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BOOK3(前半)

アルファ…。

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10:54:56

14巻の途中から23冊よんだ。

スピンオフ作品1巻を含み。

魔入りました。入間くんを。

快活クラブ
船橋夏見台店で。

しめて
\4030
カルボナーラ
\620
含む

********************

焼おにぎり  \129
フルサン(イチゴ)  \580
TBCグレープフレーツ \109
8% \65
\881

フルーツサンドはまだ食べていない…。

フルーツサンドは寝ている。

さて。
...

********************

ひとまず、『重いものでなぐ体操』というものを教えてもらった。

これを何回かほどこすことで、何かしら、筋力があがりそうだ。

だが、なにかをなぎたい気持ちはどうしたらいいのだろう。

素振りは結構重要なんだよね…。

何回かやっとこっか…。

オッケー

********************

剣道のエアからはなぜか、サッカーになるぜ?

ヘッディング練習なんてしたことなかったかも。

まぁ、なんとなく、こんな感じの動きをしてるっぽいんだよ。

********************

なんか、悟空やってってことだから

無詠唱かめはめ波やってみた。

かぁめぇはぁめぇ
ドーンッ

だけど…。

はぁは、かきけされるらしいよ…。

たぶん、ドーンでやれる奴がいるらしく…。

********************

勇者キチガイの大魔王ナントカを倒す旅。

キチガイは基本的には、不治の病にかかっており、

奇行という技を使うことで、レベルをあげることができるらしい。

レベルをあげていくと、さらに、大奇行という技を覚えることができるらしく…
と、このような、説明書が付随したソフトであるらしい。

あれっ?ネームじゃなかったのか?

だが、しかし、アレフよ。
貴様は、大奇行とはなにかと考え、わくわくしてしまったのだ。

小奇行やら、中奇行やらも、考えたいという気持ちが、貴様にはあるのだ…。

最初の、奇行は、はたして…。

その気になれば貴様は、要領よく、貴様の脳内をたどり、奇行のような行いにたどりつけることもできるだろう。

アレフや。はたして、貴様は、貴様の果たした、最初の奇行を思い出したいというのかい?

⇒はい
  いいえ

というソフトらしい。

やっぱ、マンガより、ゲームかなぁ。

似たような感じもあるけどね…。

大奇行が、メガンテだと残念だけどね。

爆発くん。

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ヌーディストの村(?)にあるかもしれないという、店員さんが全裸で営業している、ファクドナルド

あるいは、

人肉が提供されていると噂されている、呪われた店かもしれない、イワモトステーキ

こんな店があるかもしれない町の地図を完成させるのが君の義務だ。

ゲームマスターが言った。

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これで、一旦、そっちに手番は送った…。

なんか、大変だな。そっち…。

勘弁してほしいぜ…。

まぁ、どうにか生き抜くとしますか…。

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そのザインという街には、『ザイゼリア』というイタ飯屋があり、

『毒盛りでぇす♪』
といって、料理を運んでくれる、やや元気な、ウェイトレスさんがいるという…。

君の役割は、やはり、地図を完成させることだ…。

********************

ごめん、『独盛り』って書かなきゃ意味わかんなかったかもね。

『頭から出た手!』

そのイメージには、どうしてもこだわりたいのかぁ…。

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『音楽をやると拾うことになるからなぁ…。』

彼女は言った。

*******************

『音楽とは拾うことでしょ?』

彼女はさらに続けた。

セレモのCMはどちらにもあった…。

過去と現在は一応、地続きであると思えた…。

一瞬かはわからないが、幕には、黒い時間がある。

『今の黒い時間でしょ?』
『黒い時間ばかり考えているのか!』

『一応、暗幕っていうし、たとえば、オミくんに、何回も『ばぁか』って言われた気分になる人もいる。』
playは3.8

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とくに僕はお腹が減っていないが、やはり、五衛門には僕は行ってしまうようである。

『五衛門』僕の携帯では、『右』が入らないが、店の入り口には『五右衛門』と書いてあった気がする。

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一応、パスタ食べたけど、牡蠣の奴…。1700円…。

よかったんじゃない?

でも、書きたかったんでしょ?牡蠣について。

牡蠣にだけに…。

かきかきと
牡蠣を食えども
かきかけず

頭から手が出るっていうデザインはかなり、『きもちわるい』と思うよ。

まだ、『肩』から出る方が『普通。』

『手』が足りないのはわかるけど…。

たぶん、『満ちてゆく』とか…。

愛をさがして

『四月になれば彼女は』
...

********************

「官能小説を書きたいのならば、別に自分のでなくても、人のでもいいんじゃない?」
彼女はたずねた。
「まぁ、そんなような気もするんだけれども…。」
「というか、あなたの場合は、自分が官能小説の主人公になると困る理由がいろいろとあるんじゃない?」
「まぁ、そうかもしれなくはあるが…。」
「ていうか、官能小説よりもエロ動画だろうがよ?」
「まぁ、そうかもしれない…。」
「いけないこね。というか、エロ動画は文明の利器だったんじゃなかったっけ?」
「まぁ、そうかもしれない。」
「貴様のセリフは、それだけか?」
「今日は結構きつめっすね…。」
「きつい方がいいだろ?」
「なんというか…。」
「そこは、素直に「はい」と答えておけ…。」
「でも、時間もあるんで、ほどほどにしておかないとだめだという気もします…。」
「じゃ、五分ぐらいで書ききれば…。」
「0時39分までか…。」
「そういう、早打ちみたいなものしか求められないんだぜ?その世界では…。」
「まぁ、そういうのもわかりますが…。」
「あなた、本当に、はっきりしないやつだな…。それで、結構、まわりのことをふりまわしてきたんだろう?」
「そうかもしれませんが…。」
「そうかもじゃねぇ…。」
彼女は結構おこっていた…。
時間は0時35分だ…。
僕は彼女が怒る理由を考えようかとも思ったが、場合によっては、彼女の怒りみたいなものは正当な怒りに分類される可能性もある…。
「あんたは、あんまり怒ったことがないだろう?」
「そのような気もするが…。」
「でも、私にはわかるよ。あんたは、怒っても顔に出さないというタイプなだけなんだよ…。そういう、無表情なところが、問題視されてきたんだろ?」
「まぁ、そうかも…。」
「いま、しれないをあえてとったろ?それでいい。あんたは、もともと、だらだらと話すことにはまったく向いていないのさ…。」
時刻は0時37分になった…。
「適当に、わたしと会話するにしたとしても、結局のところ、短い時間で、どのくらいの、情報量を引き出せるかということしか、考えていないようなところがある。そうじゃないか?」
僕は首をかしげた…。
「そうだ。それでいい。あんたは、時として、情報を発散したくなるのさ…。それが、あんたという人間だ…。私とてそれは同じなんだよ。私が、どんな風に怒っていたり、怒っていなかったりというかことが、あんたには、わかりやすいだろ…。」
時間が39分になったので、このぐらいにしようと思い、僕はパソコンを打鍵することをやめた…。

********************

「さて、場所を移したな。」
声は言った。
「ひとまず、特訓しようじゃないか…。」
「まぁ、夜なかではあるけれどな…。」
「ようするに、服を着ても、タイピングができる必要性が出てきたというだけの話なのだろう?」
「まぁな…。」
「服の有無はでかいぜ?」彼は言う…。
「そうかもしれないな…。」
「実は、ドラクエをやりすぎただろ?」
「そうだといえる…。」
「そういうことさ…。」
「どういうことだ?」
「ドラクエで、バトルマスターのクエストをやっていっただろ?」
「あぁ、あれか…。」
「そのときに、なにか、ものすごく引っかかる瞬間があったってこと…。」
「あぁ、よく覚えていないけれど、谷底みたいなところに行くというシーンね…。」
「あそこで、ルーラでいこうとしたけれども、結局行き方を調べただろ?」
「うん。ルーラではいけないから…。」
「要するにさ、あれって、経路問題だったというわけ…。」
「また、その講義か…。」
「どう考えても経路問題だったと思わないか…?ドワチャッカだったかプクランドだかしらないが、」
「プクランドだよたぶん…。」
「あそこの、拠点数とか聞かれても即答できないだろ?」
「まぁ、探索していない領域があるからな…。」
「たぶん、探索していない領域に行くことの話なんだよ…。」
「先生は、結局、速さを気にしている?」
「かかるんだよ。結局のところ、そこには、ニーズがあるから…。」
「まぁ、野生的には、早漏の方が、生き残りやすいのかもしれないけれどな…。」
「サルの平均交尾時間でも調べてみれば?」
「了解…。」

僕は、調べてみて結果に愕然とした…。
「な、そんな話はどこにもなかっただろ?」
「先生は知っていた?」
「全知全能というのがあっただろ?」
「あれは、悪魔の漫画だと思うのだけれども…。」
「悪魔の全智はやっぱりこわいか?」
「こわいというか、違う、知であるようには思えましたが…。」
「まぁ、そうかもしれないな…。賢者のレベル上げの話になって辟易したろ?」
「…。」
「あの、部屋では所詮、うまく、ネームがきれないものなのかもしれないとおぬしは考えておるが、別に、問題ないネームであるといえば問題ないネームにもなる…。」
「ネームの話ですか…。」
「敬語を使いたいのは、文字数を増やしたいからだろ?」
「僕はわりと、尊敬していますが、先生のことは…。」
「映画の話でもしようか…。」
「あぁ、あの「梟」という韓国映画…。」
「どう思った…?おもしろかったじゃろ?」
「そんな気もします…。」
「ふぅん。わしはもう眠くなってきたようにも思われる…。」
時刻は1時1分だった。
「おぬしは、いまのところ、自分でうまく、「小説」というものを書ききれていないという悩みを抱えている…。でも、悪くない、ネームも書いているとわしは思うぞ…。」
先生は、言って、しばらく、黙った…。眠いのかもしれない…。
「おぬしのことは、なんでも、お見通しじゃぞ。」
先生はさらにいう…。
僕は、先生をほっしていたかな…。
「絶対欲していたじゃろ?先生がいなければ、おぬしは、教科書だけから、学ばなかったはずじゃからな…。」
「やっぱり、板書をとるという行いが必要だったのかな?」
「まぁ、その時代はそういうことも必要だったはずじゃ。おぬしは、すべてのことは、無駄ではないと信じているにちがいない…。」
「まぁ、そのような気もします…。」
「おぬしは、今、ただたんに戸惑っているというだけなのだよ…。」
「はい、えぇ、まぁ…。」
「わしからいわせれば、おぬしはまだまだ青いし、おぬしの父親も、本当のことをいえば、わしより青い…。」
「先生は、ずいぶんなおとしなんですね…。」
「まぁ、そうじゃ。でも、一応、生きていることにしてほしい…。」
「先生は、死んでいるんですね…。」
「そうかもしれん…。」
僕は、バトルマスターのレベルを2あげた。と思った。あいかわらず、マデサゴーラの最終形態を倒すことは今の僕には難しいかもしれない…。
でも、本当のことをいえば、きちんとクリアして次に行きたいという気持ちもなくはない…。
「実は、いまだに、「パラディン」にこだわっているはずじゃ…。」
「慈愛の戦士パラディンか…。」
「じゃが、パラディンのような戦い方はおぬしにはむいとらんかったんかのぉ。」
なんだか、声はホーロー爺さんのようにも思えた…。時刻は1時8分になっている。パソコンの左下には、鳥みたいなマークがでていた。クリックすると、なぜか、極楽鳥が出てきた。僕は一杯の水を飲みほした。水はつめたく、うまかった。
「おぬしは、なぁにを感じておったのじゃ…。」
「春の予感を…。」
「ふぉっふぉっふぉ。春の予感と来たか…。こんな夏なのにな?」
爺さんは、常夏にいるのかもしれなかった…。
「常夏にはいなくても、おぬしの魂はきちんと、あつくにえたぎっておるぞ?おぬしは、今、とても、まぶしくすらみえる…。」
じいさんは言った…。僕は左手で、髪を少しだけかいた…。もっと、重要なことを話さなくてはいけないような気もしたが、そのことを話すには今は早すぎるような気もした。
「なぁに気にすることもあるまいて。わしのことなんぞ、蚊ほどもきにせんでよいぞ。」
おじいさんはそういったが、どうも、心では泪しているようにも僕には思えた…。
「おぬしも、実は、つらいことがあったのじゃろ?」
僕はそんなような気もした。たぶん、アニメか何かを見たときに、少しだけ、泣きそうになったのだと思った…。
「そのアニメは、「魔法少女」じゃろ?」
「ぶぅう。」
「おぬしは、実は、「魔法少女」のときに、きっと、もどかしさを感じたはずなんじゃて…。」
「それは、まぁ、そうかもしれない。」
僕は思った。
「今日も、とっても、いそがしかったじゃろ?」
おじいさんは続けた…。
「まぁ、そうですね…。」
僕は適当に受け答えをした。
「時に、おぬしは、書けば書くほど、苦しくなるみたいなドツボにはまっておるようにもわしには見えるが大丈夫か?」
おじいさんは僕を案じ言った…。
「まぁ、大丈夫ですが、言われてみれば、書いても書いても、次があるというような状態なのかもしれませんね…。」
「それは、おぬしの書き方による…。」
おじいさんは真剣なまなざしで言った。
「一体、どうやって書いておるんじゃ…。」
「今は、パソコンなんかを使っています…。」
「ほぉ。それは、便利なのじゃな…。」
「まぁ、そうですね…。結構便利ですが、場合によっては、結構不便です…。」
「どっちなんじゃそれは…。」
おじいさんが、言うので、僕は説明する必要性に狭まれた…。
「たとえば、パソコンでは、インターネットが作れたり、書類が作れたり、簡単な計算ができたりというあたりが、まぁ、便利といえば便利です…。」
「不便な点はなんじゃ…?」
「インターネットの検索などでは、検索すれば、するほど、情報は出てきますが、動画サイトなどでは、出てきた情報が長すぎて、時間を無駄に使ったりするおそれもありますね…。」
「それは、おぬしの例じゃろ…。」
「いや、まぁ、あながち、私以外でも、そういう経験をした人も多いのではないかと思い…。」
「おぬしは、ほんとうに、いい青年じゃな…。」
おじいさんはそう言って少しだけ笑った…。
時刻は1時19分になった…。
「一生懸命に書いたとしても、本当に、努力が報われるという世界なのか?」
おじいさんはさらに心配した…。
「どうなんでしょうね…。」
僕ははっきりしない回答以外よこせなかった。
「なんじゃ、つまらない解答じゃな…。じゃぁ、難しいことに挑戦したいとかそんな感じなんじゃな…。」
おじいさんは言った…。
「まぁ、そうかもしれませんね…。」
「そうか、難しいことに挑戦することはいいことじゃな…。」
おじいさんはさらに笑った…。

1時21分になった…。僕の周りではいろいろなことが起きているのかもしれないが、そのことについて考えることは、今の僕には難しいものなのかもしれない…。
「おぬしは、「友情」というテーマに挑んでおるんよ…。わしには、そのことが、ひしひし伝わってくるわい…。」
おじいさんは言う…。僕は、昔、おじいさんにも、「戦友」や「同志」みたいなものがいたのかもしれないと、少しだけ、想像してやめた…。
「別に、やめなくてもいいぞい。戦友かはわからんが、お互いに対等な立場で話せる奴がおぬしには、しばらくおらなかったのじゃよ。だから、おぬしは、辟易していた感がある…。」
「本当のことをいえば、誰しも裸でいたい…。」
「それは、おぬしが、思い描いている世界観じゃ…。」
「まぁ、そうですね。地球が暖かい場所になれば、服を着ないでも過ごせたりできますかね…。」
「今の感じじゃと、文化的にむずいじゃろ…?おぬしのは、下手すると、あほまるだしじゃぞ?」
「…。そうかもしれませんね…。」
「じゃが、わからんくはない。時として、服なんかは、ただたんに、まどろっこしいだけの布にすぎんからの…。」
そういうと、おじいさんは笑った…。

僕は、結果的には、難しそうだなと、簡単にあきらめた。裸も悪くはないが、服は服で必要な場合も多いしな…。

「こんな、まぁ、おぬしは、春の兆しを感じたのかもしれんな…。」
僕はパソコンの右下をみてみた。そこにはどこまでも、時間だけが記載されているようにも思えた…。
「おぬしは、なげいておったではないか。「どこへもいけない話」しか書けないんだ!というように…。」
「…。」
「それは、きちんと、主人公に、「歩ける」機能を設けていないからだあと思わんか…?」
「僕の主人公は…。」
「おぬしは、おぬししか、主人公がいないみたいな観念にとらわれてしまっているというだけじゃぞ。ためしに、わしが、適当な例のお話を作ってやろうか?」
「それは、さすがにいいです。」
「さすが、おぬし…。」
僕はどうしたものかと思えた。時間は1時29分になっている…。今日これ以上書くことはあるだろうか…。
「別に、書いても書かんでもええんじゃろ?おぬしのルールでは?もっと、どっしりとかまえていたら、ええんじゃないか?」
「ですね…。」
「おぬしは、すこしばかり、道に迷っておるのかもしれん。難しいことに挑戦しているのが、わしにはよくわかるぞ。」
おじいさんは言った…。僕はペットボトルの蓋をつけた。
「なんと、ペットボトルの蓋があいておったんじゃな…。それはいかん。」
おじいさんは、リアクションをした。
「「きくち」さんのことじゃろ?」おじいさんはさらに言った。
「あぁ、「弱キャラ」のことですか?」
「おぬしは、あと、「ばき」も見ておった。」
「なんでもおみとおしなんですね…。」
「目つぶしのシーンがむずかったのじゃろ?」
「シーンというよりは、「話」ですね…。」
「そうではない。話ではなく、あの、「技」には着目したいが、おぬしはやさしいから、良心がそれをとどめるというだけの話なのじゃ…。」
おじいさんは話した…。1時33分になった。

「そろそろ、おぬしは、寝たほうがいいな…。病院に行かなくてはならないのじゃろ?それとも、わしとロープレみたいなことしとくかか?」
「わかりました。ぜひ、ロープレやってみましょう。」
「オーケー。患者名はどうする?」
「ビョウタにします。」
「はい、ビョータくん。いらっしゃい。今日はどういう要件できたのん?」
おじいさんは、桂三枝ばりに、いらっしゃいと言った。間寛平みたいにも聞こえた…。
「いや、実は、来る予定はなかったのですが、例の精神疾患できたんです…。」
「あぁ、例の精神疾患だね…。」
「薬はきちんと、飲んでるん?」
「まぁ、疲れ果てて、飲まずに寝てしまうこともありましたが、基本的には毎日一錠を守って飲んでいます…。」
「ほんに、えらいこやわぁ…。」
先生役のおじいさんはそう言って、僕をほめた…。
「僕は、えらいようなえらくないようなそんなポジションです…。」
「それは、どんなポジション?」
「まぁ、僕は、社会的には働いてませんしね…。」
「それが、君の引け目なんやな…。」
「そうかもしれません…。」
「君は、働きたいんか?」
「働きたいような気はしますが、肉体的に、厳しい職場は向いていないような気もします…。」
「誰でも、そうなんちゃうん?」
「ですね…。」
僕は苦笑いをした。
「大切なのは気持ちなんとちゃうんか…?」
「ですね…。僕は、関西の人と話すのは難しいかもしれません…。」
「じゃぁ、標準語で話すわぁ…。」
おじいさんは言った。

********************

「最近調子はどう?」
「まぁまぁです。」
「まぁまぁとは、どんな感じ?」
「日々、「まぁまぁ」つまるところ、「上出来」ということを目指して励んでいます…。」
「ふぅん。励んでいるって何を?」
「私の場合は、アニメ鑑賞やら、ゲームやらが多いですが…。」
「そういうのは、ビョウタくんにとっては楽しいことなんだね…?」
「はい。楽しいです。家以外では、映画もみたりします。最近は、運動ができているかどうかは謎ですが、基本的には、近所の公園を歩いたりも少しはしているので、慢性的な運動不足とは一線を画すのではないかとは思っています…。」
「ふぅん。そうなんだね…。ほかに言いたいことは?」
「できれば、薬をやめたりしたいです。」
「それはなんで?」
「なんか、薬があると、少し、太り気味になっているような気がするんですよね…。」
「ふぅん。そうか。食事はきちんと食べている?」
「はい。あまり、とりすぎはよくないと思って、場合によっては、お菓子だけとかにもなっちゃったりもしますが、とれているといえば取れてはいると思います…。」
「お菓子だけではだめだよ…。」
「でも、最近のおかしは、結構腹持ちもするし、俺的にはおすすめなんですよね…。」
「ふぅん。ビョータ君のおすすめのお菓子は?」
「一応、じゃがりこっす…。」
「じゃがりこはビョータ君的にはソールフードなんだ…。」
「この情報は機密情報なので、先生からは、はっきり言って、情報料をほしいくらいです…。」
「そうか、でも、ビョータ君は自分で言いだしたんだよね…。」
「そうっす…。先生はお菓子を食べたりはしないんすか?」
「まぁ、食べたりもするけれども、食べなかったりもするかな…。」
「太っていると感じるといやな感じがする?」
「なんていうか、眠くなる気がするんすよね…。この薬。これだと、活動に支障でちゃうかな…と…。」
「ビョウタくんはもしかしたら、いっぱい運動して、疲れちゃうんじゃないかな…。」
「まぁ、そういうこともありますが、先生には秘密っす…。」
「ビョータ君には機密事項が多いんだね…。」
「まぁ、そうっす。機密事項は重要っす…。先生は俺にもしもそうであるならば、きちんと情報料を払わなければならないんす…。」
「…。ビョータくんは、自分はビョーキじゃないと認識している?」
「俺が、病気だとしたら、全人類的に、「病気」の可能性もあるんじゃないかと、自分では思うんすが、たぶん、それだと、全人類的に、困るんじゃないかと思うんす…。」
「ビョータ君は病気が治ったら何がしたいの?」
「やりたいこととかは、機密事項なので、ヒミツっス…。それを知りたいならば、きちんと、情報量を話さないのであれば、まったくこちらにメリットがないっす…。」
「そうか、ビョータ君はビョータ君的に結構大変なんだね…。」
「そうっす。それに、いつまで続くんすか…?この問診は…。」
時刻は1時52分だった。

僕は、これ以上続けてみても仕方がないと思った…。
「役割が入れ替わっている…。」
彼女は指摘した…。
「あなたは、医者よりも医者っぽい対応ができる可能性があるわ…。」
彼女は言った。僕は、そうかもしれないけれども、それは、結局のところ、資格と時間と、ある程度の努力の問題が含まれるという用にも思えた…。
「「黒医師」のことでしょ?」
「あぁ、藪医者ではなく、「黒医師」?」
「「闇医者」の話なのかもしれない…。」
「それは、「梟」の話だよ…。」
「そろそろ、話そのものを終わらした方がいい。時間がだいぶたってしまっている。」
「オーケー、このくらいでやめよう。」
時刻は1時55分になっていた。

********************

1時49分になった。

「オーケー。じゃぁ始めようか…。」
声が言った。
「どのあたりから話したらよいだろうか?」
僕は思った…。
「いいよ。どのあたありからでも初めてオーケーだ。」と声…。
今日は2月21日だ。パソコンの左斜め下にはバースデーケーキのマークがうつっている。。だが、それをクリックすると、ライフハックという文言が出てくるという仕掛けだ。
「簡単にひっかかっただろ?」
彼は言った。

********************

今日の言葉は
「可能性を与えれば、絶望者は、息を吹き返し、彼は生き返るのである。なぜかというに、可能性なくしては、人間はいわば呼吸することができないからである」
キルケゴールの言葉だ…。
「キルケゴールに興味があるのかい?」
彼は言った。
「まぁ、ないようなあるようなだな…。」僕は答えた。
「どっちつかずな感じだな…。まぁ、別にいい…。で、今日はどうしたんだね?」
「いろいろ迷い中です…。」
僕は正直に今の現状を報告した…。
「まぁ、迷うのもいいことだじゃないか…。でも、キルケゴールに興味があるなら、もう少し調べてみたらいいのではないかね?」
彼がそういので、僕はキルケゴールをもう少しだけ調べてみることにした。
「読んだか…。」彼は、一通り、ウィキペディアに目を通した僕に向かって、言った…。
「まぁ、読みました…。で、キルケゴールがなにか?」
「まぁ。いいだろう。君は、君のなした計画により、迷路の中をさまようはめになったというわけだ…。」
「今のところ、迷路というほどのことはないですよ。」僕は軽く否定した…。
「そうかな…。君は、十分、迷路の中の子羊のように、「わからなくなった」という顔をしている。だから、僕のもとを訪れたのではないかね…。」
「まぁ、そうかもしれませんが…。」
「君は、別に、何にも迷ってないともいえるけれども、やはり、道がわからなくなったという状況にあるのかもしれないな…。」
彼は言った。
「君は、やはり、まだまだ、若いということなのだよ…。」
彼は言う…。
時刻が2時になった。

********************

「書いても書いても、どこへもいけないという気がしてきたのだろう?」
彼は言った…。
「ビジョンが足りないからだ…。」
「でも、君のやっていることのすべてがまちがっているとは、わたしには思えない…。君は君なりに、ここまで、努力して、まぁ、もっとも、「努力」という言葉を君が好むのかどうかについては、わたしとしてはよくわからないのだがね…。」
彼は苦笑した…。
「大体、君の場合は」
彼が、畳みかけるので、僕は、反論しようかで若干迷った…。
「迷えることが、いいことだと考えているのかね?」
彼は言う…。
「まぁ、選択肢が多い人生の方が豊かであるような気はしますがね…。」
僕は適当に応じた…。
「ほう。興味深い。君は、選択肢が多い、人生が豊かだと考えているのだね…。僕の意見は全くの真逆だ…。」
「というと…。」
「人生は、結局のところ、引き算なのだよ…。」
彼は言う…。
「君は、今のところ、人生には無数の選択肢が用意されているかのように思っているのかもしれない。けれども、私に言わせればそうではない…。」
「運命論ですか…。」
「そうだ。でも、そうともいえない。なぜなら、君は、結果的には、常に、というか、ほとんんどにおいて、「選ばない」という選択を取っているという感じだからだ…。」
「まいったな。あんたには。」
僕は簡単に白旗をあげる。でも、それで、いいものなのかも、よくわからないな、という気がした。
僕は彼のいうことを効いてもいいような気もした。でも、時間は2時6分だった…。僕は、上着を脱いで、もう少しの間、彼と向き合ってやろうと思った…。
「要するに、どこへもいけないという話だろ?」
彼が言った。
どこへもいけないことの、どこがまずいのだろう?僕は少しばかり思ったが、やはり、彼の方が正しいという気もした…。
「結局のところ、君は今、困り果てている。正直に認めたほうがいいよ…。」
彼は言った。
「でなければ、僕の話を聞こうという風にはならなかったはずだから…。」
僕は、今日飲んだ、レモンティーのことを思い出していた…。
「いいじゃないか。別に…。君は、たぶん、今のところ、「記憶」に生かされている。という風に考えている。でも、実は、僕に言わせれば、そういう考え方は時期尚早だ…。」
「ふぅん。」僕は、適当に、左耳を抑えた…。
「耳がかゆいなら、綿棒でも使ったらどうなのだ?」
彼が言ったが、僕はそれを否定した…。
「いや、別段それほどでもないよ…。」
「君は、たぶん、僕との会話にも困っているのではないか?」
彼が案じるので、僕はそれも否定した…。
「いや、困ってないよ。そろそろ、あんたと話でもしたい。ちょうど、そんな頃合だったのだと思う…。」
「でも、君はこのまま、僕と話していくと困る羽目になると思うけれども…。」
「そうかもしれないが、それでも、今のところ、俺はあんたと話がしたいみたいだ…。」
「ふぅん。いいだろう。では、このまま、話を続けるとしよう…。さて、何についてだったかな…。」
「あいかわらず、まどろっこしいのが、あんたらしいぜ。俺としては、今のところ、間違った道には、進んでいないようにも思えるのだがな…。」
「君は、「正しい道」を自分が進んでいると思っているのか?」
「どうだろうか。俺は、確からしい道を選んできたようにも思えるが、それが、後々に、「正しい道」として、「評価」されることになるのかということに関しては、たいして」
「そうだよな。今のところ、君が歩いている道が、「合っている」だの、「間違っている」だの、という、「時期」はとうの昔に終わってしまったという感じだろ?そうじゃないのかい?」
「まぁ、そうともいえるな…。」
僕は適当に、認めた…。
「君は、間違っているかあっているかは、別として、もはや、「誰かの役に立つ」みたいな道をドロップアウトしちまったのさ…。」
彼は言った。
「だから、毎日が充実しなかったりすると、君は考え出しているんじゃないか?」
「まぁ、そうかもしれない…。」
「君は、微妙に、うまくやってきたんだよ。でも、微妙に、失敗かどうかはわからないけれども、ミスみたいなものも犯してきたのかもしれない。そういう風に自分でも思えるだろ?」
「まぁ、完全に、100%ミスらずに来たかと言えば、ミスみたいなものもあったかもしれないと思うぜ?」
僕はあっさり認めた…。
「だが、それではいけないという風になっただろ?」
「あぁ、そうだ…。」
「この、世界においても、結局のところ、「正しいか、間違っているかの」ベクトルしかないと思うか?」
「日本の文芸界の話か?」
「まぁ、おおむねそうだ…。」
「そいつは、政治筋もからむ話なんじゃねーの。くわしくは、俺はようわからんが…。」
「…。」
僕は、文芸界について考えるのをやめようかも思ったが、それでいいのかよくわからないという気もした…。
「結局のところ、あんたは。何がしたいんだ?」
彼がたずねるので、僕はコメントに困った…。
「あんたは、今のところ、「死にたくはない」っていう顔をしてる。その気持ちは、よくわかるぜ?」
彼がそういうので、僕は適当に同意した…。時刻が2時19分から20分になった…。

果てが見えないという気がしたので、一旦切り上げてもいいような気もした…。

「待てよ。あんた、逃げるのか?」
彼はさらに食い下がった…。
「逃げるわけじゃないがな…。」
「まぁ、夜も遅いしな…。」彼は笑った…。

僕は、しばし、考えた後、このぐらいにしてよいというな手ごたえがあるのかと、少しだけ考える必要性にかられた。いいような気もしたし、もう少し、検討する必要性があるような気もした。時刻が2時22分になった…。

「ひとまず、ドラクエクリアおめでとう。」
彼がそういうので、僕は適当に、笑みで返した…。
「結構、苦戦したみたいだな…。マデサには…。」
「全然ちげぇよ…。」僕はそのことを否定した。
「苦戦したのは、たぶん、僕の成功体験の話さ…。」
「まぁ、その辺だと思うぜ…?マデサ討伐みたいなものは、別段、美談にもならない話なんだろ?おめぇの場合は…。」
「まぁ、そうかもしれない…。」
「また、「そうかもしれない…。」か…。少しは、「はっきりする」ことを覚えたほうがいいぜ?まぁ、らしいっちゃらしいけれどもな…。」
彼はそう言って笑った…。

********************

朝が来た。時刻は10時13分だった。2024年3月28日の。

「記憶はよみがえったかい?」
誰かがたずねた…。遠い記憶の中で、僕はねぼけまなこで今ここにいる…。
「長旅おつかれさん。お帰り…。」
誰かがまた言った。別の誰かだ…。
「僕は…。」
僕は思った…。
どうやら、僕は言わなくても伝わるという世界にいたようだった。

「おつかれさん。君は、別に、向こうの世界での出来事を書いても書かなくてもいいという立場にあることが思い出せたみたいだね…。」
誰かは続けた…。
「そうみたいだ…。」
僕は思った…。
「そう。だから、ここでは、何を書いてもいいんだ。君が書きたいこと…。書きたくないことは別に書かなくたっていい…。君は優しいから、誰かを傷つけるために、何かを書いてはいないはずだ…。そのことは、別に僕が言わなくてもわかることだよね…?」
「わかる…。」
僕は思った…。
「君は実は、簡単なようで、ややこしい世界にいるけれども、君は実はとても、多くの人に守られているという立場なんだ。そのことは、僕が言わなくてもわかるよね…。」
僕は「わかる」と思った…。
「君は、自分は「記憶」を失っていた…のだと思う?」
誰かがたずねた…。
「僕は、「わからない」という気がした…。」
「そうか…。「わからない」という気がするのか…。」
別の誰かが言った…。
「ところで、朝食はとりたいかい?」
誰かが聞くので、僕は別にとりたくはないという気がした…。
「そうか。とりたくはない気がするのか…。」
別の誰かが言った…。
「重症だな…。」
「…。」
「でも、無事にこうして、帰ってこれたんだから、よかったじゃないですか?」
誰かはまた言った…。
「うぅむ。君ねぇ…。」
誰かは少しばかり困っているみたいだった…。
だが、考え込んだ末に、答えあぐねたうえこういった…。
「わかったよ。この場は君に任せるとして、あまり、こういうことが何度もあると、僕は立場としてはまずいんだ。そのことは、君にはわかっていると思うのだけれども…?」
「…。はい。この場は、私にお任せください…。」
誰かは誰かにそういった…。
僕は見えていない?
僕は思った…。
「どうやら、気づいてしまったみたいですね…。」
僕は少しばかりおびえた…。
「おびえるのも無理はないですけれども、安心してください…。ここにいる者たちは、あなたの味方です。そういわれても、あなたは、困惑なさるかもしれませんが…。」
誰かが言うので、僕はなつかしい気がした。僕は、その誰かにはどこかで出会ったことがあるという気がする…。それは果たしてどこだろう?
少しばかりの間が与えられた…。けれども、どうも、うまく、はっきりと、「どこだ」ということはわからないままみたいだった。
「気づいたかはわからないのですが、「考えたり」「思い出そう」としても、うまく、「考えられたり」「思いだすこと」ができないみたいになっているのかもしれないんです。」
彼は、「だんな様の場合…。」と言おうとして、やめたみたいだった…。
「僕には、「妻」がいたのだろうか?」
「今、旦那さまは、「おくさん」と言おうとして、「妻」に変えましたね?そういうことが、私どもにはわかるんです。旦那様に、そのことがわかるのと同じように…。」
「ヘンデル!まだ、その話をするのは早いよ…。もっと、順を追って話さなければ…、事態がどうなっているのかということが、はっきりとわかってもらうことは難しいのではないか?」
ヘンデルと言われたものが答えた…。
「ですが、ここで、「旦那様」には、この世界の役割のようなものをはっきり、「思い出していただく」必要が私にはあると思えたのです…。ちがいますか?

「うぅむ…、じゃが、しかしな…。」
じじぃ声の誰かはあごに手をやって困惑した顔をしたようだった…。
「そら、「陛下」には、大部分のことがおわかりじゃ…。」
誰かが言った…。僕はどうしたものかと、思った…。少しばかり、肩が疲れてきたみたいな気がしたからったった…。

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10時30分になった…。

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時刻が10時53分になった。
どうだね。現実世界は、こんなにも、「いたみ」に満ちているだろ?
そうかな?最初、ちょっと、いたいかな?って思ったけれども、やってみたら、ずいぶん…。
そう、君は、こっち側の世界の人間なのさ…。
彼は言った…。
でも、そんなに、何度も、中毒みたくやりたいとも思わない…。そんな君だから、僕は任せられる…。
彼は続けた…。
…。
君には、くるわないでほしいんだ…。
彼は言いたい言葉を飲み込んだように思えた…。

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少しずつ…。だよ。
彼はさらに続ける…。
少しずつ、少しずつ、変化させていく…。
僕は続きを待つ…。
そうすると、どうだね…?
きつくなる?
しんどくなる?
別のやつが言った…。
そう。きつくなって、しんどくなるんだ…。
彼は言った…。
マスター…。誰かが言った…。
僕はどうしようかなと思った…。
きつくなったら、やめていいのか、きつくても、続けてしまうのか…、そこが、境目だ。分かれ目っていう表現もあるが、あえて、「境」という言葉を私は使いたい。私の言っている意味はわかるね…?
マスターと呼ばれる男は何かを伝えようとしていた…。
いたみのなか…か…。
「否定の中」だよ?君…。
僕は原理主義者じゃない…。
…。原歌詞を否定するのもいいだろう。だが、君は、その場合、たくさんの人々を相手にすることになることを忘れない方がいい…。
マスターと呼ばれる男は続けた…。そして、繰り返した…。僕は思った。ギターに触るべきだろうか…と…。
ドゥンドゥンドゥンドゥン
どぅんどぅん
てててて!

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時刻が11時になった…。

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昼めし食ったぁ?
うん。まぁ一応…。
で、どうだい調子は?
まぁまぁさ…。
そうかい。そいつはよかった。

時刻は13時55分だ…。
自分がずっとほったらかしにしていたものがなんだったかわかるかい?
うん。まぁ、一応は。
一応か…。ははは。かなしいね。まぁそれでも、いいよ。もどってきてくれて。
僕はスイッチから流れる音楽とともにあった…。
ファイナルファンタジー10―2だ。
ゲーム画面には、2023年12月07日14:46というデータと11月21日22:07のデータファイルが残っている。片方は29%まで進んでいて、もう片方は26%まで進んでいるらしい。プレイ時間は008;48:49になっている。
やっぱり進んでいるデータからやりたいよね?
誰かが言うので、僕はうなずいた。
というか、僕がこのゲームを「一応、まがりなりにも」という言い方は編かもしれないけれども、でも、まがりなりにも進めてきたのだ…。僕はやってもいいと思った。
ゲーム中は打鍵ができなくなるねぇ…?
まぁ、そうだな…。
目標みたいなものはあるのかい?

うーん。めどがみえないけれども…。
まぁ、ひさしぶりだからいたしかたあるまいよ。
ストリーレベルを上げるというのが目的みたいだな…。
まぁ、とりあえず、やってみるよ。
おー。まぁ、せいぜいがんばってみてくれたまえ。
声はそこで途切れた。時刻は14時01分だった…。

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朝起きると、僕はやはり、何も着ていなかった。昨日というか、今日というか、僕は、やはり、何も身に着けずに寝ることを選んだらしい。僕は、昨日も欲情した?たぶん、答えはそうだという気がした。僕は、自分の欲得のようなものがうまくコントロールできなくなっているのだろうか?僕が欲情した?と考えたとき、「ひぃ」と誰かが僕をおそれているような気がした。僕が欲情することで、誰かは何かをおそれるということなのだろうか。僕は確かに欲情したが、今は欲情していない。僕はそんな気もしたが、じゃっかんそこには嘘が含まれているような気はした。

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イエス・ノー クイズで考えている時点で、あなたは、ある意味で、「罠」にはまっているのよ。
彼女が言った。

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彼女は、僕を
そう打った瞬間に言った。
あなたが考えて。
と。

それで、僕はさらに思った。でも、考えることと欲情することは

わかるわ。そんな話は…。
彼女は遮っていった。

雨が降っているわね…。
彼女は続けた。

あなたは、今日はきちんと8時より前に起きていた。それだけで十分じゃない?それに昨日は夜中12時ぐらいに就寝したんでしょ?それって、すごく、えらいことだわ。

彼女は僕のことをほめた…。

あなたは、「休む」を選択できたのよ。

「「たたかう」ではなくてね…。」
彼女はそう言いたげな気がした。

私はそんなことはいっていない。でも、あなたは、こらえることはできたみたいね。それも、正解よ…。

彼女は続けた…。

僕は、彼女の掌の上で踊らされているのだろうか?

ちがうわ。私じゃない。でも、あなたは、踊りたいときには踊りたいみたい…。

彼女は、否定した。

あなたは、私がいることによって、困っていたんじゃなかったかしら?

彼女は問うた…。そうだな…。僕は…。

じゃぁ、夢の話を聞かせて?

「ちゃんと、「働いていた」んでしょ?夢の中で…。」

やっぱり、彼女は言いたげだった…。

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僕は、たぶん、働いていた。そう。それは、夢の中での話だ。それで、しかたさんという人、でも、これは、書いていいのかなと、僕の中には迷いがある。

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そうね。あなたは、現実の人の名前を書くことは苦手だわ。だって、あなたは、そういう仕事についていたのだもの…。

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でも、一応、僕は、その、しかたさんという人に申請をあげるという業務についていたみたいだ。

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それは、あくまでも、夢の中の話なのでしょ?

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そう。それは、あくまでも夢の中の話だ…。

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続けて…。

(つづく…。)
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