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元魔女エリーチカ①
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一晩明けてもエリーチカは、眠ることができなかった。
アーシャのせいで、性欲のせいで、今までは死んでいた気持ちも、死にたくないと叫び始めるのだ。
自分の秘部に、いや、ただの性器に触れて、自分を慰めても、一度絶頂を迎えても、待っているのは辛い現実で死にたくなるばかりだ。
アーシャは、私が死のうとすることをただの逃げだと言った。
それは半分合っていて、でも、他にどうすることもできないのに酷い言葉だと思う。
アーシャのせいで、あの可愛くて綺麗な顔が、私を変な気分にさせてくる。アーシャがあんなに可愛くなければ、私もただ簡単に人生を諦められただろうに。
性欲のせいで、私はまた無理やりに生きようとさせられる。
一晩明けても眠ることができなくて、そんな私の顔色を見てアーシャは、「眠れなかったな」と言った。
私は悪い人間だ。表面上は大人しくしていても、中ではずっと不平と不満に満ちている。
どうにもうまくいかない現実が、心の底から嫌いで、子どもを殺してしまって、心の底から申し訳ないと思う気持ちもあるし、なんで私がと。どうにもならない人生なんか捨ててしまいたくなる。
私がベッドから立ち上がろうとする頃には、アーシャは既に起きていて、檻の前にご飯が置いてある。
その食事を私が食べていると、「美味しいか?」とアーシャが聞いてくる。
そんなの……、よく分からない。私は「美味しいです」とだけ返す。
お昼になると、アーシャは私を連れ出して、私が殺したり、誘拐した子供たちの親の前で、頭を下げさせられる。
私はすぐにでもこんな場所から逃げ出してしまいたいかった。
心の底から悪いことをしてしまったという気持ちはあるけれど、自分の罪を責められるなんて、しかも、大勢の前でなんて、私の心はもう耐えられない。私の心は悪い人間だ。
頭を下げていると、相手の親から殴られることもあるし、唾も吐きかけられる。お父さんやお兄ちゃんにもやられたことは沢山あるけど、でも、それでも、殴られることには慣れない。
アーシャが傍にいて止めてくれるけど、それは毎回私が殴られたり蹴られたりした後だ。そうしてアーシャが言うのが、「感情をコントロールできない時点で、あなたたちも人殺しと変わらない」って言葉。
この言葉が相手の心に刺さっているのかは分からないけれど、アーシャが睨みつけると、相手も怖気づいたように怯む。
体にできた傷を、アーシャは魔法で治してくれる。でも、きっと、アーシャはわざと私を殴られるように仕向けているからどんな態度でいれば良いのか分からなくなる。
「殴られるのは嫌です……」
「辛いだろうが我慢してくれ」
アーシャは、顔色一つ変えずにそんなことを言う。
いつもは同情してくれるのに……。
アーシャは私を牢屋に戻すと、夜になってからまた来る。その時は食事を持ってくるから、食べなくてはいけない。
次の日も、私は謝りに行く。どんなに相手の親から拒絶されたとしても、アーシャは私を連れて行かせようとする。
三日も経って、
殴られるようなこともだいぶ無くなっきて、少しは楽になったから、私はちゃんと謝ろうとする。
でも、玄関は閉められていて、話すことはできないから、ただの独り言になっている。なので、意味があるのかは全く分からない。
だから、私はごめんなさいという、短い言葉だけを手紙にして玄関の前に置いておくことにした。他に文字が書ければもっといろいろなことを伝えられたと思うけど、私にはこんなことくらいしかできなかった。
手紙を書いて謝る。と私から言った時のアーシャの顔は、なぜだかすごく驚いていた。途端に顔を柔和にしたかと思うと、アーシャは少し目を潤ませた。
「君は悪い人間じゃないよ」とアーシャは言った。
意図はよく分からなかった。
二週間も続けて謝っていると、だんだん自分の行為の意味が分からなくなってくる。死んでしまった方が本当は良かったのではないかと考え始めてくる。
でも、毎日、玄関の前で頭を深く下げて謝っていると、二週間目にしてようやく玄関が開いた。
疲れ切った顔をした夫婦が顔を出して、一緒に私を見下ろしてくる。
「本当に謝っているの?」
と相手の親から。
「はい。心の底から……」
「でも、私たちには、君がどんな人間なのか分からない。本当に謝っているのか?」
「謝って許してもらおうとは思いません……。ただ、こうして頭を下げにくることが、誠実さだと、私は思うようになりました」
「そう……。でも、裁判になるまで来ないで欲しい。君がいるとまた辛いことを思い出してしまう……」
「分かりました……」
家を離れるとアーシャは、ぐいっと私を抱き寄せた。
「さて、次は裁判の前に全部の髪を切り落とすぞ。辛いだろうが、我慢するんだ」
と、アーシャはそう言った。
牢屋に戻されると、アーシャは、ハサミを取り出して、私の髪を1房掴んだ。
そのままギチッと切り落として、紫色に染めた私の髪が、ボタッと床に落ちた。
自分の髪を見て、なぜだか私は悲しくなってしまった。
可愛くなろうとして染めた髪が、私からどんどんと落ちていく。
魔女の時の欲望は、今は心の奥底にしまいこまれているけれど、少しでも人から誉められたくてしたことが、どんどんと無意味な物となって床に落ちていくのだ。
お兄ちゃんが唯一褒めてくれたのが私の髪の毛で、私の中では少し自慢だった。
でも、歳をとった今なら私にも分かる。
他に褒められるようなところが、私には全く無かったのだ。お兄ちゃんもお父さんも顔は凄くカッコよかったし、お母さんは綺麗な人だった。
「アーシャ。私の顔、どう思う?」
「どうって? 可愛らしい顔だと思うよ」
「この顔はね、本当の私の顔じゃないの。私の出身はとても寒い場所で、日差しも殆ど差さないからみんな白い肌をして綺麗な人が沢山いるの。それに、芸術が盛んな国で、演劇なんて世界一の国なの。たしか、すたにふ……、なんだっだったかしら? とにかくすごい人がいたの。だけど、そんな素敵な場所でも差別は酷かったの。決まって一人は鷲鼻を持った、お世辞にも綺麗とは言えない人たちが必ず産まれていたの。醜い顔のせいで誰も外には出歩けないし、かといって家にいても虐められるだけ。顔も醜いからお父さんもお兄ちゃんも、よく私を虐めるためだけにエッチをしてきたの。でも、それでも私は幸せだった。醜い私に生きられる場所なんてどこにもないから、普段は顔を隠して生活をしなくてはいけない。誰とも結婚もできないほど醜い私に、幸せなんてないからエッチができればそれだけで幸せだった……」
私がちょっと言葉に詰まると、アーシャはすぐに泣きだした。
本当に私はアーシャのことはよく分からない。すぐに怒ったり、泣いたり、かといって、人のことなんてまるで考えていないように行動を起こせる人で、全く掴み所なんてない。
アーシャが辛かったなと言って抱き締めてくる。
そうすると、嬉しい反面、同情されて当然なのよ、といった悪い気持ちが沸いてくる。
自尊心の持ちようのない私の体を、唯一慰められるのが人からの同情なんだ。
でも、アーシャがぎゅっと私を抱き締めてくるものだから、私の悪い心がどんどん頭を下げるようになる。
「アーシャ。私ってかわいそう?」
「ああ。かわいそうだ。自分のことのように心が痛む」
「でも、この顔も、魔女になってようやく魔法でマシにすることができたけど、アーシャは良いわね。そんなに綺麗なんだもの。何度見たって惚れちゃう」
「いいかい? 人間性がなければ、人は人ではいられないんだ。君が善き人間性を求める限り、君は誰よりも人として美しいんだよ」
「でも、人間性なんていらなくなるくらい、この世界は残酷だわ」
「確かにな。君と私は似たようなところが多いようだ」
一転してアーシャが笑う。本当にアーシャはよく分からない人だ。
アーシャのせいで、性欲のせいで、今までは死んでいた気持ちも、死にたくないと叫び始めるのだ。
自分の秘部に、いや、ただの性器に触れて、自分を慰めても、一度絶頂を迎えても、待っているのは辛い現実で死にたくなるばかりだ。
アーシャは、私が死のうとすることをただの逃げだと言った。
それは半分合っていて、でも、他にどうすることもできないのに酷い言葉だと思う。
アーシャのせいで、あの可愛くて綺麗な顔が、私を変な気分にさせてくる。アーシャがあんなに可愛くなければ、私もただ簡単に人生を諦められただろうに。
性欲のせいで、私はまた無理やりに生きようとさせられる。
一晩明けても眠ることができなくて、そんな私の顔色を見てアーシャは、「眠れなかったな」と言った。
私は悪い人間だ。表面上は大人しくしていても、中ではずっと不平と不満に満ちている。
どうにもうまくいかない現実が、心の底から嫌いで、子どもを殺してしまって、心の底から申し訳ないと思う気持ちもあるし、なんで私がと。どうにもならない人生なんか捨ててしまいたくなる。
私がベッドから立ち上がろうとする頃には、アーシャは既に起きていて、檻の前にご飯が置いてある。
その食事を私が食べていると、「美味しいか?」とアーシャが聞いてくる。
そんなの……、よく分からない。私は「美味しいです」とだけ返す。
お昼になると、アーシャは私を連れ出して、私が殺したり、誘拐した子供たちの親の前で、頭を下げさせられる。
私はすぐにでもこんな場所から逃げ出してしまいたいかった。
心の底から悪いことをしてしまったという気持ちはあるけれど、自分の罪を責められるなんて、しかも、大勢の前でなんて、私の心はもう耐えられない。私の心は悪い人間だ。
頭を下げていると、相手の親から殴られることもあるし、唾も吐きかけられる。お父さんやお兄ちゃんにもやられたことは沢山あるけど、でも、それでも、殴られることには慣れない。
アーシャが傍にいて止めてくれるけど、それは毎回私が殴られたり蹴られたりした後だ。そうしてアーシャが言うのが、「感情をコントロールできない時点で、あなたたちも人殺しと変わらない」って言葉。
この言葉が相手の心に刺さっているのかは分からないけれど、アーシャが睨みつけると、相手も怖気づいたように怯む。
体にできた傷を、アーシャは魔法で治してくれる。でも、きっと、アーシャはわざと私を殴られるように仕向けているからどんな態度でいれば良いのか分からなくなる。
「殴られるのは嫌です……」
「辛いだろうが我慢してくれ」
アーシャは、顔色一つ変えずにそんなことを言う。
いつもは同情してくれるのに……。
アーシャは私を牢屋に戻すと、夜になってからまた来る。その時は食事を持ってくるから、食べなくてはいけない。
次の日も、私は謝りに行く。どんなに相手の親から拒絶されたとしても、アーシャは私を連れて行かせようとする。
三日も経って、
殴られるようなこともだいぶ無くなっきて、少しは楽になったから、私はちゃんと謝ろうとする。
でも、玄関は閉められていて、話すことはできないから、ただの独り言になっている。なので、意味があるのかは全く分からない。
だから、私はごめんなさいという、短い言葉だけを手紙にして玄関の前に置いておくことにした。他に文字が書ければもっといろいろなことを伝えられたと思うけど、私にはこんなことくらいしかできなかった。
手紙を書いて謝る。と私から言った時のアーシャの顔は、なぜだかすごく驚いていた。途端に顔を柔和にしたかと思うと、アーシャは少し目を潤ませた。
「君は悪い人間じゃないよ」とアーシャは言った。
意図はよく分からなかった。
二週間も続けて謝っていると、だんだん自分の行為の意味が分からなくなってくる。死んでしまった方が本当は良かったのではないかと考え始めてくる。
でも、毎日、玄関の前で頭を深く下げて謝っていると、二週間目にしてようやく玄関が開いた。
疲れ切った顔をした夫婦が顔を出して、一緒に私を見下ろしてくる。
「本当に謝っているの?」
と相手の親から。
「はい。心の底から……」
「でも、私たちには、君がどんな人間なのか分からない。本当に謝っているのか?」
「謝って許してもらおうとは思いません……。ただ、こうして頭を下げにくることが、誠実さだと、私は思うようになりました」
「そう……。でも、裁判になるまで来ないで欲しい。君がいるとまた辛いことを思い出してしまう……」
「分かりました……」
家を離れるとアーシャは、ぐいっと私を抱き寄せた。
「さて、次は裁判の前に全部の髪を切り落とすぞ。辛いだろうが、我慢するんだ」
と、アーシャはそう言った。
牢屋に戻されると、アーシャは、ハサミを取り出して、私の髪を1房掴んだ。
そのままギチッと切り落として、紫色に染めた私の髪が、ボタッと床に落ちた。
自分の髪を見て、なぜだか私は悲しくなってしまった。
可愛くなろうとして染めた髪が、私からどんどんと落ちていく。
魔女の時の欲望は、今は心の奥底にしまいこまれているけれど、少しでも人から誉められたくてしたことが、どんどんと無意味な物となって床に落ちていくのだ。
お兄ちゃんが唯一褒めてくれたのが私の髪の毛で、私の中では少し自慢だった。
でも、歳をとった今なら私にも分かる。
他に褒められるようなところが、私には全く無かったのだ。お兄ちゃんもお父さんも顔は凄くカッコよかったし、お母さんは綺麗な人だった。
「アーシャ。私の顔、どう思う?」
「どうって? 可愛らしい顔だと思うよ」
「この顔はね、本当の私の顔じゃないの。私の出身はとても寒い場所で、日差しも殆ど差さないからみんな白い肌をして綺麗な人が沢山いるの。それに、芸術が盛んな国で、演劇なんて世界一の国なの。たしか、すたにふ……、なんだっだったかしら? とにかくすごい人がいたの。だけど、そんな素敵な場所でも差別は酷かったの。決まって一人は鷲鼻を持った、お世辞にも綺麗とは言えない人たちが必ず産まれていたの。醜い顔のせいで誰も外には出歩けないし、かといって家にいても虐められるだけ。顔も醜いからお父さんもお兄ちゃんも、よく私を虐めるためだけにエッチをしてきたの。でも、それでも私は幸せだった。醜い私に生きられる場所なんてどこにもないから、普段は顔を隠して生活をしなくてはいけない。誰とも結婚もできないほど醜い私に、幸せなんてないからエッチができればそれだけで幸せだった……」
私がちょっと言葉に詰まると、アーシャはすぐに泣きだした。
本当に私はアーシャのことはよく分からない。すぐに怒ったり、泣いたり、かといって、人のことなんてまるで考えていないように行動を起こせる人で、全く掴み所なんてない。
アーシャが辛かったなと言って抱き締めてくる。
そうすると、嬉しい反面、同情されて当然なのよ、といった悪い気持ちが沸いてくる。
自尊心の持ちようのない私の体を、唯一慰められるのが人からの同情なんだ。
でも、アーシャがぎゅっと私を抱き締めてくるものだから、私の悪い心がどんどん頭を下げるようになる。
「アーシャ。私ってかわいそう?」
「ああ。かわいそうだ。自分のことのように心が痛む」
「でも、この顔も、魔女になってようやく魔法でマシにすることができたけど、アーシャは良いわね。そんなに綺麗なんだもの。何度見たって惚れちゃう」
「いいかい? 人間性がなければ、人は人ではいられないんだ。君が善き人間性を求める限り、君は誰よりも人として美しいんだよ」
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