【完結】29国一金持ちの娘達は、幸せを掴めるのでしょうか?

華蓮

文字の大きさ
46 / 46

夜会4

しおりを挟む
「お姉様は、ビスコ様をサラリお姉様から奪ったのに、幸せになれなかったのですね。」


「ナラリ!妹のくせに、、、偉そうな。」

「もうあなたの妹ではありません。あなた方は、私をすてました。いらないと、、、」



「ナラリ。あなたのことは、大事な娘よ。あの時は、少しおかしかったの。あなたはキラリとナラリは私の大事な娘よ。」
愛しそうにナラリを見る



ナラリは、安心したような声で、「お母様」
と言うと、母は、ほっとしたような顔をした。

ああ。言葉だけね。自分が助かりたいから。


「サラリお姉様は、お母様の中では、娘ではないのですね」

「サラリは、私の娘ではあるわ。、でも、私に似ていない。顔も性格も。だから、合わないのよ。ナラリは私に似て可愛いでしょう、、、」


「お母様は、サラリお姉様をずっと愛さなかったのですね。可愛そう。。」

「サラリなんて可哀想と思わないわ。」

「可哀想なのはお母様ですよ。」

「何!!」

「お母様が本当の愛を知らないのですもの。キラリお姉様もそうですよね?」

「愛より、お金よ」

「お母様もお姉様は、愛よりお金と言うけれど、どちらもありませんよね?今、お金が残っていますか?あなたが嫌っているサラリお姉様は、ハヤト様の愛を得て、仕事もうまくいって、収入もお父様並みにあります。」


「サラリ。私たちを養いなさい。、私の娘でしょう」

お父様が鬼の形相で、お母様を睨んでいた。

「お父様大丈夫です。」


「私は、幼い頃、お姉様が羨ましかった。お母様に愛さられ、褒められていた。私は何をしても、褒めてくれなかった。辛かったわ。でも、そんな気持ちは早いうちに捨てたのよ。もう、あの頃の私じゃないし、あなたのことを母と思えないの。母がいなくても私は何も支障がなかった。だって元から私は、いなかったもの。私は、婚約交換になる時、1人で生きていくつもりだった。でも、ハヤト様と出会い、私に幸せをくれた。愛を教えてくれた。」


ハヤト様が、抱きしめてくれた。
「良かったよ。」




母と姉は、父が用意した屋敷で暮らした。
今までのような生活ができるわけなく、毎日質素な生活に、仕事をしている。

街のみんなからは冷たくされた。

「なんで私がこんな目に合わないといういけないの?」

見た目も、老けて、輝きがなくなり、
母と喧嘩をしながら、過ごしている。


サラリと、ハヤトは、変わらずに仲が良く、
ナラリにも子供ができた。

お父様は、孫たちに囲まれて、野菜を作っている。

みんなが、笑っている。

サラリとナラリは、幸せを掴むことができたのでした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最後までお付き合いくださりありがとうございます。


 



しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

冷徹公爵の誤解された花嫁

柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。 冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。 一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。

【完結】番としか子供が産まれない世界で

さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。 何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。 そんなニーナが番に出会うまで 4話完結 出会えたところで話は終わってます。

【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました

八重
恋愛
※発売日少し前を目安に作品を引き下げます 修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。 その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。 彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。 ラルスは容姿端麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。 一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。 必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。 なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ── そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。 これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。 ※小説家になろうが先行公開です

契約結婚の相手が優しすぎて困ります

みみぢあん
恋愛
ペルサル伯爵の婚外子リアンナは、学園に通い淑女の教育を受けているが、帰宅すれば使用人のような生活をおくっていた。 学園の卒業が近くなったある日、リアンナは父親と変わらない年齢の男爵との婚約が決まる。 そんなリアンナにフラッドリー公爵家の後継者アルベールと契約結婚をしないかと持ちかけられた。

騎士団長のアレは誰が手に入れるのか!?

うさぎくま
恋愛
黄金のようだと言われるほどに濁りがない金色の瞳。肩より少し短いくらいの、いい塩梅で切り揃えられた柔らかく靡く金色の髪。甘やかな声で、誰もが振り返る美男子であり、屈強な肉体美、魔力、剣技、男の象徴も立派、全てが完璧な騎士団長ギルバルドが、遅い初恋に落ち、男心を振り回される物語。 濃厚で甘やかな『性』やり取りを楽しんで頂けたら幸いです!

余命僅かな大富豪を看取って、円満に未亡人になるはずでした

ぜんだ 夕里
恋愛
傾きかけた家を救うため、私が結んだのはあまりにも不謹慎な契約――余命いくばくもない大富豪の辺境伯様と結婚し、彼の最期を穏やかに看取ることで莫大な遺産を相続する、というものだった。 しかし、人の死を利用して富を得るなど不正義! そう考えた私が立てたのは、前代未聞の計画。 「そうだ、遺産が残らないくらい贅沢の限りを尽くしてもらえば、すべて丸く収まるじゃない!」

おばさんは、ひっそり暮らしたい

蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。 たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。 さて、生きるには働かなければならない。 「仕方がない、ご飯屋にするか」 栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。 「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」 意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。 騎士サイド追加しました。2023/05/23 番外編を不定期ですが始めました。

処理中です...