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4◆マリク視点
僕はこの国の王子マリク。
僕の護衛で騎士団長のバルザックのことを幼い頃から愛している。
彼はちょっと不幸体質な可愛い人で、彼以外を愛することなんて僕にはできない。
だから僕には婚約者がいないんだ。
いや、正確には作らないが正しいね。
周りはこの愛に反対しているけど、そんなのはどうとでもなるんだよ。
いつかバルザックが僕の想いに応えるまで、僕はバルザックに愛を囁やき続ける。
………え、バルザックは髭面のおっさんなのに、どこが可愛いのかって?
髭面なのもおっさんなのも魅力的なのに、何を言っているの?
「はぁっ……バルザック。誰よりも愛してる……はぁはぁっ!」
あんなに可愛いから、バルザックを想うと僕の下半身が淫らに勃起してしまう。
………あぁ、切ないね。
僕は一人で行為に耽った。
ある日を境に、バルザックがよく海を眺めるようになった。
生まれた時からこの国に当たり前にある海だからこそ、珍しさなんてありはしない。
なのに、バルザックは何かを思うように海を眺める。
………まるで、恋をしているかのような瞳で。
あぁ……あぁ……っ!
まさか、僕以外の誰かを愛してしまったの?
僕以外の誰かを想って海を眺めているの?
あぁ……あぁ……そんなの駄目!
僕以外を愛するなんて許せない!
………きっと、何かの間違いだ……そうだよね?
僕の愛しいバルザック。
バルザックを狙う溝鼠は、実は僕が始末している。
バルザックにラブレターを出した溝鼠は、行方不明になってしまう。
何故なら、誘拐されて遠くの地で奴隷として売られてしまうから。
バルザックにハニートラップをした溝鼠は、水死体でみつかった。
バルザックに婚約の打診を出した溝鼠は、バラバラ死体になってみつかった。
………どの溝鼠も自業自得だよ。
だって、僕のバルザックに手を出せば痛い目をみても仕方ない。
僕がやったという証拠は揉み消しているから、僕を疑っても誰も僕に文句を言えない。
ふふっ、王族の権力って無敵だね?
僕の護衛で騎士団長のバルザックのことを幼い頃から愛している。
彼はちょっと不幸体質な可愛い人で、彼以外を愛することなんて僕にはできない。
だから僕には婚約者がいないんだ。
いや、正確には作らないが正しいね。
周りはこの愛に反対しているけど、そんなのはどうとでもなるんだよ。
いつかバルザックが僕の想いに応えるまで、僕はバルザックに愛を囁やき続ける。
………え、バルザックは髭面のおっさんなのに、どこが可愛いのかって?
髭面なのもおっさんなのも魅力的なのに、何を言っているの?
「はぁっ……バルザック。誰よりも愛してる……はぁはぁっ!」
あんなに可愛いから、バルザックを想うと僕の下半身が淫らに勃起してしまう。
………あぁ、切ないね。
僕は一人で行為に耽った。
ある日を境に、バルザックがよく海を眺めるようになった。
生まれた時からこの国に当たり前にある海だからこそ、珍しさなんてありはしない。
なのに、バルザックは何かを思うように海を眺める。
………まるで、恋をしているかのような瞳で。
あぁ……あぁ……っ!
まさか、僕以外の誰かを愛してしまったの?
僕以外の誰かを想って海を眺めているの?
あぁ……あぁ……そんなの駄目!
僕以外を愛するなんて許せない!
………きっと、何かの間違いだ……そうだよね?
僕の愛しいバルザック。
バルザックを狙う溝鼠は、実は僕が始末している。
バルザックにラブレターを出した溝鼠は、行方不明になってしまう。
何故なら、誘拐されて遠くの地で奴隷として売られてしまうから。
バルザックにハニートラップをした溝鼠は、水死体でみつかった。
バルザックに婚約の打診を出した溝鼠は、バラバラ死体になってみつかった。
………どの溝鼠も自業自得だよ。
だって、僕のバルザックに手を出せば痛い目をみても仕方ない。
僕がやったという証拠は揉み消しているから、僕を疑っても誰も僕に文句を言えない。
ふふっ、王族の権力って無敵だね?
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