『欠片の軌跡』おまけ短編集

ねぎ(塩ダレ)

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おふざけ・なんちゃって

おっぱい星人とおっぱい

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ライルはおっぱい星人である。
そしておっぱいの中でも、巨乳好きである。

「で?大きければ太っててもOK??」

「まぁ、痩せてるよりは太ってる方がいいな。柔らかいし。でも何か誤解があるみたいだから訂正しておくんだけどな?サーク?俺は確かにおっぱい好きだ。三度の飯よりおっぱいが好きというより、おっぱいの揺れで飯が食える。」

「いや、それ、かなりヤバイ領域だぞ??」

「それにな?俺は確かにおっぱい好きだが、おっぱいよりもサムが好きなんだ。もしもサムからあのボインがなくなったとしても、俺はサム一筋。他のボインに浮気はしない。おっぱいは好きだが、サムが一番好きだし大事なんだ。そのサムがボインだったから、ボインボインで巨乳が大好きになっただけで、俺のおっぱい好きはサムあってのものなんだよ。」

「へ~。知らなかった。巨乳なら何でも好きなのかと思ってた。」

「失礼な。サムが貧乳だったら、俺は貧乳命だったぞ??」

「おっぱいからは離れないんだな??」

「おっぱいは正義だからな。」

「ならさ?男の雄っぱいはどうなんだよ??」

「いや、俺の求めるのは柔らかさだしな?」

「サムが貧乳だったら貧乳ありなんだろ??」

「サムはおっぱいどうのというより、サムがサムである限り、どんな姿でも性別でも、俺は愛するよ?」

「え?!ライルって性別にこだわりないの?!」

「ないな??俺のこだわりはサムだからな。もしもサムが男に生まれていても、きっと好きになった。いや、絶対に見つけ出して愛した。」

「……ライルのサムに対する執着と執念深さって異様だよな?」

「当然。必ず探し出して、徐々に外堀を埋めて、逃げられなくして、必ず振り向かせる。」

「怖っ!!」(何がそうまでさせるんだ?!どういう出会い方をしたんだ?!)

「そうだな……サムが男だったら……ふふっ……。」

「怖っ!!」

「いや~きっと、素敵な雄っぱいだっただろうなぁと思って~。」

「……え?さっき、雄っぱいは硬いから嫌だって……。」

「サムの雄っぱいなら別だ。きっとムチムチのいい雄っぱいだろうなぁ~。」

「……性別関係なく、やっぱりポイントはおっぱいなんだな……。」

「おっぱいは正義!!」

「え~なら、コイツの雄っぱいとかどうよ??ムチムチでデカイぞ??」

「ブーッ!!サークさん?!いきなり変な話、僕に振らないでください!!」

「え~??別に良いだろ??お前、しょっちゅう半裸で鏡の前で筋肉のつき具合確認してんだし。」

「いや?!筋肉を確認しているのであって!雄っぱいを確認しているんじゃないですからね?!」

「……たしかにデカイな??」

「ライルさん?!」

「うっし。イヴァン。ちょっと揉ませろ。」

「は?!嫌ですよ?!」

「良いだろ?しょっちゅう見せびらかしてる雄っぱいなんだし。揉むぐらい。」

「見せびらかしてないです!!あと僕!!揉む側ですから!!」

「拘るなよ、イヴァン。ガチムチ好きならお前がネコでも普通だぞ??」

「だから何でそういう話になるんですか?!」

「いいからおとなしく乳揉ませろ。」

「ぎゃー!!ライルさんがおかしくなった!!」

「サムと乳に関して俺は妥協はしない!!さぁ!!そのムチムチの雄っぱいを揉ませろ!!」

「ぎゃー!!パワハラだ!!セクハラだ!!」

「あはは!!減るもんじゃないし、揉ませてやれよ、イヴァン。自慢の胸筋なんだろ?!」

「胸筋には自信がありますが!!揉ませるために鍛えたんじゃないですから!!うわっ!!ライルさん?!」

「観念しろ!イヴァン!!」

「あはは!ライルはライトアーマータイプだからな。素早さが何気にシルク並だぞ?!パワー重装兵タイプのお前とは真逆なんだよな~。諦めて乳揉んでもらえ~。」

「ぎゃ~っ!!」


数分後……。


「うん。なかなか良い雄っぱいであった。満足。」

「……うぅ……こんなに揉みしだかれて……。僕、もう、お嫁に行けません……。」

「あ~、そういや、ギルも何気に巨乳じゃね??」

「……隊長か、たしかに巨乳……。」

「揉みに行くなら手を貸すぜ?」

「それは有り難いな。流石に隊長だと一人では厳しいからな。」

「おっしゃ!!じゃあ!一狩りしようぜ!!」

「おーっ!!」

そしてその後、ライルとサークが反省文を書かされたのは言うまでもない。
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