【完結】25妹は、私のものを欲しがるので、全部あげます。

華蓮

文字の大きさ
18 / 45

事実

しおりを挟む
部屋に戻り、話をすることにした。

私、昔、夕陽が沈む海が、とても綺麗と聞いたから一度見たくて、お父様とお母様に頼み込んだの。

学年トップのお祝いを兼ねて、海に連れて行ってもらったの。

でもね。妹が、
「砂が気持ち悪い。臭い。ベタベタする」と言い出したの。

 来たばっかりなのに、母は、「帰るわよ。妹が、嫌がってるのよ。
あなたはお姉ちゃんなのよ。
妹が嫌がってるのに、優しく出来ないわけ?」
って言われたの。

「今日だけは、私のために、、今日だけ、、見たいの。」って言ったの。

 いつも妹のわがままを聞いてるのに、今日ぐらい私の願いを叶えてくれてもいいと思って、、、

「もういいー好きにしなさい。」って、、、
 お父様とお母様は、妹を連れて、馬車に乗った。その馬車は、出発した。
そう。私を置いて、、、
 私が、夕日を見終わったら、迎えにきてくれると思ったの。
 でも迎えにきてくれなかった。
 私は家に帰っていいかわからなかった。
 その時に、
「こんなところでどうしたの?」
 男の人が、声をかけてきたて、手を掴まれたの。

 その後すぐに、老夫婦に声をかけてもらったら、その男の人は黙ってどっかにいったから何もなかったんだけど、

 暗闇になるとあの時のあの人の眼を思い出すの。


 両親は、夜遅くに帰ってきたのに、心配もしてくれなかったの。

「もうわがまま言うな」って、、、、


 その後もいろいろあって、私はわがままなんだって思うことにしたの。
 ずっといい子を演じてきたの。

 婚約者ができて、その人と、将来を約束したの。
 この人なら私は幸せになれる。
 この家からもう出れると思ったら、
 妹が、全部奪っていったの。


 初めて自分のためのウェディングドレスを買ってもらえたの。
わたしの思いのが詰まったドレス、、
それも妹が泣いて、欲しいと言って奪ったの。

 私は、もう無理だった。限界だった。
結婚式の日にあの家をでて、貯めていたお金を使って死のうと思ったの。

 それを決めたら、私は、結婚式まで笑顔で過ごせた。

 怖いぐらい自分の中が空っぽになった。

 はじめから、こうしたら良かったんだって。

 あなたに出会って、あなたに抱かれた。

 初めてのことだったけど、
 死ぬつもりだったから、怖くなかった。

 空っぽな心にあなたの色が染まった。

 でも、私は、あなたにはふさわしくないの。あの家から逃げたのよ。



「逃げてくれたから、俺に出会ったんだろ?空っぽになったから俺を受け入れてくれたんだろ?
 エアリーは何も悪くないよ。俺を好きになって欲しい。」

「でも、私は何もできません。」

「何で何かをしようとするの?
 俺は両親とは違うよ。
 お前が俺の横に居るだけでいい。」


「私の体だけでも、、、」

「そやって考えなくていい。エアリーの体はもらうけどな。勝手に。。

俺に愛されてくれないか?
幸せを感じてほしい。
幸せを感じれるように努力するから。」

デューク、、、
わたしはそんな価値はないのに、、



























しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

両親から謝ることもできない娘と思われ、妹の邪魔する存在と決めつけられて養子となりましたが、必要のないもの全てを捨てて幸せになれました

珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたユルシュル・バシュラールは、妹の言うことばかりを信じる両親と妹のしていることで、最低最悪な婚約者と解消や破棄ができたと言われる日々を送っていた。 一見良いことのように思えることだが、実際は妹がしていることは褒められることではなかった。 更には自己中な幼なじみやその異母妹や王妃や側妃たちによって、ユルシュルは心労の尽きない日々を送っているというのにそれに気づいてくれる人は周りにいなかったことで、ユルシュルはいつ倒れてもおかしくない状態が続いていたのだが……。

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・

青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。 「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」 私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・ 異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。

夢草 蝶
恋愛
 シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。  どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。  すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──  本編とおまけの二話構成の予定です。

お父様、お母様、わたくしが妖精姫だとお忘れですか?

サイコちゃん
恋愛
リジューレ伯爵家のリリウムは養女を理由に家を追い出されることになった。姉リリウムの婚約者は妹ロサへ譲り、家督もロサが継ぐらしい。 「お父様も、お母様も、わたくしが妖精姫だとすっかりお忘れなのですね? 今まで莫大な幸運を与えてきたことに気づいていなかったのですね? それなら、もういいです。わたくしはわたくしで自由に生きますから」 リリウムは家を出て、新たな人生を歩む。一方、リジューレ伯爵家は幸運を失い、急速に傾いていった。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」 公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。 死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」 目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。 「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」 隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。 そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……? 「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」 資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。

処理中です...