【完結】12龍の生贄

華蓮

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別れ

マリーンからシャーロットに変わった報告をしないといけなかったから王宮に行った。

マリーンが、選ばれた理由をもう一度聞くことにした。

「なぜ、マリーンが選ばれたか本当の理由を教えてください。」

「マリーンとお前は、血のつながりはないな。」

「え?気がついていないと思ったか?」
と不思議そうに言う。

国王も魔法が使えると言う噂があった。

「まさか。」

「ああ。お前と同じだよ。理由は、

1.血のつながりがないから、当主には、なれないよな。

2.婚約者がいない

3.素行の悪さだな。可愛い顔しているけど、性格が良いとはいいにくいよな。」

「妹ではなく、姉が行くと言い出して、、、、」

「シャロットがいくのか?
なぜそのような経緯になったのだ?」

「シャーロット本人が行くと言い出しました。」

「変えてもらうわけにはいかないのでしょうか。。」

「もう無理だな。他の貴族が黙っていない。一度決めたことだからな。
というか、シャーロットには、婚約者がいたのではないか?」

「その婚約者も納得のようです。」

「シャーロットが行くということは、当主がいないことになるから、お前の代で、終わりになるな。」

「はい。それはわかっております。」

「あと。この話は、誰も知らない。一つだけ言うと、生贄といったが、死なないぞ。
記憶を無くして、幸せになることができるんだ。今までの生贄は、少々問題がある人ばかりだから、そうなった。

シャーロットは、どうなるかわからない。龍次第だ。」

「生きることはできるのですね。」




龍の生贄になる日がきた。

私の大事な小物入れの中に一つの手紙を入れた。
「妹へ。」と書いた手紙。




「お姉ちゃん。。」

「マリーン。必ず幸せになってね。わたしの大事な妹。」強調して言った。

その横で私の婚約者は、微笑んでいる。
婚約者が、生贄になるというのに、、
せめて、悲しむふりぐらいしたらいいのにね。



出発の為に、1人で、馬車に乗ろうとした時、父は、
シャーロット、一緒に行こうと馬車に乗ろうとした。

「お父様。大丈夫ですわ。」

「いや。送って行くから。」

「お父さん。」

馬車に2人で乗り込んだ。
その時には、もう他のものは見送りをするものはいなかった。
妹たちはさっさと部屋の中に入った。

小さい頃からお世話をしてくれて、ミィだけ、号泣していた。

「お嬢様。きっと龍にも好かれますよ。だから、大丈夫です。幸せになりますよ!!」と泣きながら最後の挨拶をした。

「ミィ。体に気をつけてね。」
窓から挨拶をした。



「お父様、わざわざすみません。」

「何言ってるんだ。私の大事な娘なのに、何もできなくてすまない。
何もしてやることができなくて、、、」

「大丈夫ですわ。お父様。
最後にお父様と2人きりになれてよかったです。」


「そうだな。最近は、シャーロットと2人になれなかったな。こんなにいい子に育ってくれたのに、、、」
頭をなぜてくれた。

「お父様だけが、生贄のこと反対してくれて嬉しかったです」

「当たり前だ。私の娘なんだよ。」
お父様は私を抱きしめて声を出して泣いた。

そんな父を見たのは初めだった。
母が亡くなった時も泣かなかったのに。
いや、私には見せなかったのかもしれない。


「シャーロット。このブレスレットは、俺からのプレゼントだ。きっと役に立つ時がくる。」と渡してもらった。

綺麗なブレスレットだった。赤色のルビーだった。
そのブレスレットは、体力回復。
もし、何かあっても、助けになってくれるはず。


王宮についた。そこから生贄の場所に向かう。

「お父様。ありがとう。さようなら」
微笑んで、馬車を出た、、、

「シャーロット」とずっと名前を呼んでくれた。

振り返らず、涙を流しながら前に進んだ。


「シャロット様、お待ちしておりました。」

では、ここから移動します。

龍の生贄の儀式が始まった、、、
とうとうとくるのね、、、


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