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旦那様は聞いた!
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妻が月一で秘密のお茶会に出かける。
どんなお茶会か知らないが、秘密なんて言われたら気になるじゃないか。
ということで、妻を尾行してお茶会会場の御婦人の屋敷に潜入をした。
ちゃんと相手の旦那さんである友人モービスから許可はもらっている。
どうやらモービスも気になっていたらしいが、一人でお茶会に潜入する勇気がなかったらしい。
僕と彼は、妻達の秘密のお茶会を知りたい仲間ということで、二人でお茶会が開かれている庭の茂みに潜んでみた。
そして、さっそく妻含む奥様達の話しがスタートしたわけなのだが………。
「シルビア様の旦那様は肉体が逞しいわよね。やっぱりあっちも逞しいのかしら?」
「えぇ、夫は逞しすぎて、ヤッた翌日には私は屍に成り果てますの」
「あらぁ~!家の夫なんて未だに子供なんじゃないのってぐらい小さいから羨ましいわ!」
なんと、秘密のお茶会ってつまり猥談のことだったようだ。
会場には使用人はメイドだけで、潜んでいることに居た堪れなさを感じる。
「モービスはすごいのよ!モービスのエクスカリバーは立派なんだから!」
「まぁ!モービス様ってあんなに華奢なのに?」
へぇ、モービスって立派なんだ。
なんか悔しいので、からかってやろう。
「モービス、お前アレにエクスカリバーなんて名前つけてるの?」
「やめて聞かないで!?」
恥ずかしそうに真っ赤になるモービス。
ちょっと愉快になっていたのだが……。
「アダムのピストルは普通なんだけど、彼ったら疲れやすいからってワンラウンドしかしてくれないの。だから、マムシドリンクでも盛ってやろうと思ってるのよ」
「!?」
妻が僕のことを話し出して、隣からくすくす笑う声がする。
この野郎……。
「あら!マムシドリンクいいわね。私もモービスに盛ることにするわ!」
「!?」
モービスは、まさか自分もマムシドリンクを盛られると知って絶望顔している。
……まぁ、その、お互いに頑張ろう。
マムシドリンク……けして毒ではないんだ。
かなり強めの精力剤で、違法でもない。
だが、苦くて臭くてギンギンになる代わりにキスは嫌がられるようなものだ。
昔罰ゲームで飲んだのが嫌な思い出である。
あれを、盛られるのか……。
ふと、僕とモービスは気づいた。
……僕の妻とモービスの妻が、こちらをみている。
僕達と彼女達の目が見つめ合っている。
世の中には、深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いているという言葉があるのだが、僕達は今すごくその意味を理解した気がした。
そして、僕達は尻尾を巻いてさっさと逃げ出した。
………妻帰宅の際にどんな顔をして会えばいいのやらと、僕達は頭を抱えたのは言うまでもないのだった。
どんなお茶会か知らないが、秘密なんて言われたら気になるじゃないか。
ということで、妻を尾行してお茶会会場の御婦人の屋敷に潜入をした。
ちゃんと相手の旦那さんである友人モービスから許可はもらっている。
どうやらモービスも気になっていたらしいが、一人でお茶会に潜入する勇気がなかったらしい。
僕と彼は、妻達の秘密のお茶会を知りたい仲間ということで、二人でお茶会が開かれている庭の茂みに潜んでみた。
そして、さっそく妻含む奥様達の話しがスタートしたわけなのだが………。
「シルビア様の旦那様は肉体が逞しいわよね。やっぱりあっちも逞しいのかしら?」
「えぇ、夫は逞しすぎて、ヤッた翌日には私は屍に成り果てますの」
「あらぁ~!家の夫なんて未だに子供なんじゃないのってぐらい小さいから羨ましいわ!」
なんと、秘密のお茶会ってつまり猥談のことだったようだ。
会場には使用人はメイドだけで、潜んでいることに居た堪れなさを感じる。
「モービスはすごいのよ!モービスのエクスカリバーは立派なんだから!」
「まぁ!モービス様ってあんなに華奢なのに?」
へぇ、モービスって立派なんだ。
なんか悔しいので、からかってやろう。
「モービス、お前アレにエクスカリバーなんて名前つけてるの?」
「やめて聞かないで!?」
恥ずかしそうに真っ赤になるモービス。
ちょっと愉快になっていたのだが……。
「アダムのピストルは普通なんだけど、彼ったら疲れやすいからってワンラウンドしかしてくれないの。だから、マムシドリンクでも盛ってやろうと思ってるのよ」
「!?」
妻が僕のことを話し出して、隣からくすくす笑う声がする。
この野郎……。
「あら!マムシドリンクいいわね。私もモービスに盛ることにするわ!」
「!?」
モービスは、まさか自分もマムシドリンクを盛られると知って絶望顔している。
……まぁ、その、お互いに頑張ろう。
マムシドリンク……けして毒ではないんだ。
かなり強めの精力剤で、違法でもない。
だが、苦くて臭くてギンギンになる代わりにキスは嫌がられるようなものだ。
昔罰ゲームで飲んだのが嫌な思い出である。
あれを、盛られるのか……。
ふと、僕とモービスは気づいた。
……僕の妻とモービスの妻が、こちらをみている。
僕達と彼女達の目が見つめ合っている。
世の中には、深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いているという言葉があるのだが、僕達は今すごくその意味を理解した気がした。
そして、僕達は尻尾を巻いてさっさと逃げ出した。
………妻帰宅の際にどんな顔をして会えばいいのやらと、僕達は頭を抱えたのは言うまでもないのだった。
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