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36話(初めて知った殿下の気持ち)
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その後、わたくしはカンパニーに戻り、わたくしの作ったコンシーラーに満足してもらえたことを伝えて、早速これを商品化したいので協力をして欲しいと皆にお願いをした。
すると皆さんも、これは必ずヒットするはずだと太鼓判を押してくれた。
特に女性の間では、カンパニーの女性からの噂が広がり、商品化する前から問い合わせがきたほどだった。
わたくしはこれには確かな手応えを感じていた。
いつの時代も、女性の綺麗になりたいという気持ちは同じなのだと改めて思った。そしてそれは、大きなアザを持つ女性からの相談でさらに拡大していった。
色々な方の肌色に合わせた色の調節を行い、何種類ものコンシーラーを発売するに至った。
まだこの時代はナチュラルメイクが主流だったので、なるべく自身の持つ肌色に近くし、厚塗りに見えないように気を使った。
そしてこの頃になると、わたくしの周囲からの偏見の目が影を潜め、いざ社交界に行けば多くの女性に囲まれて美容の相談を受けるようになっていき、自ずと自立した女性として羨望の眼差しで見つめられた。尤もそれは表向きだけで、まだまだこの時代、『女性のくせに』という風潮は、完全にはなくなってはいなかったが。
それでも最初の頃に比べれば、大分ましにはなり、生きやすくはなっていた。
そんなわたくしの元に、ある日、ひとりの紳士が訪ねて来た。彼はこの国でも有名な実業家のアレン・マーク氏だとカンパニーの方から聞いた。そしてその方から、ドレスのデザインを依頼されたのだった。
なぜわたくしに? と伺った。
「貴女の社交界でのドレスが素晴らしく、誰のデザインか調べさせてもらったら、それを作った百貨店の者からそれは貴女が書いて持ってきたデザインだと聞いたもので」
わたくしは『あー、あのゲイの』と心の中で呟いた。
それから彼は真剣な顔で言う。
「僕は、あの窮屈なS字型コルセットからついに女性が解放される時が訪れたと、とても感動したんだ。だから是非うちのドレスのデザインをお願いしたい」
「わたくしはデザイン画を専門に学んだ経験はございません」
「絵は関係ない。あのドレスのセンスを買っている」
「わたくしでよろしければ協力は惜しみません。わたくしもあのドレスが流行ることを願っておりますから」
こうしてこの話はスムーズに決まり、今、わたくしはデザインを書いている真っ最中だ。そんな忙しい中、またしても殿下から呼び出しがあり、わたくしは疲れた身体で王宮に向かった。
王宮に着き、馬車を降りようとしたところで殿下に手を差し伸べられ、手を取った。
「急に呼び出して済まない」
「何かありましたか?」
「いや、このところ会えなかったのでつい」
「は? それだけですか」
「それだけとはひどいな」
「今、新しい仕事で頭の中はいっぱいなのです」
と答え、続けて
「新しく、ドレスのデザインを依頼されたのです」
「誰にだ?」
「確か、実業家のアレン・マーク氏という方です」
「あの有名なマーク氏か? 彼がなぜ」
「さあ? なぜでしょう。ただ、社交界でのわたくしのドレスを見たからとは言っていましたわ」
だって本当にわたくしにもよくわからないのですから。ただわたくしのドレス姿を見ただけで、デザイン画の素人にデザインを依頼するのだから。
すると殿下は急に不機嫌になられた。
「今度、彼と会うのはいつだ? その時は私も同行しよう」
「なぜ殿下が?」
「心配だからだ」
「何が心配なのですか?」
「色々と全てだ」
子どものような表情でそんな答えが返ってきた。わたくしはそれ以上は何も言わなかった。いや、言えなかった。いくら鈍感なわたくしでも、さすがに今日のこの会話で殿下のお気持ちは理解できたからだ。
そしてわたくしを用事もないのに王宮に呼び出した殿下の行動も含め、この日、わたくしは殿下のお気持ちを初めて知ってしまった。しかし、殿下には気づかないふりをした。それが今は最善のような気がしたからだ。
それから少しの沈黙の後、そんな殿下を失礼ながら可愛く思えてしまった。
「分かりました。では次回マーク氏にお会いする前に、殿下に先触れを出させていただきます」
そう約束すると、殿下は子どものように無邪気なお顔をされた。
「そうか。ではその時は待っている」
それからわたくしは疲れてはいたが、確かに最近、殿下とはお会いしてなかったので、久しぶりに殿下とお茶を楽しみながら、最近のわたくしを取り巻く環境を報告した。
すると殿下の機嫌もいつの間にかすっかり元に戻っていて、本当に楽しそうに色々なお話をしてくれる。そんな雰囲気を心地良く感じ、それをまた微笑ましくも感じた。
わたくしはこの時また、新しい殿下の一面を垣間見たような気がした。
こうしてこの日は、殿下も納得してくださったようなので、そろそろお暇することにした。
なにぶん仕事が目白押しで、わたくしもかなり疲れが溜まっていたせいか早く帰って横になりたかった。
すると帰り際、殿下はさすがに冷静になったせいか、ばつが悪そうに言われた。
「今日は忙しい中、済まなかった」
「いいえ、わたくしも久しぶりに殿下とお会いできて、くつろげました。ありがとうございます」
「そうか、そう言ってくれるか」
なんだかとても嬉しそうだった。その様子を見てわたくしは『あら? おかしいわ。なんだか、胸のあたりがキュンとしましたわ』これはいったいどういうことかしらと思ったが、その時はあまり深くは考えずにその場を後にすることにした。
そしてそんなわたくしを殿下はいつも通り馬車まで送ってくださりいつもと同じように言う。
「ではまた近いうちに」
「ご馳走様でした。ではこれで失礼いたします」
わたくしはそう言って馬車に乗った。
帰りの馬車の中で何故か胸の辺りが騒つくのを感じた。
『先程と言い、今も感じるこの得体の知れない気持ちは何なのかしら?』
しかし、わたくしはまた、深く考えることはしなかった。
すると皆さんも、これは必ずヒットするはずだと太鼓判を押してくれた。
特に女性の間では、カンパニーの女性からの噂が広がり、商品化する前から問い合わせがきたほどだった。
わたくしはこれには確かな手応えを感じていた。
いつの時代も、女性の綺麗になりたいという気持ちは同じなのだと改めて思った。そしてそれは、大きなアザを持つ女性からの相談でさらに拡大していった。
色々な方の肌色に合わせた色の調節を行い、何種類ものコンシーラーを発売するに至った。
まだこの時代はナチュラルメイクが主流だったので、なるべく自身の持つ肌色に近くし、厚塗りに見えないように気を使った。
そしてこの頃になると、わたくしの周囲からの偏見の目が影を潜め、いざ社交界に行けば多くの女性に囲まれて美容の相談を受けるようになっていき、自ずと自立した女性として羨望の眼差しで見つめられた。尤もそれは表向きだけで、まだまだこの時代、『女性のくせに』という風潮は、完全にはなくなってはいなかったが。
それでも最初の頃に比べれば、大分ましにはなり、生きやすくはなっていた。
そんなわたくしの元に、ある日、ひとりの紳士が訪ねて来た。彼はこの国でも有名な実業家のアレン・マーク氏だとカンパニーの方から聞いた。そしてその方から、ドレスのデザインを依頼されたのだった。
なぜわたくしに? と伺った。
「貴女の社交界でのドレスが素晴らしく、誰のデザインか調べさせてもらったら、それを作った百貨店の者からそれは貴女が書いて持ってきたデザインだと聞いたもので」
わたくしは『あー、あのゲイの』と心の中で呟いた。
それから彼は真剣な顔で言う。
「僕は、あの窮屈なS字型コルセットからついに女性が解放される時が訪れたと、とても感動したんだ。だから是非うちのドレスのデザインをお願いしたい」
「わたくしはデザイン画を専門に学んだ経験はございません」
「絵は関係ない。あのドレスのセンスを買っている」
「わたくしでよろしければ協力は惜しみません。わたくしもあのドレスが流行ることを願っておりますから」
こうしてこの話はスムーズに決まり、今、わたくしはデザインを書いている真っ最中だ。そんな忙しい中、またしても殿下から呼び出しがあり、わたくしは疲れた身体で王宮に向かった。
王宮に着き、馬車を降りようとしたところで殿下に手を差し伸べられ、手を取った。
「急に呼び出して済まない」
「何かありましたか?」
「いや、このところ会えなかったのでつい」
「は? それだけですか」
「それだけとはひどいな」
「今、新しい仕事で頭の中はいっぱいなのです」
と答え、続けて
「新しく、ドレスのデザインを依頼されたのです」
「誰にだ?」
「確か、実業家のアレン・マーク氏という方です」
「あの有名なマーク氏か? 彼がなぜ」
「さあ? なぜでしょう。ただ、社交界でのわたくしのドレスを見たからとは言っていましたわ」
だって本当にわたくしにもよくわからないのですから。ただわたくしのドレス姿を見ただけで、デザイン画の素人にデザインを依頼するのだから。
すると殿下は急に不機嫌になられた。
「今度、彼と会うのはいつだ? その時は私も同行しよう」
「なぜ殿下が?」
「心配だからだ」
「何が心配なのですか?」
「色々と全てだ」
子どものような表情でそんな答えが返ってきた。わたくしはそれ以上は何も言わなかった。いや、言えなかった。いくら鈍感なわたくしでも、さすがに今日のこの会話で殿下のお気持ちは理解できたからだ。
そしてわたくしを用事もないのに王宮に呼び出した殿下の行動も含め、この日、わたくしは殿下のお気持ちを初めて知ってしまった。しかし、殿下には気づかないふりをした。それが今は最善のような気がしたからだ。
それから少しの沈黙の後、そんな殿下を失礼ながら可愛く思えてしまった。
「分かりました。では次回マーク氏にお会いする前に、殿下に先触れを出させていただきます」
そう約束すると、殿下は子どものように無邪気なお顔をされた。
「そうか。ではその時は待っている」
それからわたくしは疲れてはいたが、確かに最近、殿下とはお会いしてなかったので、久しぶりに殿下とお茶を楽しみながら、最近のわたくしを取り巻く環境を報告した。
すると殿下の機嫌もいつの間にかすっかり元に戻っていて、本当に楽しそうに色々なお話をしてくれる。そんな雰囲気を心地良く感じ、それをまた微笑ましくも感じた。
わたくしはこの時また、新しい殿下の一面を垣間見たような気がした。
こうしてこの日は、殿下も納得してくださったようなので、そろそろお暇することにした。
なにぶん仕事が目白押しで、わたくしもかなり疲れが溜まっていたせいか早く帰って横になりたかった。
すると帰り際、殿下はさすがに冷静になったせいか、ばつが悪そうに言われた。
「今日は忙しい中、済まなかった」
「いいえ、わたくしも久しぶりに殿下とお会いできて、くつろげました。ありがとうございます」
「そうか、そう言ってくれるか」
なんだかとても嬉しそうだった。その様子を見てわたくしは『あら? おかしいわ。なんだか、胸のあたりがキュンとしましたわ』これはいったいどういうことかしらと思ったが、その時はあまり深くは考えずにその場を後にすることにした。
そしてそんなわたくしを殿下はいつも通り馬車まで送ってくださりいつもと同じように言う。
「ではまた近いうちに」
「ご馳走様でした。ではこれで失礼いたします」
わたくしはそう言って馬車に乗った。
帰りの馬車の中で何故か胸の辺りが騒つくのを感じた。
『先程と言い、今も感じるこの得体の知れない気持ちは何なのかしら?』
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