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本編◆魔女を倒して生存するぞ!
10◆父親は敵を知る
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ファビアンは、帰宅早々に異変に気づいた。
使用人達が全員倒れていたからだ。
「一体何が!?」
使用人達は昏睡しているようで、起こそうとしても起きない。
それに魔力の気配を感じたファビアンは、これが誰かに魔法で眠らされたのだとわかった。
大きな魔力を息子達の部屋から感じて、ファビアンは急いで向かう。
そして、目にした光景に息を飲んだ。
息子達に禍々しい鞭を振り下ろす悍ましい姿のロメーヌ。
セディを庇うダンテ。
眩い聖なる光で鞭を浄化して消したセディ。
「ロメーヌ!何をしている!!」
「ファビアン!?何故ここに!!」
血走った殺意の宿る瞳がファビアンに向けられ、ファビアンは一瞬怯んでしまう。
しかし!
『アナタ……私の力も使って。可愛いダンテを、可愛いセディを、愛しいアナタを、どうか守って………』
「エリザ!……わかった。それが君の望みなら、叶えてこそ夫というものだ。そうだろう?」
愛するエリザの声がして、ファビアンに力が漲る。
今は亡き妻の持っていた力が、ファビアンの背中を押した。
「こうなったらお前も殺してやる!!」
「それがロメーヌの本当の姿だったんだな。魔女ロメーヌ、私を騙していたんだな。息子達に危害を加えたことを、私は許さない!」
ファビアンはロメーヌのその姿から、ロメーヌが魔女だとわかった。
怒るファビアンをロメーヌは嘲笑う。
「騙される方が悪い!この無能め!私の言いなりになっていれば良かったものを!」
ロメーヌはファビアンに闇の力を込めた火の玉のようなものを投げるが、ファビアンはそれを無効化した。
「何!?」
「妻は……エリザは、魔法を無効化する力を持っていた。その力を借りている私に、魔法は効かない!」
ロメーヌは悔しそうにまた呪いの具現化で鞭を出したが、素早くセディが聖なる力で浄化する。
「パパ、僕も戦う!兄ちゃんを守るために悪い奴倒すの!」
「セディ!」
「ははっ!流石私とエリザの子だな」
「セディだけを危険に晒したりしないぜ。兄ちゃんもやるぞ!」
「兄ちゃん!」
「ダンテ、セディ、三人で魔女を倒そう」
「「おーっ!」」
ダンテとセディは、ファビアンと共に戦闘態勢をとるのだった。
使用人達が全員倒れていたからだ。
「一体何が!?」
使用人達は昏睡しているようで、起こそうとしても起きない。
それに魔力の気配を感じたファビアンは、これが誰かに魔法で眠らされたのだとわかった。
大きな魔力を息子達の部屋から感じて、ファビアンは急いで向かう。
そして、目にした光景に息を飲んだ。
息子達に禍々しい鞭を振り下ろす悍ましい姿のロメーヌ。
セディを庇うダンテ。
眩い聖なる光で鞭を浄化して消したセディ。
「ロメーヌ!何をしている!!」
「ファビアン!?何故ここに!!」
血走った殺意の宿る瞳がファビアンに向けられ、ファビアンは一瞬怯んでしまう。
しかし!
『アナタ……私の力も使って。可愛いダンテを、可愛いセディを、愛しいアナタを、どうか守って………』
「エリザ!……わかった。それが君の望みなら、叶えてこそ夫というものだ。そうだろう?」
愛するエリザの声がして、ファビアンに力が漲る。
今は亡き妻の持っていた力が、ファビアンの背中を押した。
「こうなったらお前も殺してやる!!」
「それがロメーヌの本当の姿だったんだな。魔女ロメーヌ、私を騙していたんだな。息子達に危害を加えたことを、私は許さない!」
ファビアンはロメーヌのその姿から、ロメーヌが魔女だとわかった。
怒るファビアンをロメーヌは嘲笑う。
「騙される方が悪い!この無能め!私の言いなりになっていれば良かったものを!」
ロメーヌはファビアンに闇の力を込めた火の玉のようなものを投げるが、ファビアンはそれを無効化した。
「何!?」
「妻は……エリザは、魔法を無効化する力を持っていた。その力を借りている私に、魔法は効かない!」
ロメーヌは悔しそうにまた呪いの具現化で鞭を出したが、素早くセディが聖なる力で浄化する。
「パパ、僕も戦う!兄ちゃんを守るために悪い奴倒すの!」
「セディ!」
「ははっ!流石私とエリザの子だな」
「セディだけを危険に晒したりしないぜ。兄ちゃんもやるぞ!」
「兄ちゃん!」
「ダンテ、セディ、三人で魔女を倒そう」
「「おーっ!」」
ダンテとセディは、ファビアンと共に戦闘態勢をとるのだった。
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