どーも、反逆のオッサンです

わか

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サツキ公国編

第72話 どーも、女王です

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前書き

前回のあらすじ

主人公 女王を助ける


本文


どーも、女王を救出したオッサンです。
結局巻き込まれてしまった。女王の対価も正当だし良いけど、今回限りにして欲しい。あれ?助けるってどこまでのことを指すんだ?しっかり聞いておかなくては。

「女王様、依頼はこれで完了かな?」

「いいえ、私を助けて下さるなら我が国の秘宝をお渡し致します。それに見合うだけの働きをお願いします」

「秘宝とか要らない。観光しに来ただけの旅人だから、門の出入りを自由にしてくれるだけでいい」

「そうですか...では、忠告だけ。キサラ法国が攻めてくるかもしれません。今回は、私を標的に襲ってきましたが、次はサツキ公国に宣戦布告をしてくるでしょう。観光なら早めに済ませて逃げた方がよろしいかと」

「ユリさんどうする?キサラ法国が戦争を仕掛けてくるってさ」

「面倒ね。女王、なぜサツキ公国が宣戦布告されるのかしら?」

「私たちの国は、他種族を受け入れております。特に人魚族マーメイドとは昔から交流がありまして、それを追求され現在の状況になりました」

昔が良くて今になって追求するのか理解が出来ない。その意味も含めて質問をする。

「昔からの付き合いだったら別に良いんじゃないの?」

「それは...シーワーズ帝国が全土に侵略を始めると宣言したことが大きな要因だと思われます。刺激されたキサラ法国が人類国家統一するなら自分たちが先に行うと帝国に宣言し対抗している...ここまで言えばお分かり頂けますか?」

「何となくね。ユリさんはどう?」

「私は、キサラ法国が活発になっている理由が判明しただけでも良い収穫だと思う。やっぱり頭おかしい国ね」

「あの...」

「何かしら、女王」

「服をお貸し頂けませんか?さすがにこの格好で国に戻るのは問題がありますので」

「分かったわ。私と背も胸も同じくらいのようだし...コルセットしているわね。ドレスが良いかしら?」

「厚がましいことお願いしますが、出来れば動きやすい服装が助かります」

「ケンさん、馬車を出して。女王に着替えてもらうわ」

ユリさんにお願いされ、俺はマジックバックから馬車を出す。さすがの女王様も馬車を見て驚いているな。

「私と女王が馬車の中に入るから見張りお願いね。覗いたら殺すから」

「覗かないよ。ほら、早く済ませてサツキ公国に行こう」

馬車の中にユリさんと女王様が入り着替えを始める。窓に一応カーテンがあるから見えないと思うんだけどな。

「ケンさん、着替え終わりました。このままこの馬車でサツキ公国に行っても良いそうです」

「女王様が乗っていた馬車はどうする?」

「私の服と共に置いていきます。少しでも宣戦布告を遅らせたいので」

「それで良いのなら、そうするけど。ここからサツキ公国まで馬車でどのくらいかかる?」

「2日ぐらいでしょうか...」

「思ったより近いのね。ケンさん、私が魔力を込めるから御者お願いしてもいいかしら?」

「了解。女王様、出来るだけ人に合わない道の案内をお願い」

「畏まりました。少し遠回りになりますけど宜しいですか?」

「大丈夫。よろしく頼むよ」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

ユリさんがゴーレムに魔力を込め終わり出発する。おそらく、馬車の中でユリさんは情報収集しているだろう。俺は、のんびり御者席で寛ぐことにする。たまに、トイレ休憩で停車させたり、モンスターとの遭遇で戦闘したり。陽が落ちるまで馬車を走らせた。今日は女王様の野営おすすめスポットで一夜を過ごす。

「おー、野営にもってこいの場所だね。人も居ないし、岩を置いても怪しまれない。最高な場所だ」

「この場所は、私以外知らない場所です。花が咲いているでしょう?月の光に照らされて、とても美しいのです」

「あら、本当だわ!ネイレス、私たちに教えて良いの?」

「はい、構いません。ユリとお友達になれた記念です」

「嬉しい。ふふ。ケンさんもちゃんと見なさい、岩を設置しなくて良いから」

「岩大事だよ。死角になって敵に見つかりにくくするんだから」

「そんなことしたら、この景色の邪魔になるじゃない!」

「景色より安全が大事。俺は少しでも安心して寝たいの!」

「はぁー、ケンさん...」

「ユリ、いいのです。ケンさんの言う通り、安全が第一ですから」

ほら見ろ!ざまぁ。みたいな顔をしていたら腹に蹴りをくらう。足癖が悪い女になってしまったユリさん。残念だよ...



後書き

次回 海龍
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