2 / 28
2
しおりを挟む
王宮から馬車で揺られること三十分。
我がアルトハイム公爵家の屋敷に到着した私は、出迎えた執事のセバスに扇を預けました。
「お帰りなさいませ、ダリア様。……して、パーティーはいかがでしたか?」
セバスの問いに、私は満面の笑みで答えました。
「最高でしたわ。ジュリアン様から、婚約破棄を言い渡されましたもの」
「……は?」
老練な執事が、生まれて初めて見たような間抜けな声を漏らしました。
私はそれを無視して、大股で父の執務室へと向かいます。
淑女の歩幅? そんなものは王宮の玄関に捨ててきましたわ。
「お父様、夜分に失礼いたしますわ!」
ノックもそこそこに扉を開けると、そこには書類の山に埋もれた父、アルトハイム公爵がいました。
父は眼鏡をずらし、驚いた顔で私を見ました。
「ダリアか。パーティーはどうした。……それに、その顔は何だ。妙に晴れやかだが」
「お聞きください、お父様! 先ほど、大衆の面前でジュリアン様に婚約破棄されましたの。それも、身に覚えのない悪行を山ほど並べ立てられて!」
父の顔が、一瞬で険しくなりました。
公爵としての威厳が部屋を満たし、温度が数度下がったような錯覚を覚えます。
「……何だと? あの馬鹿王子、ついにやりおったか。我が公爵家を敵に回すことが何を意味するか、理解していないのか」
「まあまあ、落ち着いてくださいませ。お父様が怒る必要はございません。むしろ、これはチャンスなのですわ」
私は父のデスクの前にドカリと座り、ドレスの裾を乱暴に払いました。
そのガサツな動きに、父はさらに目を丸くします。
「ダリア……? お前、言葉遣いや所作はどうした」
「もういいのですわ。お飾りの完璧な公爵令嬢は、先ほど死にました。これからは『素』のダリアとして生きていきます。……お父様、率直に申し上げます。私はあのナルシストで無能な王子と結婚して、一生あの方の尻拭いをするなんて真っ平ごめんです!」
「それは……まあ、私もあ奴の無能さには頭を抱えていたが。だが、公爵家の面目はどうする」
「面目など、パンに塗って食べてしまえばよろしいのです。いいですか、お父様。私はこれまで、ジュリアン様に代わって王宮の予算案を練り、外交文書の翻訳をこなし、さらにはあの方の浮気相手へのフォローまでして参りました。これらすべて、私の『善意』でやっていたことですわ」
私は指を一本ずつ立てて、父に現実を突きつけます。
「明日からどうなると思います? あの方が自分で書類を作れるはずがありません。メアリさんという、お花畑のような思考の方に実務ができるはずもありません。一週間もすれば、王宮の機能は停止しますわ」
父は言葉を失い、深く椅子に背を預けました。
私の有能さを一番知っているのは、他ならぬこの父です。
「つまり……お前は、泥舟から逃げ出したというわけか」
「左様でございます。沈むとわかっている船に、いつまでも乗っているほど私はお人好しではありませんの」
「ふむ……。しかし、婚約破棄された娘をこのまま家に置いておくわけにもいかん。社交界のハイエナどもが、お前を嘲笑いに来るだろう」
「ええ、ですから提案がございます。私を『国外追放』にしてくださいませ。名目は何でも構いません。悪役令嬢として責任を取らされた、という形にすれば世間も納得するでしょう」
私は身を乗り出し、一番の目的を告げました。
「その代わり、私の自由を認めていただきたいのです。どこへ行こうと、誰と会おうと、公爵家は一切干渉しない。そして、当面の活動資金として、私の持参金相当額を現金で頂戴したく存じます」
父はしばらく沈黙していました。
やがて、彼はフッと口角を上げました。
「……お前というやつは、本当に恐ろしい娘だ。婚約破棄すら自分の利益に繋げるとはな。よかろう。追放という形にするが、実体は『自由旅行』だ。行き先は決まっているのか?」
「北の辺境、クロムウェル領に行こうと思っておりますわ。あそこなら王都の喧騒も届きませんし、何より『氷の死神』と噂される辺境伯様がいらっしゃいますでしょう? 私のような悪役にはお似合いの場所だと思いませんか?」
私は茶目っ気たっぷりにウィンクしました。
実際は、単に王都から一番遠くて、空気が美味しそうだったから選んだだけなのですが。
「わかった。手配は私がしておこう。……ダリア、一つだけ聞かせてくれ。悲しくはないのか? 十年間も連れ添った男なのだぞ」
父の問いに、私は部屋の出口で足を止め、振り返りました。
「お父様。ゴミ箱に捨てた生ゴミが回収されたのを見て、悲しむ主婦がどこにいますか?」
父が爆笑する声を背中で聞きながら、私は自室へと戻りました。
「さあ、そうと決まれば荷造りですわ! あんな重たいドレスも、締め付けるコルセットも、すべて置いていきます! 必要なのは現金と、ペンと、折れない心だけですわね!」
私は鼻歌を歌いながら、クローゼットから一番動きやすい旅行着を引っ張り出しました。
淑女の仮面は、もう二度と被ることはないでしょう。
翌朝。
私は公爵家の紋章が入った馬車ではなく、一台の質素な馬車に乗り込みました。
門をくぐる際、見送りに来たセバスが、なぜか涙を拭いながら深々と頭を下げていました。
「ダリア様、どうぞご健勝で。……辺境の方々が、あなたの毒舌に耐えられることを祈っております」
「失礼ね。私はいつだって、愛に溢れた真実しか口にしませんわよ!」
私は窓から身を乗り出して手を振りました。
こうして、私は王都を去りました。
目指すは、雪深い北の地。
そこには、私の想像を絶する「無口すぎる死神」が待ち構えているとも知らずに。
我がアルトハイム公爵家の屋敷に到着した私は、出迎えた執事のセバスに扇を預けました。
「お帰りなさいませ、ダリア様。……して、パーティーはいかがでしたか?」
セバスの問いに、私は満面の笑みで答えました。
「最高でしたわ。ジュリアン様から、婚約破棄を言い渡されましたもの」
「……は?」
老練な執事が、生まれて初めて見たような間抜けな声を漏らしました。
私はそれを無視して、大股で父の執務室へと向かいます。
淑女の歩幅? そんなものは王宮の玄関に捨ててきましたわ。
「お父様、夜分に失礼いたしますわ!」
ノックもそこそこに扉を開けると、そこには書類の山に埋もれた父、アルトハイム公爵がいました。
父は眼鏡をずらし、驚いた顔で私を見ました。
「ダリアか。パーティーはどうした。……それに、その顔は何だ。妙に晴れやかだが」
「お聞きください、お父様! 先ほど、大衆の面前でジュリアン様に婚約破棄されましたの。それも、身に覚えのない悪行を山ほど並べ立てられて!」
父の顔が、一瞬で険しくなりました。
公爵としての威厳が部屋を満たし、温度が数度下がったような錯覚を覚えます。
「……何だと? あの馬鹿王子、ついにやりおったか。我が公爵家を敵に回すことが何を意味するか、理解していないのか」
「まあまあ、落ち着いてくださいませ。お父様が怒る必要はございません。むしろ、これはチャンスなのですわ」
私は父のデスクの前にドカリと座り、ドレスの裾を乱暴に払いました。
そのガサツな動きに、父はさらに目を丸くします。
「ダリア……? お前、言葉遣いや所作はどうした」
「もういいのですわ。お飾りの完璧な公爵令嬢は、先ほど死にました。これからは『素』のダリアとして生きていきます。……お父様、率直に申し上げます。私はあのナルシストで無能な王子と結婚して、一生あの方の尻拭いをするなんて真っ平ごめんです!」
「それは……まあ、私もあ奴の無能さには頭を抱えていたが。だが、公爵家の面目はどうする」
「面目など、パンに塗って食べてしまえばよろしいのです。いいですか、お父様。私はこれまで、ジュリアン様に代わって王宮の予算案を練り、外交文書の翻訳をこなし、さらにはあの方の浮気相手へのフォローまでして参りました。これらすべて、私の『善意』でやっていたことですわ」
私は指を一本ずつ立てて、父に現実を突きつけます。
「明日からどうなると思います? あの方が自分で書類を作れるはずがありません。メアリさんという、お花畑のような思考の方に実務ができるはずもありません。一週間もすれば、王宮の機能は停止しますわ」
父は言葉を失い、深く椅子に背を預けました。
私の有能さを一番知っているのは、他ならぬこの父です。
「つまり……お前は、泥舟から逃げ出したというわけか」
「左様でございます。沈むとわかっている船に、いつまでも乗っているほど私はお人好しではありませんの」
「ふむ……。しかし、婚約破棄された娘をこのまま家に置いておくわけにもいかん。社交界のハイエナどもが、お前を嘲笑いに来るだろう」
「ええ、ですから提案がございます。私を『国外追放』にしてくださいませ。名目は何でも構いません。悪役令嬢として責任を取らされた、という形にすれば世間も納得するでしょう」
私は身を乗り出し、一番の目的を告げました。
「その代わり、私の自由を認めていただきたいのです。どこへ行こうと、誰と会おうと、公爵家は一切干渉しない。そして、当面の活動資金として、私の持参金相当額を現金で頂戴したく存じます」
父はしばらく沈黙していました。
やがて、彼はフッと口角を上げました。
「……お前というやつは、本当に恐ろしい娘だ。婚約破棄すら自分の利益に繋げるとはな。よかろう。追放という形にするが、実体は『自由旅行』だ。行き先は決まっているのか?」
「北の辺境、クロムウェル領に行こうと思っておりますわ。あそこなら王都の喧騒も届きませんし、何より『氷の死神』と噂される辺境伯様がいらっしゃいますでしょう? 私のような悪役にはお似合いの場所だと思いませんか?」
私は茶目っ気たっぷりにウィンクしました。
実際は、単に王都から一番遠くて、空気が美味しそうだったから選んだだけなのですが。
「わかった。手配は私がしておこう。……ダリア、一つだけ聞かせてくれ。悲しくはないのか? 十年間も連れ添った男なのだぞ」
父の問いに、私は部屋の出口で足を止め、振り返りました。
「お父様。ゴミ箱に捨てた生ゴミが回収されたのを見て、悲しむ主婦がどこにいますか?」
父が爆笑する声を背中で聞きながら、私は自室へと戻りました。
「さあ、そうと決まれば荷造りですわ! あんな重たいドレスも、締め付けるコルセットも、すべて置いていきます! 必要なのは現金と、ペンと、折れない心だけですわね!」
私は鼻歌を歌いながら、クローゼットから一番動きやすい旅行着を引っ張り出しました。
淑女の仮面は、もう二度と被ることはないでしょう。
翌朝。
私は公爵家の紋章が入った馬車ではなく、一台の質素な馬車に乗り込みました。
門をくぐる際、見送りに来たセバスが、なぜか涙を拭いながら深々と頭を下げていました。
「ダリア様、どうぞご健勝で。……辺境の方々が、あなたの毒舌に耐えられることを祈っております」
「失礼ね。私はいつだって、愛に溢れた真実しか口にしませんわよ!」
私は窓から身を乗り出して手を振りました。
こうして、私は王都を去りました。
目指すは、雪深い北の地。
そこには、私の想像を絶する「無口すぎる死神」が待ち構えているとも知らずに。
0
あなたにおすすめの小説
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
婚約者が最凶すぎて困っています
白雲八鈴
恋愛
今日は婚約者のところに連行されていました。そう、二か月は不在だと言っていましたのに、一ヶ月しか無かった私の平穏。
そして現在進行系で私は誘拐されています。嫌な予感しかしませんわ。
最凶すぎる第一皇子の婚約者と、その婚約者に振り回される子爵令嬢の私の話。
*幼少期の主人公の言葉はキツイところがあります。
*不快におもわれましたら、そのまま閉じてください。
*作者の目は節穴ですので、誤字脱字があります。
*カクヨム。小説家になろうにも投稿。
【完結】恋の終焉~愛しさあまって憎さ1000倍~
つくも茄子
恋愛
五大侯爵家、ミネルヴァ・リゼ・ウォーカー侯爵令嬢は第二王子の婚約者候補。それと同時に、義兄とも婚約者候補の仲という複雑な環境に身を置いていた。
それも第二王子が恋に狂い「伯爵令嬢(恋人)を妻(正妃)に迎えたい」と言い出したせいで。
第二王子が恋を諦めるのが早いか。それとも臣籍降下するのが早いか。とにかく、選ばれた王子の婚約者候補の令嬢達にすれば迷惑極まりないものだった。
ミネルヴァは初恋の相手である義兄と結婚する事を夢見ていたというに、突然の王家からの横やりに怒り心頭。それでも臣下としてグッと堪えた。
そんな中での義兄の裏切り。
愛する女性がいる?
その相手と結婚したい?
何を仰っているのでしょうか?
混乱するミネルヴァを置き去りに義兄はどんどん話を続ける。
「お義兄様、あなたは婿入りのための養子縁組ですよ」と言いたいのをグッと堪えたミネルヴァであった。義兄を許す?許さない?答えは一つ。
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
裏切られた令嬢は、30歳も年上の伯爵さまに嫁ぎましたが、白い結婚ですわ。
夏生 羽都
恋愛
王太子の婚約者で公爵令嬢でもあったローゼリアは敵対派閥の策略によって生家が没落してしまい、婚約も破棄されてしまう。家は子爵にまで落とされてしまうが、それは名ばかりの爵位で、実際には平民と変わらない生活を強いられていた。
辛い生活の中で母親のナタリーは体調を崩してしまい、ナタリーの実家がある隣国のエルランドへ行き、一家で亡命をしようと考えるのだが、安全に国を出るには貴族の身分を捨てなければいけない。しかし、ローゼリアを王太子の側妃にしたい国王が爵位を返す事を許さなかった。
側妃にはなりたくないが、自分がいては家族が国を出る事が出来ないと思ったローゼリアは、家族を出国させる為に30歳も年上である伯爵の元へ後妻として一人で嫁ぐ事を自分の意思で決めるのだった。
※作者独自の世界観によって創作された物語です。細かな設定やストーリー展開等が気になってしまうという方はブラウザバッグをお願い致します。
旦那様は、転生後は王子様でした
編端みどり
恋愛
近所でも有名なおしどり夫婦だった私達は、死ぬ時まで一緒でした。生まれ変わっても一緒になろうなんて言ったけど、今世は貴族ですって。しかも、タチの悪い両親に王子の婚約者になれと言われました。なれなかったら替え玉と交換して捨てるって言われましたわ。
まだ12歳ですから、捨てられると生きていけません。泣く泣くお茶会に行ったら、王子様は元夫でした。
時折チートな行動をして暴走する元夫を嗜めながら、自身もチートな事に気が付かない公爵令嬢のドタバタした日常は、周りを巻き込んで大事になっていき……。
え?! わたくし破滅するの?!
しばらく不定期更新です。時間できたら毎日更新しますのでよろしくお願いします。
旦那様、離婚しましょう ~私は冒険者になるのでご心配なくっ~
榎夜
恋愛
私と旦那様は白い結婚だ。体の関係どころか手を繋ぐ事もしたことがない。
ある日突然、旦那の子供を身籠ったという女性に離婚を要求された。
別に構いませんが......じゃあ、冒険者にでもなろうかしら?
ー全50話ー
没落令嬢は僻地で王子の従者と出会う
ねーさん
恋愛
運命が狂った瞬間は…あの舞踏会での王太子殿下の婚約破棄宣言。
罪を犯し、家を取り潰され、王都から追放された元侯爵令嬢オリビアは、辺境の親類の子爵家の養女となった。
嫌々参加した辺境伯主催の夜会で大商家の息子に絡まれてしまったオリビアを助けてくれたダグラスは言った。
「お会いしたかった。元侯爵令嬢殿」
ダグラスは、オリビアの犯した罪を知っていて、更に頼みたい事があると言うが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる