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校舎の幽霊
青春の幽霊という怪談
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chapter8
結論を言おう、リフィエの提案は正しかった。事態は大幅に前進し、そしてより混迷を極めていた
状況を説明すると、エレベーターを使うことによって、無事あの無限に続く校舎からは脱出できた。できたのだが…
エレベーターが繋がったのは元の校舎ではなく、おそらく数十年前に建っていた1つ前の校舎だった
エレベーターが開くと、青空の広がっている屋上に繋がった
俺は念には念を入れて、しばらくエレベーターから降りなかったが、エレベーターがうんともすんともいわなくなり、仕方なく降りることにした
そして、お約束通りエレベーターから降りて振り向くと、エレベーターは普通の屋上の出入り口に変わっていた
今まで多くの怪奇現象と巡り会ってきたが、こんな状況は初めてだ。異常の異常だ。状況的には前進した…んだろうか?
問題は他にもある。それは、リフィエの安否だ。状況的に彼女もこの校舎にいるだろうから、できるだけ早く合流したい
状況を整理しながら俺は空を眺めていた。怪奇現象とは思えないほどの青い空。風も心地良く、さっきまでの怨霊達の湿っぽい雰囲気を飛ばしてくれる
すると、頭の方から扉が開く音が聞こえた。そして、足音が1歩、また1歩と俺に近づいてくる
そして、1人の少女の頭が俺の視界に「こんにちは」する。セーラー服を着こなす黒髪ロングの大和撫子…誰?
その少女のことを俺は知らなかった。出会ったことはない、記憶が曖昧な幼少期に会っていたのならごめんなさいだが、おそらくそれも違う
しかし彼女は、まるで友達に掛けるような優しい声で俺に声を掛けてきた…
「もう、授業始まるよ? 教室に戻ろ」
こういうときは、とりあえずのロールプレイ。相手に合わせて会話をする
「わかった、それじゃ戻るか」
俺は立ち上がり少女の後をおう。なぜなら俺は俺の行くべき教室が分からないからだ
口ぶりからして、おそらく俺と彼女はクラスメイトでそれなりに仲が良い設定なのだろう
彼女に付いていくと「1年4組」の教室にたどり着いた。ここが、俺のクラスらしい。そして教室に入り席を見渡していると、窓際の1番後ろの席に目が吸い寄せられた
正確には、その席に置かれていた俺のペンケースに
何の変哲もない細長のペンケース。誰が持っていてもおかしくないし、100人中20人ぐらいが持っていてもおかしくないような普通なもの
しかし、分かる。あれは俺のペンケースだ。受験勉強の最中、見舞われた多くの怪談を共に乗り越えた学生時代最大の相棒を見間違う訳がない
つまり、俺の席は現実と同じで、この異界でも窓際の1番後ろの席ということになる
そして、ずっと付いていっていた黒髪の大和撫子が、俺の隣の席に座った。そして、席に着かない俺のことを不思議そうに見てきた
「どうしたの? 体調悪い?」
「いや、なんでもない」
俺は早足で席に着く。そして、机の横に学生鞄が掛けられていることに気がついた
鞄を空けると、中には水筒や教科書、ノートなどの学生必需品が入っていた。俺は周囲のクラスメイトを確認して同じ教科書と、それに付随するノートを取り出す
そのタイミングで、ちょうど授業の始まりを知らせるチャイムが鳴った。先生らしき人物が教室の前の方の入り口から入ってきて、授業を開始する
向かしながらの号令から始まり、数学の授業が始まる
なぜ俺は異界で数学の授業を受けているのだろう。まだ本当の高校でも普通の授業を受けてないのに…
そして、俺は本当に50分ミッチリと数学の授業を受けさせられた。ちゃんとノートも取ったし、それなりに分からないところもあった
そして次の授業までの準備時間。俺は時間割りを見に行った。数学は週に3回、月曜4時間目、水曜5時間目、そして木曜の5時間目…
昼休みは4限の後であるため、おそらく今日は水曜か木曜…水曜日なら5限までなのだが、他のクラスメイトのダルそうな顔を見るにそうとは思えない
つまり、今日は木曜日。そして、次の授業は日本史みたいだ。明日、金曜日の1限は国語
忘れないよう、俺はポケットからスマホを取り出し写真を撮る。そうして席に戻り、鞄から日本史の教科書とノートを取り出し、スマホで色々確認する
スマホは依然として『圏外』と表示されており、機能は制限されている。そして、今回の異変に巻き込まれてから一切充電が減っていない
これは無限校舎の時からそうだったのだが、この場所でもそうならば、本質的には同じ場所なのかもしれない
そして、この場における最大の異変はこのクラスメイト達だ
誰も居ない昔の校舎に飛ばされるなら分かる。しかし、今のところここは普通の学校だ。普通の青春が送られている
この瞬間にスマホが壊れて記憶喪失になれば、何一つ疑問に思わずここでの青春を謳歌し始めてもおかしくないほどには異常な普通だ
状況と俺達の作り出した解釈に当てはめるならば、このクラスメイト達は『校舎に溜まっている残留思念』ということになる
しかし、それでも、それはこの状況の理由にはならない。実際、俺達のこじつけは怨霊の登場という結果は引き起こせたが、それで異世界は作られない
だとすれば、この異世界はもっと本質的なもの。俺達の解釈を当てはめるよりも前からあった、この異変の本来の形に関係しているのかもしれない
幸い、あの無限の校舎より、失われたはずの校舎の方が集められる情報は多い。問題は、どれだけ自由に行動できるかだ
下校時刻になったらどうなる?
俺には帰るべき家があるのか?
この世界はいつまで続く?
このあたりは、早い段階で知っておきたい。特にロールプレイを続けるならば、真ん中の「帰るべき家があるのか」は知っておきたい
あと、夜に校舎に入れるのなら入りたい。きっと…いや、必ず良い情報源と接触できる
俺はこれからの方針と、できる限りの解釈と考察をノートに書いていく。そうしているうちに日本史の授業は終わっていた
♡◇♡◇
chapter9
日本史は基本的に中学と範囲は変わらないため、それなりに楽な方の科目に思う。受験で選択していたらなおのことだ
まあ、そんなことは良いとしてだ。俺は今、隣の席の黒髪大和撫子と共に帰路についていた。ついてしまっていた
この異界は学校の校舎だけではなく、その周囲を取り巻く町すらも、異界の範囲内だった
これにより、やれること、知りたいことが格段に多くなった。これは、かなりの長期戦となりそうだ
現実と時間の流れが違うことを願うばかりだ。浦島太郎みたいなのはごめんだぞ
しかし、どこか周囲の町からは現実のコンクリートジャングルの面影を感じる。これが校舎の幽霊の仕業ならば、ここは過去の町並みの幽霊ってとこか
あれ…? それなら俺…帰れる家…あるんじゃね?
偶然なのか、彼女と俺の足取りは俺の帰るべき場所に向かっていた。現実の俺の家…『神継神社』へと
俺を養子に迎えてくれた神継家は歴史の長い神社で、この町の幽霊が何十年前だとしても、あの町ならば存在しているはず…
けど、おそらく家族は誰も居ないだろう。もちろん、ご先祖様の幽霊が暮らしている訳でもない
俺達が商店街を通りすぎる中、横目で町の住民を観察したが…おそらく量産型のモブだ。同じ顔の人物が何人も見掛けた
それに対して、校舎で見掛けた生徒達は誰1人として同じ顔の学生はいなかった。学生達は本当の幽霊で、町の住人は彼らの劇を盛り上げる人形なのだろう
そして、彼ら学生達は自らが幽霊であり、すでに青春が過ぎ去ったことに気がついていないまま、青春の劇を続けている
俺とリフィエは、おそらくそれに巻き込まれたのだろう。リフィエがこの異界に居るかは分からないけど…
商店街を突っ切り、住宅街に入ってからの何個目かの十字路で、俺と共に無言で帰っていた黒髪大和撫子が「それじゃあ、わたしはこっちだから」と言って、俺とは反対方向に向かって歩いていった
彼女は下校中に一言も話し掛けてこなかった。俺から話し掛けようにも、今は情報が少なすぎる
それに何より、俺は彼女の知り合いという設定らしい。しかし俺は、彼女の名前すら…知らない
結論を言おう、リフィエの提案は正しかった。事態は大幅に前進し、そしてより混迷を極めていた
状況を説明すると、エレベーターを使うことによって、無事あの無限に続く校舎からは脱出できた。できたのだが…
エレベーターが繋がったのは元の校舎ではなく、おそらく数十年前に建っていた1つ前の校舎だった
エレベーターが開くと、青空の広がっている屋上に繋がった
俺は念には念を入れて、しばらくエレベーターから降りなかったが、エレベーターがうんともすんともいわなくなり、仕方なく降りることにした
そして、お約束通りエレベーターから降りて振り向くと、エレベーターは普通の屋上の出入り口に変わっていた
今まで多くの怪奇現象と巡り会ってきたが、こんな状況は初めてだ。異常の異常だ。状況的には前進した…んだろうか?
問題は他にもある。それは、リフィエの安否だ。状況的に彼女もこの校舎にいるだろうから、できるだけ早く合流したい
状況を整理しながら俺は空を眺めていた。怪奇現象とは思えないほどの青い空。風も心地良く、さっきまでの怨霊達の湿っぽい雰囲気を飛ばしてくれる
すると、頭の方から扉が開く音が聞こえた。そして、足音が1歩、また1歩と俺に近づいてくる
そして、1人の少女の頭が俺の視界に「こんにちは」する。セーラー服を着こなす黒髪ロングの大和撫子…誰?
その少女のことを俺は知らなかった。出会ったことはない、記憶が曖昧な幼少期に会っていたのならごめんなさいだが、おそらくそれも違う
しかし彼女は、まるで友達に掛けるような優しい声で俺に声を掛けてきた…
「もう、授業始まるよ? 教室に戻ろ」
こういうときは、とりあえずのロールプレイ。相手に合わせて会話をする
「わかった、それじゃ戻るか」
俺は立ち上がり少女の後をおう。なぜなら俺は俺の行くべき教室が分からないからだ
口ぶりからして、おそらく俺と彼女はクラスメイトでそれなりに仲が良い設定なのだろう
彼女に付いていくと「1年4組」の教室にたどり着いた。ここが、俺のクラスらしい。そして教室に入り席を見渡していると、窓際の1番後ろの席に目が吸い寄せられた
正確には、その席に置かれていた俺のペンケースに
何の変哲もない細長のペンケース。誰が持っていてもおかしくないし、100人中20人ぐらいが持っていてもおかしくないような普通なもの
しかし、分かる。あれは俺のペンケースだ。受験勉強の最中、見舞われた多くの怪談を共に乗り越えた学生時代最大の相棒を見間違う訳がない
つまり、俺の席は現実と同じで、この異界でも窓際の1番後ろの席ということになる
そして、ずっと付いていっていた黒髪の大和撫子が、俺の隣の席に座った。そして、席に着かない俺のことを不思議そうに見てきた
「どうしたの? 体調悪い?」
「いや、なんでもない」
俺は早足で席に着く。そして、机の横に学生鞄が掛けられていることに気がついた
鞄を空けると、中には水筒や教科書、ノートなどの学生必需品が入っていた。俺は周囲のクラスメイトを確認して同じ教科書と、それに付随するノートを取り出す
そのタイミングで、ちょうど授業の始まりを知らせるチャイムが鳴った。先生らしき人物が教室の前の方の入り口から入ってきて、授業を開始する
向かしながらの号令から始まり、数学の授業が始まる
なぜ俺は異界で数学の授業を受けているのだろう。まだ本当の高校でも普通の授業を受けてないのに…
そして、俺は本当に50分ミッチリと数学の授業を受けさせられた。ちゃんとノートも取ったし、それなりに分からないところもあった
そして次の授業までの準備時間。俺は時間割りを見に行った。数学は週に3回、月曜4時間目、水曜5時間目、そして木曜の5時間目…
昼休みは4限の後であるため、おそらく今日は水曜か木曜…水曜日なら5限までなのだが、他のクラスメイトのダルそうな顔を見るにそうとは思えない
つまり、今日は木曜日。そして、次の授業は日本史みたいだ。明日、金曜日の1限は国語
忘れないよう、俺はポケットからスマホを取り出し写真を撮る。そうして席に戻り、鞄から日本史の教科書とノートを取り出し、スマホで色々確認する
スマホは依然として『圏外』と表示されており、機能は制限されている。そして、今回の異変に巻き込まれてから一切充電が減っていない
これは無限校舎の時からそうだったのだが、この場所でもそうならば、本質的には同じ場所なのかもしれない
そして、この場における最大の異変はこのクラスメイト達だ
誰も居ない昔の校舎に飛ばされるなら分かる。しかし、今のところここは普通の学校だ。普通の青春が送られている
この瞬間にスマホが壊れて記憶喪失になれば、何一つ疑問に思わずここでの青春を謳歌し始めてもおかしくないほどには異常な普通だ
状況と俺達の作り出した解釈に当てはめるならば、このクラスメイト達は『校舎に溜まっている残留思念』ということになる
しかし、それでも、それはこの状況の理由にはならない。実際、俺達のこじつけは怨霊の登場という結果は引き起こせたが、それで異世界は作られない
だとすれば、この異世界はもっと本質的なもの。俺達の解釈を当てはめるよりも前からあった、この異変の本来の形に関係しているのかもしれない
幸い、あの無限の校舎より、失われたはずの校舎の方が集められる情報は多い。問題は、どれだけ自由に行動できるかだ
下校時刻になったらどうなる?
俺には帰るべき家があるのか?
この世界はいつまで続く?
このあたりは、早い段階で知っておきたい。特にロールプレイを続けるならば、真ん中の「帰るべき家があるのか」は知っておきたい
あと、夜に校舎に入れるのなら入りたい。きっと…いや、必ず良い情報源と接触できる
俺はこれからの方針と、できる限りの解釈と考察をノートに書いていく。そうしているうちに日本史の授業は終わっていた
♡◇♡◇
chapter9
日本史は基本的に中学と範囲は変わらないため、それなりに楽な方の科目に思う。受験で選択していたらなおのことだ
まあ、そんなことは良いとしてだ。俺は今、隣の席の黒髪大和撫子と共に帰路についていた。ついてしまっていた
この異界は学校の校舎だけではなく、その周囲を取り巻く町すらも、異界の範囲内だった
これにより、やれること、知りたいことが格段に多くなった。これは、かなりの長期戦となりそうだ
現実と時間の流れが違うことを願うばかりだ。浦島太郎みたいなのはごめんだぞ
しかし、どこか周囲の町からは現実のコンクリートジャングルの面影を感じる。これが校舎の幽霊の仕業ならば、ここは過去の町並みの幽霊ってとこか
あれ…? それなら俺…帰れる家…あるんじゃね?
偶然なのか、彼女と俺の足取りは俺の帰るべき場所に向かっていた。現実の俺の家…『神継神社』へと
俺を養子に迎えてくれた神継家は歴史の長い神社で、この町の幽霊が何十年前だとしても、あの町ならば存在しているはず…
けど、おそらく家族は誰も居ないだろう。もちろん、ご先祖様の幽霊が暮らしている訳でもない
俺達が商店街を通りすぎる中、横目で町の住民を観察したが…おそらく量産型のモブだ。同じ顔の人物が何人も見掛けた
それに対して、校舎で見掛けた生徒達は誰1人として同じ顔の学生はいなかった。学生達は本当の幽霊で、町の住人は彼らの劇を盛り上げる人形なのだろう
そして、彼ら学生達は自らが幽霊であり、すでに青春が過ぎ去ったことに気がついていないまま、青春の劇を続けている
俺とリフィエは、おそらくそれに巻き込まれたのだろう。リフィエがこの異界に居るかは分からないけど…
商店街を突っ切り、住宅街に入ってからの何個目かの十字路で、俺と共に無言で帰っていた黒髪大和撫子が「それじゃあ、わたしはこっちだから」と言って、俺とは反対方向に向かって歩いていった
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