悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!

ミクリ21 (新)

文字の大きさ
12 / 17

12◆クロエ視点【クロエ×ステファン】

しおりを挟む
ジェイドと学園に行き、しっかり勉強をして、お待ちかねの昼休みがやってきた。

昨日禁欲をさせたステファンが、ちゃんと禁欲できたか楽しみで仕方ない。

ステファンを迎えに教室に行くと、さっそくステファンが俺の胸に飛び込んできた。

「おわっ!?」

「はぁはぁ…はぁはぁ♡クロエ♡クロエ……はぁはぁ!♡ちゃんと我慢できたから、早く…早くぅ……はぁはぁ♡」

なんてこった……美味しそうに仕上がってやがる!!

ちょっと腰をヘコヘコ振りながら欲情しきった可愛いエロ顔を晒すステファンに、他の生徒達が仰天していた。

今すぐ手を出したいのは山々だけど、先に昼食を食べなくちゃ身体が保たない。

だから、楽しみはもうちょっとお預けだ。

「ステファン、昼食を食べるまで我慢な?」

「はぁはぁ♡わかった………じゃあ早く食べて、私も食べて♡」

「ぐはっ!」

ステファンは俺を上目遣いでみつめて、俺の男心をくすぐる可愛いことを言ってのけた。

周りの驚きのざわめきが凄まじいほどだ。

「え……ステファン様、エロくない?」

「ステファン様が覚醒なされた!?」

「ステファン様が……メスの顔をしている……だと………!!」

周りの声がよく聞こえる。

俺は周りの奴等に言ってやりたい。

この可愛い奴、俺の婚約者なんだぜ?ってな………!

まぁ、わざわざ言わないけどさ。

どっちだよというツッコミが聞こえそうだが、気にしない。

俺とステファンは、食堂に移動した。



そうそうジェイドだけど、この後ステファンとヤる気だからジェイドは自由行動にしている。

学園には、付き添いの使用人専用のエリアがいくつかあるんだ。

ステファンの護衛と使用人は、いつも使用人専用エリアにいるらしい。

ステファン曰く、学園でぐらい楽になりたいそうだ。

学園は基本的に安全だろうからと、学園を完璧に信頼しているんだとか………え、大丈夫なの?

こんなにステファンはエロくなってるのに、本当に大丈夫なの?

ちょっと心配になったよ。

ちなみに、ジェイドは授業中は参観日のお母さんのように、廊下から窓越しに俺に対して熱い眼差しを向けている。



空き教室にて。

「ステファン、ヤらないか?」

俺の決め台詞はちゃんと言わないとな。

ほら、ヒーローが必ず決め台詞を言うのと感覚は一緒だ。

「さて、禁欲できたか確かめるから、ステファンは服を脱ごうね」

「はぁはぁ♡今すぐ脱ぐ!」

シュンシュンシュン!!

「え、早っ!?」

ステファンは、言葉通りものすごい早さで服を脱いだ。

残像が見えるほどの早業だった。

たぶん時間にして3秒ぐらいじゃないかな?

もはや手品並みの素早さで、ステファンは全裸になったよ。

「私はどうしたらいい?♡」

「じゃあ、M字開脚で足を広げて机に寝そべってよ」

「クロエに全部みられてしまう!はぁはぁ♡」

雰囲気は恥ずかしそうなのに、表情はとても嬉しそうにいやらしく微笑んでいる。

ステファンはいそいそと机に寝そべって、足をM字に開脚してみせた。

最高な眺めに俺の興奮は最高潮だ!
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

悪役令息物語~呪われた悪役令息は、追放先でスパダリたちに愛欲を注がれる~

トモモト ヨシユキ
BL
魔法を使い魔力が少なくなると発情しちゃう呪いをかけられた僕は、聖者を誘惑した罪で婚約破棄されたうえ辺境へ追放される。 しかし、もと婚約者である王女の企みによって山賊に襲われる。 貞操の危機を救ってくれたのは、若き辺境伯だった。 虚弱体質の呪われた深窓の令息をめぐり対立する聖者と辺境伯。 そこに呪いをかけた邪神も加わり恋の鞘当てが繰り広げられる? エブリスタにも掲載しています。

宰相閣下の絢爛たる日常

猫宮乾
BL
 クロックストーン王国の若き宰相フェルは、眉目秀麗で卓越した頭脳を持っている――と評判だったが、それは全て努力の結果だった! 完璧主義である僕は、魔術の腕も超一流。ということでそれなりに平穏だったはずが、王道勇者が召喚されたことで、大変な事態に……というファンタジーで、宰相総受け方向です。

オメガなのにムキムキに成長したんだが?

未知 道
BL
オメガという存在は、庇護欲が湧く容姿に成長する。 なのに俺は背が高くてムキムキに育ってしまい、周囲のアルファから『間違っても手を出したくない』と言われたこともある。 お見合いパーティーにも行ったが、あまりに容姿重視なアルファ達に「ざっけんじゃねー!! ヤルことばかりのくそアルファ共がぁああーーー!!」とキレて帰り、幼なじみの和紗に愚痴を聞いてもらう始末。 発情期が近いからと、帰りに寄った病院で判明した事実に、衝撃と怒りが込み上げて――。 ※攻めがけっこうなクズです。でも本人はそれに気が付いていないし、むしろ正当なことだと思っています。 同意なく薬を服用させる描写がありますので、不快になる方はブラウザバックをお願いします。

異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる

ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。 アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。 異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。 【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。 αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。 負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。 「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。 庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。 ※Rシーンには♡マークをつけます。

転生悪役弟、元恋人の冷然騎士に激重執着されています

柚吉猫
BL
生前の記憶は彼にとって悪夢のようだった。 酷い別れ方を引きずったまま転生した先は悪役令嬢がヒロインの乙女ゲームの世界だった。 性悪聖ヒロインの弟に生まれ変わって、過去の呪縛から逃れようと必死に生きてきた。 そんな彼の前に現れた竜王の化身である騎士団長。 離れたいのに、皆に愛されている騎士様は離してくれない。 姿形が違っても、魂でお互いは繋がっている。 冷然竜王騎士団長×過去の呪縛を背負う悪役弟 今度こそ、本当の恋をしよう。

囚われの聖女様を救いに行っただけなのに、なぜこうなったのかわかりません。

なつか
BL
史上最悪の王に囚われてしまった聖女を救うため、王宮に忍び込んだグレン。 いざ見つけた聖女には逃走防止用に魔法が籠められた魔道具の足輪が付けられていた。 それを壊すためには魔力を聖女に受け渡してもらう必要があるという。 ではその方法は? 「僕を抱けばいい」 そんな感じで型破りな聖女様(♂)に振り回される男の話。

悪役令嬢の兄、閨の講義をする。

猫宮乾
BL
 ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。

異世界転生したと思ったら、悪役令嬢(男)だった

カイリ
BL
16年間公爵令息として何不自由ない生活を送ってきたヴィンセント。 ある日突然、前世の記憶がよみがえってきて、ここがゲームの世界であると知る。 俺、いつ死んだの?! 死んだことにも驚きが隠せないが、何より自分が転生してしまったのは悪役令嬢だった。 男なのに悪役令嬢ってどういうこと? 乙女げーのキャラクターが男女逆転してしまった世界の話です。 ゆっくり更新していく予定です。 設定等甘いかもしれませんがご容赦ください。

処理中です...