42 / 47
42話(焦燥)
しおりを挟む
わたくしは取り敢えず殿下の元に行き、きちんと謝らねばと思い急いでいた。
王宮に着き、殿下にお目通りを願い出た。それなのに、殿下は外出中とのこと。思わず『なんて大人気ないことをするのかしら』と腹が立ったが、表には出さずに
「では、わたくしが訪ねて来たことだけでもお伝えください」
といつも取り継いでくださる方に言い残し、王宮を後にした。
わたくしは、ふと何故わたくしは殿下とお付き合いしているわけでもないのに、このようなことで謝らなければならないのかしら? と思ったが、まあ、マーク氏と次回お会いする時は殿下に知らせますという約束は違えてしまったので、その部分で言えばやはりわたくしがいけないのかしら、と納得した。それでもやはり、どう考えてもわたくしは殿下のお気持ちを直接伝えられたわけでもないし、ましてやわたくしが殿下をお慕いしていると告げたわけでもない。
納得したつもりが、やはり何処か引っかかる。その上、謝りに来たわたくしに見え見えの居留守まで使って『やはり納得出来ない』と心で叫んだ。
そんな気持ちを引きずりながら侯爵邸に帰ると
「随分と早かったな」
とお兄様に言われたので
「思いがけないことが起こりましたので」
と答えた。するとお兄様は
「思いがけないこととは?」
と聞かれたので
「偶然、殿下も参加なさっていたのですが、わたくしがマーク氏にエスコートされているのをご覧になって、約束を違えたと怒っておいでで、すぐに帰られてしまわれたのです」
と伝えると
「は? それではまるで恋人同士みたいではないか」
と言われたので、思わずわたくしは
「そうなりますよね? 普通は」
と言ってから
「でもそうではないのに、そんな約束をしてしまったことがいけなかったのです」
と返したら
「よく意味がわかないのだが」
と言われたのですが、少々わたくしも面倒だったので
「わたくしもよくわかりません」
と答えた。そして着替えるため私室に行こうとすると
「マーク氏とは仕事上の付き合いなのだよな?」
と聞かれたので
「勿論、それ以上でもそれ以下でもありませんが」
と答えたが
「何故お兄様はそんなこと聞かれるのですか?」
と不思議に思い尋ねると
「いや、少し気になっただけだ」
と仰った。わたくしは心の中で『皆どうしてこうも面倒なことを聞かれるのかしら』と溜息をついた。そして精神的な疲れを感じたわたくしは、少し横になって休むことにした。
お夕食の時間になり、アンに起こされたわたくしは階下に降りて、伯父様と伯母様、お兄様の四人で食事をしていると、伯母様が
「今日の舞踏会はどうだったのかしら? かなり目立ったのではなくて」
と聞かれたので、わたくしは今日一日のことを包み隠さずに話した。すると伯父様が笑いながら
「殿下も困ったお人だ」
と言って微笑んでいる。伯母様も隣で相槌を打っている。そして、何故かお兄様は少しムッとしている。わたくしは訳が分からずただ黙々と食事をした。
すると伯父様が
「ステーシアさえよかったら、気晴らしに隣国に仕事がてら行ってみたらどうだ?」
と仰った。わたくしは
「どんなお仕事でしょうか?」
と尋ねると
「ステーシアの考えた商品を沢山仕入れてくれてな、それらを隣国に新しく店を構えて売りたいそうだ。その相談で明日カンパニーに顔を出すことになっている友人がいるのだが」
と仰った。するとお兄様が
「だったら私も同行しましょう。隣国なら言葉がわかる者がいた方が何かと便利ですから」
と言われたので
「だったらわたくしでも大丈夫ですから、わたくしが行きます」
と言うと
「別に二人で行っても構わないではないのか?」
とお兄様が言われた。すると伯父様が
「確かに最初は猫の手も借りたいだろうから、二人で行って来なさい」
と仰った。こうしてわたくしたちは隣国へと行くことに決まった。隣国へ行く前にマーク氏にデザイン画の依頼を受けたが、わたくしは先日の殿下の件でモヤモヤしていた。だからこれ以上面倒なことは避けたかったので、今はとても忙しく時間がないと断りを入れた。
こうしてわたくしとお兄様は隣国へと向かったのだった。この後、殿下が侯爵邸を訪ねて来るとは思いもせずに。
先日の舞踏会は、姪のルミーナのエスコートを頼まれて参加したのはいいのだが、まさかそこにステーシア嬢があのアレン・マークと一緒に参加しているとは思いもしなかった。私は二人を見た瞬間、頭に血が上ってしまい彼女を睨みつけて『これはどういうことかな?』と責めてしまった。彼女は私に謝っていたが、あの時の自分はただ腹立たしく、自分の感情が抑えられそうもなかったので、その場を後にした。あのまま留まっていたら何を口走ってしまうか分からなかったので、それがあの時は最善だと思った。そして去って行きながら、いつもにも増して輝いて見えた彼女が尚更面白くなかった。
王宮に帰り頭を冷やしていたら、彼女が訪ねて来たと聞き、すぐに会いたい自分と腹立たしく怒っている自分がいて、私は居留守という選択をしてしまった。彼女が帰った後、自分はなんと大人気ないことをしてしまったのだろうと後悔したが、遅すぎた。これでは会うきっかけが作れないではないかと思ったが、もうどうすることも出来ない。
今度は自分が謝る番なのかもしれないと思ったが、流石にすぐには無理だった。気持ちの整理がまだつかない。
その上、見え見えの居留守まで使ってしまい、何だかバツが悪いというのもあった。
そんなことを色々考えていたら本当に謝る機会を無くしてしまった。そんな中、ただ時間だけが空しく過ぎていった。
王宮に着き、殿下にお目通りを願い出た。それなのに、殿下は外出中とのこと。思わず『なんて大人気ないことをするのかしら』と腹が立ったが、表には出さずに
「では、わたくしが訪ねて来たことだけでもお伝えください」
といつも取り継いでくださる方に言い残し、王宮を後にした。
わたくしは、ふと何故わたくしは殿下とお付き合いしているわけでもないのに、このようなことで謝らなければならないのかしら? と思ったが、まあ、マーク氏と次回お会いする時は殿下に知らせますという約束は違えてしまったので、その部分で言えばやはりわたくしがいけないのかしら、と納得した。それでもやはり、どう考えてもわたくしは殿下のお気持ちを直接伝えられたわけでもないし、ましてやわたくしが殿下をお慕いしていると告げたわけでもない。
納得したつもりが、やはり何処か引っかかる。その上、謝りに来たわたくしに見え見えの居留守まで使って『やはり納得出来ない』と心で叫んだ。
そんな気持ちを引きずりながら侯爵邸に帰ると
「随分と早かったな」
とお兄様に言われたので
「思いがけないことが起こりましたので」
と答えた。するとお兄様は
「思いがけないこととは?」
と聞かれたので
「偶然、殿下も参加なさっていたのですが、わたくしがマーク氏にエスコートされているのをご覧になって、約束を違えたと怒っておいでで、すぐに帰られてしまわれたのです」
と伝えると
「は? それではまるで恋人同士みたいではないか」
と言われたので、思わずわたくしは
「そうなりますよね? 普通は」
と言ってから
「でもそうではないのに、そんな約束をしてしまったことがいけなかったのです」
と返したら
「よく意味がわかないのだが」
と言われたのですが、少々わたくしも面倒だったので
「わたくしもよくわかりません」
と答えた。そして着替えるため私室に行こうとすると
「マーク氏とは仕事上の付き合いなのだよな?」
と聞かれたので
「勿論、それ以上でもそれ以下でもありませんが」
と答えたが
「何故お兄様はそんなこと聞かれるのですか?」
と不思議に思い尋ねると
「いや、少し気になっただけだ」
と仰った。わたくしは心の中で『皆どうしてこうも面倒なことを聞かれるのかしら』と溜息をついた。そして精神的な疲れを感じたわたくしは、少し横になって休むことにした。
お夕食の時間になり、アンに起こされたわたくしは階下に降りて、伯父様と伯母様、お兄様の四人で食事をしていると、伯母様が
「今日の舞踏会はどうだったのかしら? かなり目立ったのではなくて」
と聞かれたので、わたくしは今日一日のことを包み隠さずに話した。すると伯父様が笑いながら
「殿下も困ったお人だ」
と言って微笑んでいる。伯母様も隣で相槌を打っている。そして、何故かお兄様は少しムッとしている。わたくしは訳が分からずただ黙々と食事をした。
すると伯父様が
「ステーシアさえよかったら、気晴らしに隣国に仕事がてら行ってみたらどうだ?」
と仰った。わたくしは
「どんなお仕事でしょうか?」
と尋ねると
「ステーシアの考えた商品を沢山仕入れてくれてな、それらを隣国に新しく店を構えて売りたいそうだ。その相談で明日カンパニーに顔を出すことになっている友人がいるのだが」
と仰った。するとお兄様が
「だったら私も同行しましょう。隣国なら言葉がわかる者がいた方が何かと便利ですから」
と言われたので
「だったらわたくしでも大丈夫ですから、わたくしが行きます」
と言うと
「別に二人で行っても構わないではないのか?」
とお兄様が言われた。すると伯父様が
「確かに最初は猫の手も借りたいだろうから、二人で行って来なさい」
と仰った。こうしてわたくしたちは隣国へと行くことに決まった。隣国へ行く前にマーク氏にデザイン画の依頼を受けたが、わたくしは先日の殿下の件でモヤモヤしていた。だからこれ以上面倒なことは避けたかったので、今はとても忙しく時間がないと断りを入れた。
こうしてわたくしとお兄様は隣国へと向かったのだった。この後、殿下が侯爵邸を訪ねて来るとは思いもせずに。
先日の舞踏会は、姪のルミーナのエスコートを頼まれて参加したのはいいのだが、まさかそこにステーシア嬢があのアレン・マークと一緒に参加しているとは思いもしなかった。私は二人を見た瞬間、頭に血が上ってしまい彼女を睨みつけて『これはどういうことかな?』と責めてしまった。彼女は私に謝っていたが、あの時の自分はただ腹立たしく、自分の感情が抑えられそうもなかったので、その場を後にした。あのまま留まっていたら何を口走ってしまうか分からなかったので、それがあの時は最善だと思った。そして去って行きながら、いつもにも増して輝いて見えた彼女が尚更面白くなかった。
王宮に帰り頭を冷やしていたら、彼女が訪ねて来たと聞き、すぐに会いたい自分と腹立たしく怒っている自分がいて、私は居留守という選択をしてしまった。彼女が帰った後、自分はなんと大人気ないことをしてしまったのだろうと後悔したが、遅すぎた。これでは会うきっかけが作れないではないかと思ったが、もうどうすることも出来ない。
今度は自分が謝る番なのかもしれないと思ったが、流石にすぐには無理だった。気持ちの整理がまだつかない。
その上、見え見えの居留守まで使ってしまい、何だかバツが悪いというのもあった。
そんなことを色々考えていたら本当に謝る機会を無くしてしまった。そんな中、ただ時間だけが空しく過ぎていった。
15
あなたにおすすめの小説
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
前世の祖母に強い憧れを持ったまま生まれ変わったら、家族と婚約者に嫌われましたが、思いがけない面々から物凄く好かれているようです
珠宮さくら
ファンタジー
前世の祖母にように花に囲まれた生活を送りたかったが、その時は母にお金にもならないことはするなと言われながら成長したことで、母の言う通りにお金になる仕事に就くために大学で勉強していたが、彼女の側には常に花があった。
老後は、祖母のように暮らせたらと思っていたが、そんな日常が一変する。別の世界に子爵家の長女フィオレンティーナ・アルタヴィッラとして生まれ変わっても、前世の祖母のようになりたいという強い憧れがあったせいか、前世のことを忘れることなく転生した。前世をよく覚えている分、新しい人生を悔いなく過ごそうとする思いが、フィオレンティーナには強かった。
そのせいで、貴族らしくないことばかりをして、家族や婚約者に物凄く嫌われてしまうが、思わぬ方面には物凄く好かれていたようだ。
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
モブで可哀相? いえ、幸せです!
みけの
ファンタジー
私のお姉さんは“恋愛ゲームのヒロイン”で、私はゲームの中で“モブ”だそうだ。
“あんたはモブで可哀相”。
お姉さんはそう、思ってくれているけど……私、可哀相なの?
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
婚約破棄のその場で転生前の記憶が戻り、悪役令嬢として反撃開始いたします
タマ マコト
ファンタジー
革命前夜の王国で、公爵令嬢レティシアは盛大な舞踏会の場で王太子アルマンから一方的に婚約を破棄され、社交界の嘲笑の的になる。その瞬間、彼女は“日本の歴史オタク女子大生”だった前世の記憶を思い出し、この国が数年後に血塗れの革命で滅びる未来を知ってしまう。
悪役令嬢として嫌われ、切り捨てられた自分の立場と、公爵家の権力・財力を「運命改変の武器」にすると決めたレティシアは、貧民街への支援や貴族の不正調査をひそかに始める。その過程で、冷静で改革派の第二王子シャルルと出会い、互いに利害と興味を抱きながら、“歴史に逆らう悪役令嬢”として静かな反撃をスタートさせていく。
普段は地味子。でも本当は凄腕の聖女さん〜地味だから、という理由で聖女ギルドを追い出されてしまいました。私がいなくても大丈夫でしょうか?〜
神伊 咲児
ファンタジー
主人公、イルエマ・ジミィーナは16歳。
聖女ギルド【女神の光輝】に属している聖女だった。
イルエマは眼鏡をかけており、黒髪の冴えない見た目。
いわゆる地味子だ。
彼女の能力も地味だった。
使える魔法といえば、聖女なら誰でも使えるものばかり。回復と素材進化と解呪魔法の3つだけ。
唯一のユニークスキルは、ペンが無くても文字を書ける光魔字。
そんな能力も地味な彼女は、ギルド内では裏方作業の雑務をしていた。
ある日、ギルドマスターのキアーラより、地味だからという理由で解雇される。
しかし、彼女は目立たない実力者だった。
素材進化の魔法は独自で改良してパワーアップしており、通常の3倍の威力。
司祭でも見落とすような小さな呪いも見つけてしまう鋭い感覚。
難しい相談でも難なくこなす知識と教養。
全てにおいてハイクオリティ。最強の聖女だったのだ。
彼女は新しいギルドに参加して順風満帆。
彼女をクビにした聖女ギルドは落ちぶれていく。
地味な聖女が大活躍! 痛快ファンタジーストーリー。
全部で5万字。
カクヨムにも投稿しておりますが、アルファポリス用にタイトルも含めて改稿いたしました。
HOTランキング女性向け1位。
日間ファンタジーランキング1位。
日間完結ランキング1位。
応援してくれた、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。とても嬉しいです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる