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体調

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フランクは、ユイカを離さなかった。

「もうダメっ。」

「ダメじゃないよ。まだ治んない。」

「んっ。もう寝かせて。んっお願い。」

「クィーン様は、体力もすごいよね?
ユイカ、、なんで?
俺もっと味わいたいよ。」

「剣とは違うっ。フランクがおかしい。おかしすぎる。んっ」

「仕方ないよ。好きが止まらないんだもん。。わかった?俺の気持ち?」

「わかったから。お願い。」

「なら俺のために生きて。絶対俺のところに帰ってきて。約束できる?」


「約束する。絶対フランクの元に帰ってくるから。」

「わかってくれたんだね。じゃあ、これで終わりにするね。ちゃんと受け止めてね。」
フランクは嬉しかった。俺のために生きてくれることを約束してくれた事を。

「ユイカ。ユイカ。好きっ。俺を呼んで。」
フランクも気持ちいいし、心も満たされていた。

「フランクっ。んああっ。好きっ。フランク。離さないでっ。んんっ。」

声をあげて、そのまま眠っていった。

ユイカは、翌朝遅めに起きた。
フランクは、隣にいなかった。
「フランク?」

ちょうどその時に部屋に入ってきた。

「おはよっ起きた?大丈夫?湯浴みしようか。」

「おはよっ。湯浴みしたいけど、、、」

「どうしたの?」 

ユイカは立てなかった。

「フランクっ。」
甘い声で俺を呼ぶ。
可愛かった。

「お姫様。湯浴みに行きましょうね。」
抱っこして、湯浴みをした。

「フランク、、また眠っていい?一緒に寝てほしい」

「お腹は?食べてから寝よ。軽いもの作ってあるから。」

「うん。」

卵サンドとコーンスープ。

喜んで食べてくれた。
「美味しい。」

ミントティを飲んでもらった。

そして、ベットに入ると抱きついてきた。

抱きしめて髪を撫でると、すぐに力が抜けた。
安心しきっているのが嬉しい。
倒れたときでさえ、ビリビリとした気があった。

それが今は完全にない。

やっと普通の生活ができるようになったんだろうな。

本当は毎日抱きたいけど、
思ったより体力がない。そのことが、普通の女の子だ。


俺は、数年頑張って騎士団の事務的な仕事を覚えて、ユイカの補佐ができればいいな。
攻撃は、俺は、あまり得意ではないな。
ユイカたちと比べるとかなり普通だ、、
それなら、ユイカのために作りたいな。
美味しいものを食べていなかった分食べさせたい。


それにしてもよく寝るな。
今までこんなに寝たことがあるのか?



次の日騎士団に行くと、クィーンは、体が軽かった。
「何これ?気分がスッキリ。太陽が気持ちいい。」

魔剣から
「結婚が吉と出るか凶と出るか楽しみだったが、吉だったな。フランクと結婚できてよかったな。」

「うん。良かったよ。フランクのご飯も美味しいの。とても料理上手なんだよ。」


いつも以上に体が動いた。
安心して眠ることなんてなかったから、
睡眠って大事だとわかった。

今までよりユイカは、体が動いた。
結婚してさらに強くなった。




 
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