れたから良いと思うわ。日も暮れてきたし、お腹も空いた」

「そうだね。こちらの位置を把握されないためにも簡単な料理しか出せないけどいい?」

「仕方ないわ。今日は、まさか大きな戦闘になると考えていなかった。本当、キサラ法国って頭おかしいのではなくて?」

「ほい、サンドイッチ。干し肉よりマシだよ」

「ありがとう、ケンさん。作り置きしておいて良かったわね」

「ほんと、それな。あむ。森を突破するのに大事なのは、食糧だと前の旅で痛感したし。まだ肩に違和感があるよ。ユリさんの意見は正しいね、キサラ法国はヤバい」

「おかわり。はむ。はむ。はむ」

無心になって食事をするユリさん。ボロボロの勇者を見たけど、あれはかなりキレて斬り刻んだな。顔怖かったし。

「あの集団をスマホで見張るよ。ユリさんは、天幕の用意をして服着替えて。血だらけだよ」

「そうね。ケンさんも肩口から血が付いているから着替えないと。まだサンドイッチあるかしら?」

「カツサンドがあるよ。はい。沢山あるから、心配しないで」

「ふふ、ありがとう、ケンさん」

俺は、木の枝の上まで登りスマホで集団の監視をする。サンドイッチを食べながらだけどね。

「ツルハシを持っている人間が数十人と武装しているのが8人。荷物持ちが5人。松明持って移動しているみたいだな。採掘でもするのか?」

屈強な男たちの集団。その先には、大きな天幕が幾つもある。駐屯地かもしれない。

「面倒だなー。迂回するのは嫌だし、どうするか...」

武装している8人はLV20前後、恐らく駐屯地にはもっといるだろう。法国が勇者の死に気づき調査をする可能性もある。顔を見せて行動するのは得策ではないな。

「ケンさん、お待たせ。どう?」

「あ、いい匂いする。髪洗ったな」

「ふふ、スッキリしました。天幕を2つ用意したので、ケンさんもサッパリしてきて。なんなら私が舐めてあげる」

息を荒げて近づくユリさん。舐めて綺麗になるわけないじゃん。最近、スキンシップが激しい。

「ユリさん、指出して。今日の血を飲むから」

これは、ユリさんからの提案。毎日ユリさんの血を摂取しないと襲うというから仕方なく指に細い針を刺して摂取している。

「ふふ、ケンさんのお口を蹂躙したい。ねぇ、そろそろキスの一つくらいしてもいいかしら?」

「ダメ!血を摂取する代わりにそういう行為はしないと言ったじゃん。うむむむむ」

ユリさんの指を咥えて血を摂取するが、指を動かして舌に擦り付けてくる。

「はあ、はあ、はあ、身体が火照るの。ずっと我慢、我慢、我慢、我慢。耐えきれないわ」

「ぷはっ。ちょいちょい待ててってば!分かった、もう分かったから」

「本当!?ねぇ、本当よね?何もしなかったら殺すわよ」

めちゃくちゃ至近距離から殺すなんて言われる日が来るなんて思ってもみなかった。

「俺も、身体洗っていい?ほら、清潔の方がいいし」

「ケンさんがそう言うなら、私はここで監視をしているから。準備出来たら教えて。ふふふ。今日、私たちは濃密な時間を過ごしてひとつになるのね。ああ、早く感じたい...」

ヤバい、ヤバい、ヤバい。ヤバーーーーい。どうしよう、どうしよう。ユリさんごめんよ。

天幕の中で、クリーンの魔法を唱え着替えを済まし。隠密スキルを発動させ、天幕から出る。

スマホを預けていないし、龍眼化もしていないはず。




「よし、逃げよう」



後書き

次回 激おこ
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