【完結】29国一金持ちの娘達は、幸せを掴めるのでしょうか?

華蓮

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婚約交換

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「ちょっと待て、
後継ぎたいと言ったのは、キラリだぞ。」

「そんなこと言いましたか?ナラリが継げばいいのよ。今から教えたらいいのよ。わたしでもできたのに、ナラリならできるでしょ。」

「そうね。ナラリならいいわ。」

「ちょっと待ちなさい。次女であるサラリが継ぐべきだろ。」

お母様は、わたしが答える前に言いだした。

「サラリは出て行くのよ。その予定は変わらない。ナラリが継ぐのよ。」

「はい。お父様、大丈夫です。」
お母様は、私を嫌っている。この家にいない方がいい。

「お姉さまは似合っていますわ。ハヤト様とお似合いよ。」
くすくすと妹が言う。

お父様は、ため息をつきながら、

「ビスコ様はキラリを嫁にもらってくれるんだね。」

「はい。伯爵令嬢は代わりないですし、うちに来てもらえるなら、問題ないです。」

「わかった。ハヤト様とは婚約解消にしてもらうが、慰謝料を払うからな。それでいいな。キラリ」

「はい。ハヤト様には、お金を払っておいてください。多めに。私の悪口を言われてはかないませんから。」

「わかった。」

ビスコ様が帰っていき、
三人で仲良く喋っていた。

「サラリがいなくなれば、私たちは、気持ちが楽だわ。これでこの家のお金は、私たちが、全て使えるのよ。」

お父様は、聞いていた。3人の会話を、、、


その後、執務室に呼ばれた。


「サラリすまない。お前が俺に似てしまったから、、、目が悪いなんて、、、メガネをさせてしまって、、、」

「お母様は、私の顔が嫌いと言って幼き頃にメガネを与えました。外したら怒られたのです。」

「目が悪くないのか?」

「はい。伊達メガネです。あのお父様。メガネは外すつもりはありません。
私の中身を見てほしいのです。
ハヤト様に迷惑をかけてしまってはいけませんから、わたしとの婚約は進めないで下さい。
私は、家を出ようと思います。」

「ダメだ。私の大事な娘だよ。」

「この家から早く出た方がいいと思います。幸い、お父様に頂いた小遣いはためてあります。会社を作ろうとおもいます。」

「ドレスを何着か買うぐらいの金額しか、、渡していないだろ?」

「お父様、お母様やお姉様のドレスの金額はかなり高いのですよ。」

「そうなのか?なぁ。ハヤト様に一度あってみないか?
婿入りは無くなるから、あちらもどうするかわからないけど、会うだけ会ってみてくれないか?」

「わかりました。お父様に任せます。でも、多分私の容姿にがっかりされますよ。」


サラリは、結婚しなくてもいい。とりあえずこの家から出たい。
でもお父様が心配するのはわかるから、素直にハヤト様に会うことにする。


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