心中雪-my heart is always in the snow-

みほこ

文字の大きさ
43 / 87
父の変わった趣味

父の凝り性*動物*

しおりを挟む
にゃー太をはじめとし、今まで父はいろんな生き物を助けてきた

1、 カメ

朝、川の周りを散歩していたら、道の真ん中に大きな石があったので邪魔だし誰かが転んだら危ないと思い、持ち上げたところカメだった
30センチぐらいのカメ

1度は店まで連れてきたものの、飼える水槽のサイズがなかったので川に戻してきた
まるで浦島太郎みたいな話だが、実話

2、 鴨

学校から帰ると、父が何やら笑っている
何がそんなにおもしろいのか、わからないので、いつも通り過ごしていると
にゃー太がトイレの合図をしたので、裏口を開けに行った

あれ?こんなところに鴨の置物なんて置いてどうしたんだろう?

いつも何も置いてない外の棚に鴨の置物があったので、父に
「これなに?」
と、聞くために置物を触ろうとしたら、首が動いた!!!

声にならない叫び声をあげ、父が来てくれた

「やっと気づいたか!」

父が笑っていた原因は鴨だった

なんでも、荷物を取りに裏手に出たら、そこにいたらしい

特に害があったわけではないので、そっとしておいたら3日後ぐらいにはいなくなっていた

3、 野良猫・野良犬

手羽先などを食べた場合は、骨を捨てずに残す
近所の野良犬にあげるために

スーパーで魚のアラを買う(当時の値段で10~50円)
近所の野良猫にあげるために

にゃー太がうちに来てからはなくなったけど、今思うと動物大好きだったんだなぁと思う

父は鶏肉が嫌いで、から揚げなども嫌い

その理由は、自分が子供の頃、鶏を飼っていたが、Bばあちゃんに夕飯用に殺されたのだ
それから鶏肉が食べれなくなったと言っていた

父が子供の頃にはよくあった話らしいが、自分が可愛がっていた動物が食卓に出た時の父の気持ちはどうだったのか想像もできない

父の優しさの権現は、こういうところから出ていた
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

処理中です...