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✦ ✧あとがき✦ ✧
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「正しい駄犬のしつけ方」をお読みくださり、ありがとうございました。
このお話は、同じ時期に書いていた作品が重たくて、行き詰まってしまった時に、頭を空っぽにして、自分が一番気楽に楽しめるものを書こうと思って、半ば逃避のように書き始めたものでした。肩の力を抜いて書いていたせいか、スイスイと筆が進み、最後まで楽しく書き終えることができました。
その時、味わっていたささやかな楽しさが、お読みくださった方にほんの少しでも伝わっていたなら、これ以上の喜びはありません。
ギデオンについては、「どうせなら、思いきり憎まれ役にしてやろう」「とことん嫌われるおバカにしよう」と意気込んでいました。ところが、いざ書き始めてみると、駄犬だろうがなんだろうが、犬はやっぱり憎めないし可愛い。そんな持論が邪魔をして、あのようなラストになりました。そんな中途半端なところも含めて、とても楽しく付き合えたキャラクターでした。
犬のしつけに、暴力や怒鳴り声はいらないと言われています。大切なのは、褒めることと一貫したルール、そして小さなご褒美。リネアには、そんな良き飼い主像を重ねたつもりなのですが、書ききれているかどうかは少し不安な所だったり……。ちょっとでも伝わってるといいなぁ、などと思ってます。
続編と呼べるかどうかは分かりませんが、リネアの双子の兄である、セシルとルシルが同じ女性を好きになってしまい、周囲を巻き込んだバトルが勃発する話や、ギデオンとリネアの第一子の息子が「おとうさま大好き!」をこじらせすぎていて、ギデオンは嬉しい反面、我が子の将来を案じてしまう……といった話など、ぼんやりとした構想がいくつか頭の片隅にあります。
まだいつ形にできるかは分かりませんが、どこかのタイミングでそっと芽を出してくれたなら、そのときまたお付き合いいただけたら、この上なく幸いです。
2026.3月 山田わと
このお話は、同じ時期に書いていた作品が重たくて、行き詰まってしまった時に、頭を空っぽにして、自分が一番気楽に楽しめるものを書こうと思って、半ば逃避のように書き始めたものでした。肩の力を抜いて書いていたせいか、スイスイと筆が進み、最後まで楽しく書き終えることができました。
その時、味わっていたささやかな楽しさが、お読みくださった方にほんの少しでも伝わっていたなら、これ以上の喜びはありません。
ギデオンについては、「どうせなら、思いきり憎まれ役にしてやろう」「とことん嫌われるおバカにしよう」と意気込んでいました。ところが、いざ書き始めてみると、駄犬だろうがなんだろうが、犬はやっぱり憎めないし可愛い。そんな持論が邪魔をして、あのようなラストになりました。そんな中途半端なところも含めて、とても楽しく付き合えたキャラクターでした。
犬のしつけに、暴力や怒鳴り声はいらないと言われています。大切なのは、褒めることと一貫したルール、そして小さなご褒美。リネアには、そんな良き飼い主像を重ねたつもりなのですが、書ききれているかどうかは少し不安な所だったり……。ちょっとでも伝わってるといいなぁ、などと思ってます。
続編と呼べるかどうかは分かりませんが、リネアの双子の兄である、セシルとルシルが同じ女性を好きになってしまい、周囲を巻き込んだバトルが勃発する話や、ギデオンとリネアの第一子の息子が「おとうさま大好き!」をこじらせすぎていて、ギデオンは嬉しい反面、我が子の将来を案じてしまう……といった話など、ぼんやりとした構想がいくつか頭の片隅にあります。
まだいつ形にできるかは分かりませんが、どこかのタイミングでそっと芽を出してくれたなら、そのときまたお付き合いいただけたら、この上なく幸いです。
2026.3月 山田わと
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