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2◆リクト視点
俺は、アウロラを昔は愛していた。
まだ純粋な子供だったあの頃は、素直に可愛らしいアウロラを愛することができたんだ。
しかし、俺が大きくなる一方でアウロラは小さいまま……最初はまだ愛せていた。
だが、次第に身体の大きさに差がついていき、周りからロリコン疑惑を持たれて俺は笑われるようになった。
ロリコンロリコンと笑われ続けて、俺はアウロラをだんだん愛せなくなっていったんだ。
可愛いアウロラ……小さいけれどあの子は愛しい。
憎いアウロラ……小さいあの子が許せない。
アウロラだって好きで小さいわけじゃないとわかっていたし、悩んで努力していたのもわかっている。
それでも俺は、周りからのロリコン疑惑にずっと心が蝕まれていたんだ。
………アウロラを泣かせてしまった。
そのことに胸が張り裂けそうなほど苦しいけれど、俺を愛してくれていた大切なあの子はこれで俺を嫌えるだろう。
こんな男を一途に愛してくれていたアウロラ。
………俺には無理だったけれど、どうか君を幸せにできる男をみつけてくれ。
夜の風が冷たくて、まるで俺を責めているみたいに感じる。
婚約破棄を突きつけたのは俺なのに、涙が出てしまった。
アウロラをまだ愛していた俺が泣いているのだろう。
俺は、そんな俺を心の箱にしまって鍵をかける。
もう、アウロラへの想いを思い出さないように………。
まだ純粋な子供だったあの頃は、素直に可愛らしいアウロラを愛することができたんだ。
しかし、俺が大きくなる一方でアウロラは小さいまま……最初はまだ愛せていた。
だが、次第に身体の大きさに差がついていき、周りからロリコン疑惑を持たれて俺は笑われるようになった。
ロリコンロリコンと笑われ続けて、俺はアウロラをだんだん愛せなくなっていったんだ。
可愛いアウロラ……小さいけれどあの子は愛しい。
憎いアウロラ……小さいあの子が許せない。
アウロラだって好きで小さいわけじゃないとわかっていたし、悩んで努力していたのもわかっている。
それでも俺は、周りからのロリコン疑惑にずっと心が蝕まれていたんだ。
………アウロラを泣かせてしまった。
そのことに胸が張り裂けそうなほど苦しいけれど、俺を愛してくれていた大切なあの子はこれで俺を嫌えるだろう。
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………俺には無理だったけれど、どうか君を幸せにできる男をみつけてくれ。
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