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第二章 ダンジョン攻略編
第30話 借金 6804万3490ゴル
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数日後、2人はクレンカの町に戻ってきていた。
ニクラスの機嫌はずっと絶頂を迎えている。
「さーて!
これからがんばって稼がなきゃね!」
「うん!
がんばるよ!
レアアイテムも…欲しい!」
「でも、さすがにEランクダンジョンの2階層までじゃレアアイテムは手に入りにくいわよね。」
1回目で手に入ったのがかなりの幸運といえる。
「また影レオンを倒せないかな??」
「何回か行ったけど、結局最初の1匹しか出てこなかったわね。」
「…テレージアさん。」
「なに??」
「僕に1人で行かせてくれない!?」
「な!?
それはダメよー!ダメ、ダメ!」
「1人なら影レオンも現れると思うんだ!
だから、お願い!!」
「1対1なら倒せるようになったけど、敵が同時に何体も襲ってきたらまだ勝てないわ!」
「でも、3階層にもまだ行かせてもらえないんでしょ?
2階層じゃもうレベルも上がらなくなってきてるし、このままじゃなにもできないよ…。」
「う~ん…。
じゃあせめてまともな防具買ってからね!
皮の鎧じゃ即死よ!」
「だって買うお金なかったから…。」
「2階層でお金貯めましょう!
がんばればBランクの防具も買えるわ!」
「わかった!」
レアアイテムを見つける楽しみに比べたら劣るが、強い装備を買えるのも嬉しいニクラス。
Bランクモンスターの虹蛇の鱗を使った “虹蛇の帷子” を目標にした。
お値段300万ゴル。
特殊効果がない分、防御力は風衝の盾の基本防御力より高い。
もっとも、風衝の盾は魔力の3分の1も防御力(風の防壁)に加算されるので、Bランク冒険者が使えば、風衝の盾の方が防御能力は高いのだが。
Eランクダンジョンに行くこと30回。
やっと目標の300万ゴルが貯まった。
そしてニクラスのレベルが20まで上がった。
************
名前:ニクラス
Lv:17→20
HP:850→1000
MP:85→100
体力:85→100
力:85→100
素早さ:85→100(+80)
器用さ:85→100
魔力:85→100(+75)
************
武器:旋風刃
防具:皮の鎧
風障の盾
装飾:魔力の指輪
途中で1回の返済(約38万ゴル)もあり、思ったよりも時間がかかった。
マジックバッグのおかげで捗るのだが、同じようなモンスターを大量に納品したため、どんどん相場が下がっていったのだ。
影レオンみたいな珍しいモンスターも納品できず、買取の業者さんの顔がどんどん死んでいった。
この近辺にはFランクダンジョン、Eランクダンジョン、Dランクダンジョンが1つずつ。
Dランクダンジョンは厳しいし、Fランクダンジョンだと効率が悪い。
テレージアがメインで戦えばもっと効率的に稼げるのだが、彼女はニクラスが自分の力で戦うことにこだわっている。
できるだけ自立したいと思っているニクラスにとってもありがたい。
300万ゴルが貯まった次の日、お金を持って防具屋へ。
「こ、これが、僕のものに………!」
“虹蛇の帷子” を持つ手が震えるニクラス。
震えながら店員の元に持っていく。
「これ…ですか?
Bランクの防具になりますが…、よろしいでしょうか?」
非常に稀だが、14歳でもBランクの冒険者はいる。
しかし、なんというかニクラスには覇気のようなものが感じられない。
それもそのはず。
ステータス的にはよくてFランク。
下手したらGランクだ。
ないものを感じられるはずがない。
「これでお願いします!」
満面の笑みで代金の300万ゴルを差し出すニクラス。
「あ、ありがとうございます。」
こんな大金を!?と思う店員だったが、お金を払ってもらえれば問題はない。
ニクラスは、無事 ”虹蛇の帷子” を手に入れた。
「やった!!!
テレージアさん、ありがとう!!」
入口で見守っていたテレージアとハイタッチを交わす。
嬉しそうなニクラスを見てテレージアも満足そうだ。
「早速装備してみたら?」
「うん!」
皮の鎧を脱ぎ、”虹蛇の帷子” を着るニクラス。
「うおーー!!
かっこいい!!!」
派手な虹色ではなく、よく見ると虹色の模様が鈍く光る。
性能に反して軽いので、素早さを落としたくないニクラスにとってまさにピッタリの防具だった。
「これで1人で行ってもいいんだよね!?」
「あ、ああ…そうね。
でも、もう明日にしたら?」
「だってまだ午前中だよ?」
「そうだけど、昨日行ったばっかりだし…。」
防具を買ってもいざとなると1人で行かせるのは心配なテレージア。
1日延びても変わらないのだが、無駄な足掻きをしている。
「冒険に焦りは禁物なのよ?
1日くらい休んでも………
あっ!!」
ニクラスの機嫌はずっと絶頂を迎えている。
「さーて!
これからがんばって稼がなきゃね!」
「うん!
がんばるよ!
レアアイテムも…欲しい!」
「でも、さすがにEランクダンジョンの2階層までじゃレアアイテムは手に入りにくいわよね。」
1回目で手に入ったのがかなりの幸運といえる。
「また影レオンを倒せないかな??」
「何回か行ったけど、結局最初の1匹しか出てこなかったわね。」
「…テレージアさん。」
「なに??」
「僕に1人で行かせてくれない!?」
「な!?
それはダメよー!ダメ、ダメ!」
「1人なら影レオンも現れると思うんだ!
だから、お願い!!」
「1対1なら倒せるようになったけど、敵が同時に何体も襲ってきたらまだ勝てないわ!」
「でも、3階層にもまだ行かせてもらえないんでしょ?
2階層じゃもうレベルも上がらなくなってきてるし、このままじゃなにもできないよ…。」
「う~ん…。
じゃあせめてまともな防具買ってからね!
皮の鎧じゃ即死よ!」
「だって買うお金なかったから…。」
「2階層でお金貯めましょう!
がんばればBランクの防具も買えるわ!」
「わかった!」
レアアイテムを見つける楽しみに比べたら劣るが、強い装備を買えるのも嬉しいニクラス。
Bランクモンスターの虹蛇の鱗を使った “虹蛇の帷子” を目標にした。
お値段300万ゴル。
特殊効果がない分、防御力は風衝の盾の基本防御力より高い。
もっとも、風衝の盾は魔力の3分の1も防御力(風の防壁)に加算されるので、Bランク冒険者が使えば、風衝の盾の方が防御能力は高いのだが。
Eランクダンジョンに行くこと30回。
やっと目標の300万ゴルが貯まった。
そしてニクラスのレベルが20まで上がった。
************
名前:ニクラス
Lv:17→20
HP:850→1000
MP:85→100
体力:85→100
力:85→100
素早さ:85→100(+80)
器用さ:85→100
魔力:85→100(+75)
************
武器:旋風刃
防具:皮の鎧
風障の盾
装飾:魔力の指輪
途中で1回の返済(約38万ゴル)もあり、思ったよりも時間がかかった。
マジックバッグのおかげで捗るのだが、同じようなモンスターを大量に納品したため、どんどん相場が下がっていったのだ。
影レオンみたいな珍しいモンスターも納品できず、買取の業者さんの顔がどんどん死んでいった。
この近辺にはFランクダンジョン、Eランクダンジョン、Dランクダンジョンが1つずつ。
Dランクダンジョンは厳しいし、Fランクダンジョンだと効率が悪い。
テレージアがメインで戦えばもっと効率的に稼げるのだが、彼女はニクラスが自分の力で戦うことにこだわっている。
できるだけ自立したいと思っているニクラスにとってもありがたい。
300万ゴルが貯まった次の日、お金を持って防具屋へ。
「こ、これが、僕のものに………!」
“虹蛇の帷子” を持つ手が震えるニクラス。
震えながら店員の元に持っていく。
「これ…ですか?
Bランクの防具になりますが…、よろしいでしょうか?」
非常に稀だが、14歳でもBランクの冒険者はいる。
しかし、なんというかニクラスには覇気のようなものが感じられない。
それもそのはず。
ステータス的にはよくてFランク。
下手したらGランクだ。
ないものを感じられるはずがない。
「これでお願いします!」
満面の笑みで代金の300万ゴルを差し出すニクラス。
「あ、ありがとうございます。」
こんな大金を!?と思う店員だったが、お金を払ってもらえれば問題はない。
ニクラスは、無事 ”虹蛇の帷子” を手に入れた。
「やった!!!
テレージアさん、ありがとう!!」
入口で見守っていたテレージアとハイタッチを交わす。
嬉しそうなニクラスを見てテレージアも満足そうだ。
「早速装備してみたら?」
「うん!」
皮の鎧を脱ぎ、”虹蛇の帷子” を着るニクラス。
「うおーー!!
かっこいい!!!」
派手な虹色ではなく、よく見ると虹色の模様が鈍く光る。
性能に反して軽いので、素早さを落としたくないニクラスにとってまさにピッタリの防具だった。
「これで1人で行ってもいいんだよね!?」
「あ、ああ…そうね。
でも、もう明日にしたら?」
「だってまだ午前中だよ?」
「そうだけど、昨日行ったばっかりだし…。」
防具を買ってもいざとなると1人で行かせるのは心配なテレージア。
1日延びても変わらないのだが、無駄な足掻きをしている。
「冒険に焦りは禁物なのよ?
1日くらい休んでも………
あっ!!」
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