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第一章【予知者】覚醒
第3話 借金 5059万7483ゴル
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追放されて約4ヶ月。
この日、ニクラスはある覚悟をしていた。
それは、何がなんでも一緒に採集に行くこと。
「ダメだって言ってるだろ。」
「でも、僕のせいでこんな目に遭ってるのに、自分だけ何もしないなんて辛いよ!」
「ニクラス、何度も言うけど、あなたのせいじゃないわ。」
「だって僕がジョブなんて覚醒しなければ、あの村で仲良く過ごせてたのに!
お願いだから連れて行ってください!」
「ダメだ。」
「じゃあ、父さんと母さんが出かけてる間、1人で依頼を受けて別の場所に採集に行く。」
「な!?
ダメよ!
そんなこと!」
「それなら一緒に連れて行ってよ!」
いつもと似たようなやりとりだが、この日、ニクラスは絶対に引かなかった。
「お願いだよ…。
2人に大変な思いさせて、自分だけ何もしないのが、死にそうなくらい辛いんだよ…。」
「ニクラス…。」
生活のため、自分のため、両親のため…。
ニクラスはどうしても一緒に行きたかった。
ほんのちょっとではあるが、アイテムのためでもあった。
どんなしょうもないアイテムでもいいから触りたい、使いたい。
外に出たら、もしかしたら何か拾えるかも!
そんな欲望も少なからずあったのだ。
「しょうがないな…。」
「あなた!?」
「まあいつかはやらなければいけないことだ。
確かに何もしないのは辛いだろうし、勝手に外に出て危険な目にあったら大変だ。」
「でも…。」
「ニクラス。
その代わり、何があっても負けないと約束しろ。
何を言われても、どんな目にあっても、自分を強く持つと。
自分に…、負けないと。」
「わ、わかった!
ありがとう!
父さん、母さん!!」
喜ぶニクラスと対照的に、ロニーとイーリスの表情は暗かった。
次の日、3人はギルドへ向かった。
まずは、ニクラスの冒険者登録をするため受付へ。
必要事項を用紙へ記入していく。
「では、この水晶玉に手で触れてください。」
身元確認はないが、ジョブの確認はあるのだ。
一瞬躊躇するニクラス。
そっと水晶玉に手を伸ばす。
「ジョブ持ちですね。
え…?
特級職の…【予知者】!?」
受付嬢が大きな声を出す。
「ちょっと、大きな声で言わないでください!」
イーリスが受付嬢をとがめる。
しかし、受付嬢は悪びれない態度。
「あなたがあの…、【よた野郎】ね。」
その言葉にイーリスが熱くなる。
「ギルドの受付でそんなこと言うなんて、失礼じゃないですか!?」
「はい?
この国の人間を騙してたのはそちらですよね?
あなたたち2人もそれをわかってたから今までその【よた野郎】をつれてこなかったんですよね?
一体どういうつもりで連れてきたのかしら?
…ああ、借金で首が回らないからしょうがなく連れてきたのね。」
完全に喧嘩腰の受付嬢。
イーリスとロニーが食ってかかろうとしたその時。
「皆さんに嫌な思いをさせてしまってすみません。
迷惑をおかけしたので、自分も少しずつでも借金を返したいんです。
登録させてもらえませんか?」
わずか11歳のニクラスが、明らかに威嚇してきている大人に対してしっかりと自分の思いを伝えた。
受付嬢のこめかみがピクッと動く。
「ふん…。
まあ仕事だから登録はするけどね。
せいぜい働いて借金返すことね。」
「ありがとうございます。」
「ニクラス…。」
イーリスはニクラスを抱きしめた。
父に言われた「自分を強く持つ」約束を守っているのだ。
我が子を誇りに思うと同時に、思わず言い合ってしまった自分を恥じた。
3人は登録が終わり、薬草採集の依頼を受け、出口に向かって歩き出した。
ドタッ!
「うっ!」
先頭を歩くロニーがつまずいて転んでしまった。
「…ククク。」
テーブルに座っていた冒険者がいやらしい笑いを浮かべてこっちを見ている。
足元を見ると、ロニーに足をひっかけていた。
「何するんですか!?」
ニクラスが冒険者に向かって叫ぶ。
「ニクラス、やめるんだ。」
起き上がったロニーが制止する。
「いや~、あんまり面白かったもんだからな。
まさか【ノービス】の2人の子どもが【よた野郎】だったなんて!」
「「ぎゃっはっはっは!!!」」
周りにいた冒険者も笑い出す。
「【ノービス】で冒険者やるなんて頭のおかしいやつしかいねえと思ってたら、息子が話題の犯罪者だったとは!
だから両親もまともな仕事につけねえわけだ!」
その冒険者は立ち上がり、ニクラスの前まで近づいてきた。
「俺はいつもおめえたちのことを思ってアドバイスしてやってるんだぜ?
【ノービス】で冒険者は危ねえから他の仕事にしなってな。
おめえの母ちゃんはまだ若えから、股を開けばもう少し稼げるぞ?
ただ、風呂に入らねえと、臭くて誰も相手しねえがな!」
「ヒーっヒッヒ…!
腹いてえ…!!」
「何言ってんだよ、バルドゥル!
本当はおめえが抱きてえんだろ?
はははっ!」
「バカ言うな!
こんな女、金もらっても願い下げだ!」
「うああああ!!」
母を侮辱するバルドゥルに対して、ニクラスは我慢できずに食ってかかった。
「おっと。」
バルドゥルは下級職だがジョブ持ち。
ニクラスが飛びかかってきたところでなんともない。
だが笑った拍子で、他の冒険者の置いた足にバルドゥルの足が引っかかった。
バルドゥルは思わず後ろに倒れ、盛大に尻餅をついた。
「おいおい!
【よた野郎】にバルドゥルがやられちまったよ!」
「ハハハハハ…!
これ以上笑わせないでくれ!」
周りの冒険者たちが転んだバルドゥルを煽る。
先程のにやけた表情が消え、血管から血が出そうなほど怒り心頭なバルドゥルが静かに立ち上がる。
「…何してくれてんだゴルァァア!!!」
ニクラスを殴りつけようとした拳がロニーの背中にめり込む。
「うぐっ…!」
そのまま倒れ込むロニーとニクラス。
「やめてください!」
ロニーと共にニクラスを庇うイーリス。
「クソッタレが!」
バルドゥルがロニーとイーリスを蹴りつける。
【戦士】のジョブを持った冒険者が本気で攻撃すれば、【ノービス】はあっけなく死んでしまう。
流石に殺すことは犯罪となりできないため手加減をしているが、それでも【ノービス】にとっては強烈な暴行。
仕事だからしょうがないといった様子でギルド職員が止めにきたが、ロニーとイーリスは大きな怪我を負ってしまった。
結局その日は採集依頼を受けることはできず、家に帰った。
「うう…。
父さん、母さん、ごめんなさい…。」
「ニクラス、あなたはちっとも悪くないわ。
母さんのために怒ってくれてありがとう。」
「あの巨漢に向かっていけるなんてすごいぞ。
お前はいつかきっとすごい男になる。
絶対に負けるんじゃないぞ。」
満身創痍になりながらも、ロニーとイーリスはニクラスに優しく語りかけた。
ニクラスは涙を流しながら、眠りについた。
この日、ニクラスはある覚悟をしていた。
それは、何がなんでも一緒に採集に行くこと。
「ダメだって言ってるだろ。」
「でも、僕のせいでこんな目に遭ってるのに、自分だけ何もしないなんて辛いよ!」
「ニクラス、何度も言うけど、あなたのせいじゃないわ。」
「だって僕がジョブなんて覚醒しなければ、あの村で仲良く過ごせてたのに!
お願いだから連れて行ってください!」
「ダメだ。」
「じゃあ、父さんと母さんが出かけてる間、1人で依頼を受けて別の場所に採集に行く。」
「な!?
ダメよ!
そんなこと!」
「それなら一緒に連れて行ってよ!」
いつもと似たようなやりとりだが、この日、ニクラスは絶対に引かなかった。
「お願いだよ…。
2人に大変な思いさせて、自分だけ何もしないのが、死にそうなくらい辛いんだよ…。」
「ニクラス…。」
生活のため、自分のため、両親のため…。
ニクラスはどうしても一緒に行きたかった。
ほんのちょっとではあるが、アイテムのためでもあった。
どんなしょうもないアイテムでもいいから触りたい、使いたい。
外に出たら、もしかしたら何か拾えるかも!
そんな欲望も少なからずあったのだ。
「しょうがないな…。」
「あなた!?」
「まあいつかはやらなければいけないことだ。
確かに何もしないのは辛いだろうし、勝手に外に出て危険な目にあったら大変だ。」
「でも…。」
「ニクラス。
その代わり、何があっても負けないと約束しろ。
何を言われても、どんな目にあっても、自分を強く持つと。
自分に…、負けないと。」
「わ、わかった!
ありがとう!
父さん、母さん!!」
喜ぶニクラスと対照的に、ロニーとイーリスの表情は暗かった。
次の日、3人はギルドへ向かった。
まずは、ニクラスの冒険者登録をするため受付へ。
必要事項を用紙へ記入していく。
「では、この水晶玉に手で触れてください。」
身元確認はないが、ジョブの確認はあるのだ。
一瞬躊躇するニクラス。
そっと水晶玉に手を伸ばす。
「ジョブ持ちですね。
え…?
特級職の…【予知者】!?」
受付嬢が大きな声を出す。
「ちょっと、大きな声で言わないでください!」
イーリスが受付嬢をとがめる。
しかし、受付嬢は悪びれない態度。
「あなたがあの…、【よた野郎】ね。」
その言葉にイーリスが熱くなる。
「ギルドの受付でそんなこと言うなんて、失礼じゃないですか!?」
「はい?
この国の人間を騙してたのはそちらですよね?
あなたたち2人もそれをわかってたから今までその【よた野郎】をつれてこなかったんですよね?
一体どういうつもりで連れてきたのかしら?
…ああ、借金で首が回らないからしょうがなく連れてきたのね。」
完全に喧嘩腰の受付嬢。
イーリスとロニーが食ってかかろうとしたその時。
「皆さんに嫌な思いをさせてしまってすみません。
迷惑をおかけしたので、自分も少しずつでも借金を返したいんです。
登録させてもらえませんか?」
わずか11歳のニクラスが、明らかに威嚇してきている大人に対してしっかりと自分の思いを伝えた。
受付嬢のこめかみがピクッと動く。
「ふん…。
まあ仕事だから登録はするけどね。
せいぜい働いて借金返すことね。」
「ありがとうございます。」
「ニクラス…。」
イーリスはニクラスを抱きしめた。
父に言われた「自分を強く持つ」約束を守っているのだ。
我が子を誇りに思うと同時に、思わず言い合ってしまった自分を恥じた。
3人は登録が終わり、薬草採集の依頼を受け、出口に向かって歩き出した。
ドタッ!
「うっ!」
先頭を歩くロニーがつまずいて転んでしまった。
「…ククク。」
テーブルに座っていた冒険者がいやらしい笑いを浮かべてこっちを見ている。
足元を見ると、ロニーに足をひっかけていた。
「何するんですか!?」
ニクラスが冒険者に向かって叫ぶ。
「ニクラス、やめるんだ。」
起き上がったロニーが制止する。
「いや~、あんまり面白かったもんだからな。
まさか【ノービス】の2人の子どもが【よた野郎】だったなんて!」
「「ぎゃっはっはっは!!!」」
周りにいた冒険者も笑い出す。
「【ノービス】で冒険者やるなんて頭のおかしいやつしかいねえと思ってたら、息子が話題の犯罪者だったとは!
だから両親もまともな仕事につけねえわけだ!」
その冒険者は立ち上がり、ニクラスの前まで近づいてきた。
「俺はいつもおめえたちのことを思ってアドバイスしてやってるんだぜ?
【ノービス】で冒険者は危ねえから他の仕事にしなってな。
おめえの母ちゃんはまだ若えから、股を開けばもう少し稼げるぞ?
ただ、風呂に入らねえと、臭くて誰も相手しねえがな!」
「ヒーっヒッヒ…!
腹いてえ…!!」
「何言ってんだよ、バルドゥル!
本当はおめえが抱きてえんだろ?
はははっ!」
「バカ言うな!
こんな女、金もらっても願い下げだ!」
「うああああ!!」
母を侮辱するバルドゥルに対して、ニクラスは我慢できずに食ってかかった。
「おっと。」
バルドゥルは下級職だがジョブ持ち。
ニクラスが飛びかかってきたところでなんともない。
だが笑った拍子で、他の冒険者の置いた足にバルドゥルの足が引っかかった。
バルドゥルは思わず後ろに倒れ、盛大に尻餅をついた。
「おいおい!
【よた野郎】にバルドゥルがやられちまったよ!」
「ハハハハハ…!
これ以上笑わせないでくれ!」
周りの冒険者たちが転んだバルドゥルを煽る。
先程のにやけた表情が消え、血管から血が出そうなほど怒り心頭なバルドゥルが静かに立ち上がる。
「…何してくれてんだゴルァァア!!!」
ニクラスを殴りつけようとした拳がロニーの背中にめり込む。
「うぐっ…!」
そのまま倒れ込むロニーとニクラス。
「やめてください!」
ロニーと共にニクラスを庇うイーリス。
「クソッタレが!」
バルドゥルがロニーとイーリスを蹴りつける。
【戦士】のジョブを持った冒険者が本気で攻撃すれば、【ノービス】はあっけなく死んでしまう。
流石に殺すことは犯罪となりできないため手加減をしているが、それでも【ノービス】にとっては強烈な暴行。
仕事だからしょうがないといった様子でギルド職員が止めにきたが、ロニーとイーリスは大きな怪我を負ってしまった。
結局その日は採集依頼を受けることはできず、家に帰った。
「うう…。
父さん、母さん、ごめんなさい…。」
「ニクラス、あなたはちっとも悪くないわ。
母さんのために怒ってくれてありがとう。」
「あの巨漢に向かっていけるなんてすごいぞ。
お前はいつかきっとすごい男になる。
絶対に負けるんじゃないぞ。」
満身創痍になりながらも、ロニーとイーリスはニクラスに優しく語りかけた。
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