夜空に瞬く星に向かって

松由 実行

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第四章 Bay City Blues (ベイシティ ブルース)

34. 幼女救出

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■ 4.34.1
 
 
「マサシ、コンテナと内部の生命維持装置のロック解除終了致しました。」
 
 ノバグからの作業終了報告が来たのは、レジーナがアリョンッラ星系の重力圏を抜けてジャンプ可能なポイントへと通常空間を航行している間だった。
 貨物船レベドレアから奪取したコンテナの内一つ、まるでルナをそのまま小さくしたかの様な、真っ白な肌と銀色の髪を持つ幼女が囚われているコンテナの中身。その幼女の意識を奪った上で最低限の生命維持活動を維持管理した上で、しかしそれ以上の事をさせない様に幼女の意識と身体の自由を奪っている生命維持装置。
 ノバグはブラソンと共に慎重にそのシステムを解析し、ロックを外し、そして管理下に収めていった。
 その作業が完了したと云う事は、囚われている幼女を生命維持用のカプセルの中から救い出してやれると云う事だ。
 
 船に乗っている全員が貨物室に設置してあるコンテナの前に集まる。
 コンテナにマジッド語で描かれているD-4という番号を確認する。間違えて開けてしまえば、また悪夢の再来だ。
 今回は、AEXSSを着用もしていないし、ルナもアサルトライフルを構えては居ない。
 ニュクスの様な特別製はともかくとして、四~五歳にしか見えない幼女に襲われる危険は無いだろう。
 一番力のあるニュクスがコンテナの扉を開ける。
 ブラソンと俺という大人の男が居るにもかかわらず、一番非力そうな幼女体であるニュクスが重いコンテナの扉を開けるという構図に激しい違和感を感じるが、これはもうしようが無い。
 このレジーナという船の中の常識は、色々なところで世間一般のそれから大きくずれてしまっているのは自覚している。
 
 扉を開けると、コンテナの中には明かりが灯っていた。
 前回開けたときには、暗いコンテナの中を見るために貨物室の明かりが差し込んでくる必要があったのだが、ブラソンとノバグがこのコンテナの中に設置された機械群のシステムをハッキングし、完全に管理下に置いたことの証明の様なものだ。
 
「ここから先は、物理的な作業との組み合わせになります。物理的に行って戴く作業を指示致します。宜しくお願い致します。」
 
 ノバグの声が響く。
 
「まずはD4幼女体の意識を覚醒寸前まで戻します。」
 
 D4幼女体とはなんだ、と一瞬思ったが、コンテナの番号と組み合わせたのだろう。
 この子の意識が戻れば、名前を聞き出すことも出来るだろう。
 特に機械的な動作音がする訳でも無く、しばらく待たされる。
 
「意識レベルを睡眠状態に戻しました。特に障害は認められません。次に羊水のパージを行いますが、リザーブタンクが満タンですので、タンクに戻せません。外部にパージしても宜しいでしょうか?」
 
 それはつまり、コンテナ内に排出するということか。多分、貨物室にまで溢れ出すと思うが、是非も無い。
 
「構わない。やってくれ。」
 
「諒解致しました。ありがとうございます。羊水パージします。」
 
 カプセルの下の方でゴトリという音がして、かなりの勢いで水が噴き出してきた。
 僅かに生臭さを感じたが、顔をしかめる程でも無い。
 排出された羊水はコンテナの床を這い、コンテナの外に流れ出した。
 カプセルの中の水位が下がり、透明部分から羊水が見えなくなった。
 
「生体挿入管を排出・除去します。挿入管は肺と胃にまで達していますので、排出時に拒否反応があるかも知れません。」
 
 しばらくして、鼻と口を覆っていたマスクが外れ、カプセル上方から垂れてきているパイプとともにだらりと垂れ下がった。。
 ノバグが予告していた拒否反応、多分咳き込んだり嘔吐したりという事だと思うが、それは特に無かった。
 ただのマスクと思っていたが、その内側には数本の肌色の生体管が覗いており、そのうち太い二本が多分肺と胃に達していたという生体管だろう。
 
「キャノピーを解放します。D4幼女体の身体は重力アンカーで固定されておりますので、落下する危険はありません。」
 
 ノバグの言葉が終わると同時に、軽い漏洩音がして、カプセルの透明部分の下の方が開き、最上部を蝶番にして上に開いた。
 キャノピーからパタパタと羊水の残りが滴る。
 
「D4幼女体の身体を確保願います。確保後、重力アンカーをカットします。が、マサシが身体確保すると倫理的に色々ありますので、ルナ、確保をお願い致します。」
 
 なんだそれは。
 拘束されていた幼女が徐々に開放されていくシーンに人が折角感動していたというのに、全部ぶち壊すことを言いやがった。
 どうもウチの船の女どもはどこかヒネてていかん。
 
「幼女の裸を食い入る様に見つめて居った時点でもうダメの様な気がするがのう。」
 
 横でニュクスがニヤニヤしながら言う。
 
「うるせえよ。俺は裸を見ていたんじゃ無くて、プロセスを見守っていただけだ。」
 
「まあ、そういう事にしておこうかのう。」
 
 さらにニュクスが揶揄する声が聞こえる。
 
「これだけ重大な事態なんだ。船長として当然だろうが。」
 
「ほう、船長として当然の権利とな。確かに裸の幼女は重大案件じゃのう。」
 
 ダメだ。何を言っても確実に故意に曲解される。
 ルナが幼女の身体を確保するために前に進み出る。途中、チラリとこちらに視線を投げるが、無表情なので何が言いたいのか全く分からない。
 横でニュクスがクツクツと嗤う声がする。
 次にシャルルの所に寄ったときにはチタン合金製のハリセンを作ってもらって、船内では常に携帯しておこうと心に決めた。
 
 進み出たルナが幼女の両脇に手を入れて身体を支える。
 ルナの身体は非常に華奢に見えるが、基本設計が原生地球人よりも数割強化されているので、実は見た目よりもかなり力がある。
 もちろん、根本的に骨格からして違う男の俺に敵う程では無いが、似た様な体格の標準的地球人女性に較べれば1.5倍程度の力はあるだろう。
 ルナが幼女の身体を支えると、すぐにその身体がくたりとルナにしなだれかかる。
 ルナは幼女の身体をゆっくりとカプセルの中から取りだし、右手を脇に差し込み、左手は膝の裏を持って、いわゆるお姫様だっこに持ち直した。
 
 アデールが持っていたブランケットを幼女の身体に掛けると、ルナはそのブランケットで幼女の身体を包む様にして抱き直した。
 ルナの容貌も真っ白な肌に銀髪であるので、この幼女を抱いているとまるで姉妹のようにも見える。
 
「客室のベッドに寝かせます。」
 
「ああ、たのむ。モニターしていてくれるか?」
 
「諒解です。」
 
 そう言ってルナはその場を去って行った。
 コンテナの前に立って、幼女を客室に連れて行くルナの後ろ姿を見送る俺にレジーナが話しかけてきた。
 
「マサシ、お知らせしなければならない重大な要件があります。」
 
「どうした?」
 
「今ルナが連れている幼女ですが。遺伝子鑑定の結果が出ています。少々衝撃的な内容です。」
 
 随分もったいぶっているな。それとも言い難いことなのか。
 
「大丈夫だ。大概のことでは驚かない。」
 
 レジーナを手に入れる前後からこっち、どうも俺の人生は波瀾万丈な方向にシフトしている様だ。この一年、次から次に発生する大きな問題の連続だ。
 もう大概のことでは驚いたりする事は無いという自信があった。
 
「遺伝子鑑定の結果、99.5%の確率で、あの子はファラゾア人です。」
 
 ・・・なんだって?
 
 
■ 4.34.2
 
 
「それはおかしいだろう。」
 
 ダイニングルームにブラソンの声が響く。
 
「ファラゾアは完全機械化している種族で、生体のまま星系外に出てくることはまず絶対に無い。十五歳くらいで成人して機械化して軍に組み込まれる。幼年期もほとんど培養施設の中で過ごすので、生体としてのファラゾア人はほぼ居ないと言って良い。この程度の事は俺だって知っている。」
 
 その通りだ。
 他と同盟を組むことも無ければ、交流することも無い。列強種族で有り身体の完全機械化を行っている為、日常的に消費する日用品というものも殆ど無いので、他国と貿易などせずともほぼ自給自足でやっていける。
 その為、彼らの内部の情報というのは殆ど多種族に漏れることは無く、誰もが知っている列強種族でありながら、誰もその実体を良く知らないという謎の種族でもある。
 もっとも、他の列強種族であるラフィーダやデブルヌイゾアッソなどにしてもそれは殆ど同様で、誰もが知っているが誰も良く知らない、という状況は似た様なものだ。
 
 いずれにしても、そのような銀河の一般常識を知っていれば、誰もがブラソンの様な反応をするだろう。
 ファラゾア「人」などいない。居たとしても自分たちの国から出てくることは無い。だから、誰もファラゾア人など見たことは無い。
 D-4とマジッド語で書かれたコンテナに囚われていた幼女がファラゾア人だというレジーナからの報告に対して、皆が懐疑的な意見を述べた。
 
「関係ないと気にも留めていなかったのだが、昔ちらりと見かけたことがある。原生のファラゾア人が住んでいる星があるらしい。」
 
 場に爆弾の様な発言を投げ込んだのは、アデールだった。
 
「アデール、そのような情報を見かけたことはありません。作り話か、お伽噺の類ではありませんか?」
 
 ノバグが言う。
 もちろんノバグにしても、色々な制約があり銀河中の全ての情報を検索出来る訳では無い。しかしその情報収集能力は、俺達ヒトの何倍も上を行くものだ。
 
「そうかも知れない。そうじゃ無いかも知れない。断定は出来ないだろう?」
 
「そもそもそのような話、どこで聞いたんだ? 俺は聞いたことが無いぞ?」
 
 と俺。
 俺もそれなりの時間、船乗りとしてあちこちを飛び回って来たという自負がある。信憑性に欠ける怪しげな噂は、酔っ払った船乗り達が集まる酒場に付きものだ。
 だが、もちろん銀河全てについて知っている訳では無い。
 
「情報部だ。地球軍情報部のライブラリの中にその情報はある。」
 
 どうも胡散臭い話だ。
 いや、あの幼女の遺伝子がファラゾア人のものと高い一致を見せたところからして胡散臭い。
 
「銀河中で地球人がどういう風に思われているかは知っているだろう? 『冷酷で容赦なく、徹底的でそしてしつこい』 そのしつこい地球人の中でも一番しつこいのが、政府と軍だ。
「地球政府はな、自分たち地球人の遺伝子を好き勝手いじり回したあげく、発展途上の地球を再度襲って多大な損害を与えたファラゾアのことを赦す気は全く無い。それが証拠に私達情報部員は、別の任務遂行中であっても、ファラゾアに関する情報があればどんなくだらない情報でも優先度高で収集して報告する様に言われている。
「地球政府も地球軍も、自分たちが滅びるかファラゾアを滅ぼすか、もしくはファラゾアが全面的に非を認めて公式に謝罪するまでファラゾアを赦す気は無い。本気の話だ。」
 
 さすが地球政府というべきだろう。呆れるくらいに期待通りのポリシーを持っている様だ。
 というよりも、アデールはそんな事をここでべらべらと喋って良いのか。
 
「構わない。こんな事、隠す様なことではない。『冷酷で容赦なく、徹底的でそしてしつこい』地球人の事だ。誰が考えたって、すぐに思い至るような話だ。
「ファラゾアの隠れ里の話も、『だからどうした』という話でしか無い。政治的にも軍事的にもファラゾアに対して有効なカードとして切れる情報では無い。事実、ゴミ情報扱いだった。だから教えている。」
 
 どうやら顔に出ていたらしい。アデールが俺の顔を見ながら言った。
 
「しかし、どうやってそんな隠れ里的な星を造れる? 管理しやすくする様に幼少時に生殖機能は取り去られ、受精も保育も全て機械によると聞いているぞ。」
 
 ブラソンがまだ納得できないという顔で言った。
 アデールは目の前のテーブルの上に置いてある冷めかけたコーヒーを一口啜り、先を続けた。
 
「逃げ出すことさえ出来れば後はなんとでもなるだろう。第一世代はクローン体を作れば良い。遺伝的に消去されている訳では無い。クローンには生殖機能も備わっているだろう。」
 
「どうやって逃げ出す?」
 
「そんな事は私には分からん。何千回何万回と発生したなら、一回くらいは成功するのでは無いか?」
 
 もし、本当にアデールの言う様にファラゾア人の隠れ里があるのならば。
 D-4コンテナの幼女は非常に希少価値の高い商品ということになる。
 幼児を買い取ったり、死体を飾ったりする様な趣味の奴らだ。希少種族であれば、相当に金を積むのだろう。
 これはまた面倒なことになった。
 非常に高額で売れる商品を横取りされたジャキョセクションと、それを受け取る手筈だった海賊は、怒り心頭でレジーナを追い回すだろう。
 そして幼女はファラゾア人だ。ファラゾア人が船内に居ることが地球政府に知られれば、これもまた一体どんな無理難題を言われるか分かったものでは無い。
 しかもそのトラブルの種のファラゾア人幼女を手放そうにも、いったいどこに返せば良いか分からないと来ている。
 
 目の前にある救える命を救おうとしただけなのだが、その結果またひとつ面倒を抱え込むことになってしまった。
 聖人君子を気取るつもりはさらさら無いが、しかし人として当たり前の行動を取っただけだ。後悔するつもりは無い。
 だが現実問題として面倒毎は発生する。
 諦めるしか無いだろう。
 
 
■ 4.34.2
 
 
 報告:No.26
 発:Adele Minnemann
 宛:Maj. Oliver Herbstberg
 
 貨物船Resina Mensis IIに関する現況を報告する。
 
 1. 機械群武官Nyx動向
 貨物船Regina Mensis II船内での人間関係、役割について変化無し。当方との関係も良好。
 既出の貨物船Rebedlearから接取した航海座標情報を機械群保有の同情報と比較し、不明であった座標ポイントの帰属を実施した。
 この際、未知である機械群集結点の一つが合致判明した。Nyxがこれを公表しなかった為、本座標については未取得。今後可能であれば取得する。
 なお、Nyxの身体改造について、今回貨物船Rebedlearから摂取したコンテナの貨物船Regina Mensis IIへの移載作業時に、船外活動服および呼吸補助具を使用せず真空下で無理なく十五分間活動したことを確認。総重量五トン近いと思われるコンテナを、無重力下ではあるが単独で無理なく移動させる事が可能である事を確認。
 戦艦Marcelo Brogi da Silva脱出時に語ったという真空下活動限界数分間に対して、さらに身体改造が進んでいるものと推察する。
 
 2. 航海士Brasongの友人息女追跡案件
 貨物船Rebedlearから小型コンテナ4個を接取。うち2つは欠損した人体を標本化した嗜好品、1つは医療用もしくは研究用に用いられると考えられる保管容器に格納された人体の一部分、残1は生命維持装置に格納された銀河人類の幼女。幼女については後述。
 貨物船Rebedlearから航海用座標データを摂取。解析の結果四十強の不明ポイントあり。不明ポイントについてNyxが機械群データベースと照合。さらに不明なポイントが1点残り、これを対象海賊の拠点と類推して行動中。
 なお、貨物船Rebedrearは自動操縦をセットしてAryonlla星系第六惑星軌道に遺棄。遺棄時点で乗組員の死亡者は無し。
 Aryonlla星系を南方に向けて離脱中。
 
 3. Kiritani船長動向
 貨物船Rebedlearから摂取したコンテナに格納されていた幼女の収容を決定。今後その幼女をどう処置するかについては未定。確認する。幼女詳細については後述。
 Nyxとの関係は変わらず良好。
 
 【中略】
 
 10. 貨物船Rebedlearから摂取したコンテナに格納されていた幼女について
 前述の通り、Aryonlla星系第十惑星軌道ステーションFuedbbsh、Jakkyoセクションにて摂取した貨物船Rebedlearに積載され、貨物船Regina Mensis IIにて接取したコンテナ4個の内1個に内蔵された生命維持装置中に、銀河人類の幼女と思われる生体が意識の無い状態で発見された。
 幼女の外見は、地球人標準で四~五歳、白い肌、銀髪。他に外見的特徴無し。
 現状にて種族は不明。調査中。
 
 以上。
 
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