転生者の人魚王子となんか情けない神と不幸体質の騎士団長

ミクリ21 (新)

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5◆ラヴィニア視点

私は偉大なる神ラヴィニア。

実は、カムイのことが好きなんです。

あの子を手に入れるために、私はあの子をこの世界に転生させました。

物語の最後は、主人公の人魚王子が泡になって消えてしまう………そんな悲しいバットエンドを迎える。

そして、絶望に染まって命を散らしてしまった人魚王子は私のものになるのです。

だから、私はカムイをバットエンドに導きたい。

………なのに、何故でしょうか?

上手くいかないんです。

バットエンドのために、カムイを人間の王子マリクと出会わせることができなかった。

不幸体質の護衛のせいで。

………神の力が捻じ曲げられるほどの不幸体質ってなんですか!?

はっきり言って、思わぬ誤算に私は焦りました。

しかし、私はまだ余裕です。

何故なら、世界には私による強制力という力が満ちていますから!

だから、必ずカムイをバットエンドに導けるはずです。



私は、カムイに声を代価にして人間になれる秘薬を手に入れさせようとしました。

私だけがカムイと会話ができると思って喜びに高鳴った胸は、早々カムイによってスン……と大人しくなってしまいましたよ。

神である私を独占できるとは思わないんですか!?

………私は、貴方を独占したかったのに。

カムイは魔女と仲良くなり、声を失わないまま秘薬を手に入てしまう。

………あぁ、あんな魔女が相手だったばかりに、なんてこと!!

私は、ちょっと拗ねてしまいました。

仕方ないでしょう?

何も上手くいかないと拗ねたくもなります。



ちょっと八つ当たりで、魔女が付き合いだしたカムイの兄に軽く呪いを施しておきましたよ。

その恐ろしい呪いの名は、絶倫の呪いです!

魔女なんか、絶倫の恋人におほ声を晒しながら腹ボテになるまで中出しされて、アヘ顔ダブルピースをしてしまえばいいんですよ!!

いい気味です!ふん!
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