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運命の出会い
その手を離したくない
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海が見える公園に着くと、自転車を降りてベンチでお互いの自己紹介を始めることになった
「じゃあ、俺から自己紹介するね。出身中学はG中学。部活は中学までは野球部でピッチャーをやっていた。3人兄弟の1番下。上2人は兄貴だけど、どっちも社会人で実家から出て行ってる。趣味はサーフィン」
私「サーフィン?サーフボードをどうやって運んでるの?」
S「自転車で、高校の友達と2人で一緒に海に行ってる」
私「G中学って野球強かったの?」
S「みほこちゃんの中学ほどじゃないけど、県大会準優勝だったよ」
私「え?うちの中学優勝したあの大会?ってことは、あの試合のピッチャー!?」
S「試合見てたの?そうだよ、決勝でみほこちゃんの学校に負けた」
中学時代、私の学校は野球が強かった
小学校の頃、休み時間に私を野球に誘ってくれた子は1年の頃からエースピッチャーで、彼が入部してから全国大会までいけるチームになり、私の中学では今でもその時の記録を塗り替えていない
引退時に、名門高校がスカウトに来るほどだった
私は中学時代に貴重な体験をさせてもらった
「野球部には女子はいらない!」
と顧問の方針で、野球部には女子マネージャーはいなかった
…が、ある大会で私の中学からウグイス嬢を出すことになった
※ウグイス嬢とは、野球の大会で「1番ピッチャー〇〇くん」などとアナウンスする人
私が野球好きな事を知っていた、野球部の友達の口添えもあり、そのウグイス嬢を経験させてもらったのだ
私「実はあの試合のウグイス嬢、私だよ?」
S「え?そうだったの!?野球好きなの!?」
私「うん、小学校の頃はあのピッチャーと一緒になって野球やってたよ」
S「あの球打てるの!?ずいぶんいい球投げるピッチャーだったけど」
私「小学生だったし、何回かは打ったことあるよ。まさかあそこまで強くなるとは小学生の頃は思ってなかったけど」
などと会話をしていくうちに共通の会話が何回も出た
今思うと、なぜこの人に惹かれたのか、理解できる
Sさんは必ず目を見て話しを聞いてくれる
当たり前と言われればそれまでだが、私は母と目を合わせて会話をしたことがなかった
学校で
「人と会話をするときは相手の目を見て話しましょう」
何回も何回もそう言われ育ったが、母の目は見たことがない
目が合うだけで殴られることもあったので、目を合わせないようにしていた
Sさんは私が話すと必ず目を見て、話しも遮らずにちゃんと聞いてくれた
そして、私の好みのタイプ"自分をもってる人、趣味がある人"も当てはまっていた
Y先輩から
「おーい、どこにいるー?」
とメールが来るまで、話しが尽きることはなかった
そして
「みほこちゃん、よかったら俺と連絡先交換しない?」
とSさんに言われ二つ返事で
「うん!」
と答えた
その日から、私は家で携帯の電源を切るのをやめた
いつSさんから連絡が来るかわかんないから・・・
「じゃあ、俺から自己紹介するね。出身中学はG中学。部活は中学までは野球部でピッチャーをやっていた。3人兄弟の1番下。上2人は兄貴だけど、どっちも社会人で実家から出て行ってる。趣味はサーフィン」
私「サーフィン?サーフボードをどうやって運んでるの?」
S「自転車で、高校の友達と2人で一緒に海に行ってる」
私「G中学って野球強かったの?」
S「みほこちゃんの中学ほどじゃないけど、県大会準優勝だったよ」
私「え?うちの中学優勝したあの大会?ってことは、あの試合のピッチャー!?」
S「試合見てたの?そうだよ、決勝でみほこちゃんの学校に負けた」
中学時代、私の学校は野球が強かった
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私は中学時代に貴重な体験をさせてもらった
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と顧問の方針で、野球部には女子マネージャーはいなかった
…が、ある大会で私の中学からウグイス嬢を出すことになった
※ウグイス嬢とは、野球の大会で「1番ピッチャー〇〇くん」などとアナウンスする人
私が野球好きな事を知っていた、野球部の友達の口添えもあり、そのウグイス嬢を経験させてもらったのだ
私「実はあの試合のウグイス嬢、私だよ?」
S「え?そうだったの!?野球好きなの!?」
私「うん、小学校の頃はあのピッチャーと一緒になって野球やってたよ」
S「あの球打てるの!?ずいぶんいい球投げるピッチャーだったけど」
私「小学生だったし、何回かは打ったことあるよ。まさかあそこまで強くなるとは小学生の頃は思ってなかったけど」
などと会話をしていくうちに共通の会話が何回も出た
今思うと、なぜこの人に惹かれたのか、理解できる
Sさんは必ず目を見て話しを聞いてくれる
当たり前と言われればそれまでだが、私は母と目を合わせて会話をしたことがなかった
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何回も何回もそう言われ育ったが、母の目は見たことがない
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そして、私の好みのタイプ"自分をもってる人、趣味がある人"も当てはまっていた
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「おーい、どこにいるー?」
とメールが来るまで、話しが尽きることはなかった
そして
「みほこちゃん、よかったら俺と連絡先交換しない?」
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