【完結】25妹は、私のものを欲しがるので、全部あげます。

華蓮

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誕生日

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私の誕生日は、妹の誕生日と5日日違い。

いつも妹の誕生日の日にお祝いをする。

私のが早いのに、妹の誕生日にあわせられる。妹が物事をわかるようになってから、ずっと。

だから、5日後に、おめでとうと言われる。

でも、それが普通になっていたから、あまりに気にしなかった。
祝ってもらえるだけいいのだと思う。

いつも誕生日プレゼントは、何が欲しいと聞いてはくれる。
でも、私はいつも、「妹と同じもので」も答えていた。

私が気に入ったものを頼むと必ず妹が欲しがるから。
同じものなら、取られることはない。れ


中等部になり、ガラスペンが流行った。
高級だけど、描きやすくて、勉強しやすそう。

いつものように、お母様に、ほしいものは?と聞かれたから、「ガラスペン」って答えた。

「いいわよ。いつも勉強頑張ってるものね。ずっと学年トップだものね。ご褒美に買ってあげるわ」

「ありがとう。嬉しい。大事にする!!楽しみにしている。これからも頑張るから。」

妹は珍しく
「お姉ちゃんのガラスのペンは、高級でしょう。だから、今回は、なんでもいいよ。」
と答えていた。

「えらいわね。お姉ちゃん想いで、、」
お母様は、妹を誉めた。

いつも私は我慢してるけど、褒めてもらったことなんてないのにな。


妹の誕生日の日、、、

もらったプレゼントを見ると

普通のペンだった。

「え?ガラスペンは?」

「急にリリーが欲しがったのよ。いいでしょ。お姉ちゃんなんだから、譲ってあげてよ。」


「、、、、、」

私は、普段からわがまま言わない。あの海に行ってから、ずっと、、。


「私、、、ガラスのペンがほしい。あれで勉強したい」


「わがままね。これも描きやすいでしょ。」

「これは妹のために買ったのよね?」


「仕方ないよね?あなたの妹が欲しがったんだから、、、、」


もらった普通のペンを使うことをしなかった。
そのまま箱のまま机の中にしまった。

それから数日後、私の欲しかったガラスのペンは、妹の机のうえに、汚れたまま、置いてあった。

「これ。はやく綺麗にした方がいいよ。」

「えー。めんどくさい。もういらない。」

それからしばらくすると父が、、

「このガラスペンは、お前が使いなさい?」

「いりません。私は、ペンを頂きました。そのガラスのペンは、妹のです。」

「妹には合わなかったようだから、お前が使えばいい。」

「もう入りません。それは、妹のものです。」

「わがままだな。もう買ってやらない。」

父に責められたが、なぜだが意味がわからなかった。
ガラスのペンをいらないのは妹なわけで、なぜ私が怒られないといけないのかもわからない。

理不尽、不公平、私は愛されない。
妹を第一に思わないとこの家には、居られない。と考えた私は、優しい姉。妹想いの姉。
両親には、逆らわないようにした。

自分を出す事を一切やめた。

もう、表情を出すのも怖かったから、何も感じないことにした。

順応な姉を演じきることにした。


次の年、本当に私への誕生日プレゼントはなかった。
私のお祝いさえしてくれなくなった。
でも自分から欲しいとは言えなかった。、



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