【完結】14★愛する人と一緒に居たい令嬢は愛人のいる王太子に嫁ぐ。

華蓮

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療養

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別荘に着いた。馬車の中では、眠っていてくれたから、別荘までは、歩いて移動ができた。

別荘の管理人たちに挨拶をし、
いつものシリアル様だった。

「お嬢様。ゆっくりしてください。ここには、、あなたを苦しめる者はいません。」

「ありがと、、、」

一度診察をしてもらわないといけなかったので、寝ている間に、してもらった。

少し栄養不足とストレスによる睡眠不足ですな。
1週間ほどゆっくりしたら回復すると思います。

ストレスの原因を取り除く方が一番良いかと思いますが、、、

リラックスできるように、ハーブティーと食欲が湧く美味しいものを食べさせてあげてください。

もし、眠れなかったらと睡眠薬を処方された。

メイカは、甘やかさないといけないと思った。シリアルは頑張り過ぎている。

王太子との愛を求められないなら、子種だけもらって、自分の子を育てたらいい。
そしたら、シリアル様は、大丈夫。
元気になったら、考えてもらえるといいな。とメイカは考えていた。


シリアルは、
ハーブティーだけでは、眠れなかった。
うなされている。

処方された睡眠薬を飲ませて、とりあえず体力回復しないといけない。

3日間、起きずに眠り続けた。
水分を取るだけ、起きて、眠りつづけた。
少し、話せる状態にはなったけど、寝てもらっている。

その時に、メイカは初めて聞いた。側妃のことを。
メイカは、腹が立ち、シリアル様が眠っている間に、王太子の側近を別荘に呼び出した。



「わざわざすみません。別荘までお越しいただき、私では、王太子殿下にお会いできませんので、」
メイカは、冷静に感情のない声を出した。

「いえ。何かありましたか?」

「王太子殿下は、シリアル様のことを職務だけのために本当に娶ったのでしょうか?」

「え?」

「そして、側妃様に、側妃様の苦手な職務をするだけ。子供は側妃様と作るそうなのですが、育てるのは、正妃だと言ったそうです。」

「え?そんなこと、、、王太子殿下には伺っていません。」

「あと、、シリアル様の部屋には、何もありませんよ。王太子殿下からの贈り物一つ。」

「そんなことは、、」

「王太子殿下からのドレスや宝石一つありません。全て、シリアル様が自分で持ってきたものです。わかりますか?」

そう。公爵も用意してくれなかったから、シリアル様は、全ての持ち物は自分で用意した。

「王太子は、用意されているとおもっていたのですが、、、」

「確かに職務をすることは前提でしたが、働かせすぎではありませんか?
私は、内容がわからないから、何をしてるかわかりませんが、多すぎませんか?

あの方は優秀だから、全てをこなしてしまいます。でも普通なら、あの量はあり得ません。」

「そんなことは、、、」

「シリアル様はいつも綺麗で、使用人も優しい人なんです。

私は、シリアル様を受け止めてくれる人を探したいと考えています。

王太子の今のような対応なら、シリアル様があまりにもかわいそうです。

別にかまいませんよね。
王太子さまも側妃だけいればいいのですから、興味もありませんよね?」

メイカは、怒っていた。隠すつもりもなかった。

「待ってください。王太子はそんな人では、、」

「でも、私が知る限り王太子殿下が、シリアル様と二人で話す機会さえありませんよ。
いつも側妃様お連れになり、ベタベタとしています。」

「お茶会とか、、」

「お茶会は、初め5分ほど、挨拶程度の話をしているとすぐに側妃がきますよ。
王太子とベタベタとしているところをシリアル様に、見せつけるのです。」

「そんな、、、」

「はっきりと申し上げます。シリアル様は、今、極度のストレスで、寝込んでいます。
王宮では、眠れず、
今睡眠薬を飲んで眠っています。

王宮では、食事も朝しかとっていません。今、回復させるために、こちらは一生懸命です。」

「正妃様は大丈夫なのですか?」

「正直、悲鳴をあげています。
もちろんシリアル様は、そんな風になっていることを他人には、絶対に見せませんから、誰も気がつきません。

親でさえ気がつきませんよ。
私が気がついても、してやれることは限られてるのです。。」


「申し訳ありせんでした。私に預からせてもらえませんか?
正妃様には、回復するまでゆっくりしてください。と。」

「すみません。侍女の分際で、こんなことを申し上げるべきではないことをわかっていますが、シリアル様を思うと私は、限界でした。」

「教えて頂きありがとうございます。」

王太子の側近は帰っていた。





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