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4-2.如月さんの秘め事について(Hパート)
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空想の中で、彼は私の部屋の中にいる。
笑顔のまま、部屋の扉を後ろ手に閉めて私の方に向かってくる。メイド服のロングスカートの中に手が入り、ショーツ越しに激しく指を押し付けられる。
「あっ」
と声が漏れる。彼の指から伝わる熱がショーツに染みた愛液を、物寂しくて仕方がない膣の内側を、その中で幾千もの通る血を伝って私の体中に行き渡る。
「だめっ……」
という私の声を聞いた彼は、一層力を強めて私をベッドに押し倒す。「いや」と抵抗する私の声がただ体裁を保つだけのセリフであることを、彼は知っている。
それだけじゃない。今まで彼氏ができたことがないことも、そもそも男性に若干の恐怖心を抱いていることも、だというのに面接の時から不思議と彼に対してはその恐怖を抱くことがなかったことも。どうせ似合わないと思いながらフリルのついた服に憧れている事、知らない人となんて絶対嫌なくせに年に一回ぐらい誰でもいいからどうにでもされたい夜もある事、そして実はMだという事。
絶対に口にできない、だけど分かってほしい、受け入れてほしい私のわがままも彼は知っている。空想の彼は私に嫌な事もしないし、遠慮しすぎることもしない。私を性のはけ口と扱うと同時に、世界で一番愛しい存在として愛でている。私の身勝手な欲望を満たしてくれる。
何もかもが完璧な彼に手首を痛いほど押さえつけられ、私の脚と脚の間に体を無理やりねじ込まれる。服の上から、ブラの形が崩れるほど乱暴に胸を捕まれ、だけどその指先は器用に乳首を探り当てて撫でる。ブラの裏側と、ピンと立った乳首の先端が荒く擦れる感触が、今の私には物足りない。
「ん、あ、ぅう……あぁ」
彼の荒い息が耳元や顔にかかる。彼はどんな香りの息を吐くのだろう? タバコやコーヒーが混ざったきつい、だけど大人の荒々しさを含んだ匂いだろうか。それとも果物のような甘い香りだろうか。子供のような柔らかい匂いだろうか。なんでもいい、今はただ、体中で彼を感じていたい。
「欲しいか?」
彼が訊ねる。いつもの優しい問いかけではない、私を服従させることだけを目的とした、命令のような口調。私は彼の望む事を、聞きたい言葉を考えて必死に考える。
「ほしいです、たくさん、たくさん」
ショーツの染みはもう、私から溢れ出た愛液だけではない。いつの間にかズボンの外に飛び出した、彼のペニスの先端から溢れ出る透明な汁でも濡れている。
「なにが欲しい?」
「おちんちん、です」
「誰の?」
「ご主人様の」
彼はショーツ越しに先端を押し付けるだけで、その先に踏み込もうとしない。私の頭を優しく撫で、目を見つめながら無言で私の言葉を待っている。私は腰をねじり、つばを飲み、泣く直前のような震えた声で、
「ご主人様のおちんちんを私にください。ぐちょぐちょで、いやらしい、あなたのために濡れたメイドの穴を、たくさん突いてお仕置きしてください」
返事は膣の中に捻り込まれた途方もない熱だった。「ーーっ」と声にならない声を上げ、両手は背中に回し、脚は腰にしがみつき、迷いなく入ってくる彼のペニスの快楽に耐える。
「あ、おちんちんが、中に、奥に、いっぱい入ってきました……」
私が感じている事一つ一つを口にすることが、彼への服従の証明だった。彼のペニスは私の膣の一番奥にあっさりとたどり着く。その途中にまだあるはずの処女膜も、噂だけに聞く初めての出血もない。ただただ私の体の中心にある快感の塊を突く、ペニスの硬さと熱さだけを感じている。
「あぁ、ん、あん、おまんこの、奥に、ご主人様の熱いおちんちんの先端があたって、とても、すごく、気持ちいい、です……」
彼は腰がゆっくりと動き出す。
「あんっ」
意地悪く、
「うぅ」
抜ける寸前までペニスを抜き、
「あっ」
また一気に、
「いやっ」
奥まで突き刺す。
「だめ」
突き立てられるごとに声が出る。自分のものとは思えないほど甲高い、彼の欲情を更に掻き立てる事を目的とした本能の声。腰の動きは段々と早くなり、大きく深く突いていたペニスは小幅に私の膣を行き来する。
「気持ちいいか?」
体の熱も激しさを増す。二人の体が溶けて一つになってしまいそうな程に。
「気持ちいいですっ! ……っ、ご主人様の、おちんちんが。あ、あ、私の奥も、中も、全部、全部、……私、おかしく、……っあ、いや、だめ、おかしく、なっちゃいます」
汗ばんだ私の首元に彼の舌が這う。摩擦で焼けてしまいそうなほどピストンを繰り替えす彼の快楽を、私の体が受け入れようとする。愛液は溢れてシーツに大きな染みを作っている。脚の付け根が痛くなるほどに彼を挟み込むのは、一滴だって外に漏らしたくないかからだ。
「おちんちん、ください! 精子、全部、私の中に……出してっ、ください! あ、んぅ、あんっ! ご主人様の精子、ほしいんです。外はだめ、中に、熱いのを、注いでください……」
続く言葉は彼の唇の塞がれる。それでも気持ちを伝えるために舌先を彼に入れ、口の中を舐め回す。彼の荒い息が私の顔にかかる。更に早くなったピストンから彼の限界が近いことを悟る。ご主人様、と胸の中で何度も問いかける。乱暴に扱ってください、優しく愛でてください、性玩具として見てください、恋人として見てください、おちんちんください、精子ください、中に出して、中に出して、中に出して、中に出して、
「あ、いきます、ご主人様、ご主人様、もっと、もっとついて、もっとおちんちんを、ください……!」
頭が真っ白になる。
:::::
放心状態のまま数分が過ぎて、ようやく起き上がる。
新しいシーツにシミが広がっている。それだけならまだいいのだが、スカートにも薄っすらと愛液がついていた。生地は黒いし内側だしバレることはないとは思う。けれどまだ初日にもなっていないというのに。
「早速汚した……」
さっきまで自分の膣に入れていた指先はすでに乾燥して、ネバネバがカピカピという感じになっていた。綺麗な方の手で頭をボリボリ描き、太ももまでおろしていたショーツを履き直す。
久しぶり、というほど久しぶりではないが、ちょっと激しくやってしまった。
いつもは読んでいる官能小説の主人公や、自分の中で組み上げたそれこそ百パーセント空想の人物だった。だけど今日みたいに、本当の人をおかずにしたのは……もしかしたら初めてかもしれない。
確かに少し気にはなっているが、そういう目で見ていたわけではない。だけど彼が部屋を出ていった時から何かが物足りなく、結局その何かが分からないまましてしまった。しかもいつもより少し、いや、かなり興奮した。
「……はぁ」
頭を横に振る。そしてベッドから降りてメイド服を脱ぐ。色々考えていたらなんだかおかしくなりそうだった。彼は雇用主で、私は従業員だ。そして明日は仕事初日。今はとにかく。明日に備えて休もう。
笑顔のまま、部屋の扉を後ろ手に閉めて私の方に向かってくる。メイド服のロングスカートの中に手が入り、ショーツ越しに激しく指を押し付けられる。
「あっ」
と声が漏れる。彼の指から伝わる熱がショーツに染みた愛液を、物寂しくて仕方がない膣の内側を、その中で幾千もの通る血を伝って私の体中に行き渡る。
「だめっ……」
という私の声を聞いた彼は、一層力を強めて私をベッドに押し倒す。「いや」と抵抗する私の声がただ体裁を保つだけのセリフであることを、彼は知っている。
それだけじゃない。今まで彼氏ができたことがないことも、そもそも男性に若干の恐怖心を抱いていることも、だというのに面接の時から不思議と彼に対してはその恐怖を抱くことがなかったことも。どうせ似合わないと思いながらフリルのついた服に憧れている事、知らない人となんて絶対嫌なくせに年に一回ぐらい誰でもいいからどうにでもされたい夜もある事、そして実はMだという事。
絶対に口にできない、だけど分かってほしい、受け入れてほしい私のわがままも彼は知っている。空想の彼は私に嫌な事もしないし、遠慮しすぎることもしない。私を性のはけ口と扱うと同時に、世界で一番愛しい存在として愛でている。私の身勝手な欲望を満たしてくれる。
何もかもが完璧な彼に手首を痛いほど押さえつけられ、私の脚と脚の間に体を無理やりねじ込まれる。服の上から、ブラの形が崩れるほど乱暴に胸を捕まれ、だけどその指先は器用に乳首を探り当てて撫でる。ブラの裏側と、ピンと立った乳首の先端が荒く擦れる感触が、今の私には物足りない。
「ん、あ、ぅう……あぁ」
彼の荒い息が耳元や顔にかかる。彼はどんな香りの息を吐くのだろう? タバコやコーヒーが混ざったきつい、だけど大人の荒々しさを含んだ匂いだろうか。それとも果物のような甘い香りだろうか。子供のような柔らかい匂いだろうか。なんでもいい、今はただ、体中で彼を感じていたい。
「欲しいか?」
彼が訊ねる。いつもの優しい問いかけではない、私を服従させることだけを目的とした、命令のような口調。私は彼の望む事を、聞きたい言葉を考えて必死に考える。
「ほしいです、たくさん、たくさん」
ショーツの染みはもう、私から溢れ出た愛液だけではない。いつの間にかズボンの外に飛び出した、彼のペニスの先端から溢れ出る透明な汁でも濡れている。
「なにが欲しい?」
「おちんちん、です」
「誰の?」
「ご主人様の」
彼はショーツ越しに先端を押し付けるだけで、その先に踏み込もうとしない。私の頭を優しく撫で、目を見つめながら無言で私の言葉を待っている。私は腰をねじり、つばを飲み、泣く直前のような震えた声で、
「ご主人様のおちんちんを私にください。ぐちょぐちょで、いやらしい、あなたのために濡れたメイドの穴を、たくさん突いてお仕置きしてください」
返事は膣の中に捻り込まれた途方もない熱だった。「ーーっ」と声にならない声を上げ、両手は背中に回し、脚は腰にしがみつき、迷いなく入ってくる彼のペニスの快楽に耐える。
「あ、おちんちんが、中に、奥に、いっぱい入ってきました……」
私が感じている事一つ一つを口にすることが、彼への服従の証明だった。彼のペニスは私の膣の一番奥にあっさりとたどり着く。その途中にまだあるはずの処女膜も、噂だけに聞く初めての出血もない。ただただ私の体の中心にある快感の塊を突く、ペニスの硬さと熱さだけを感じている。
「あぁ、ん、あん、おまんこの、奥に、ご主人様の熱いおちんちんの先端があたって、とても、すごく、気持ちいい、です……」
彼は腰がゆっくりと動き出す。
「あんっ」
意地悪く、
「うぅ」
抜ける寸前までペニスを抜き、
「あっ」
また一気に、
「いやっ」
奥まで突き刺す。
「だめ」
突き立てられるごとに声が出る。自分のものとは思えないほど甲高い、彼の欲情を更に掻き立てる事を目的とした本能の声。腰の動きは段々と早くなり、大きく深く突いていたペニスは小幅に私の膣を行き来する。
「気持ちいいか?」
体の熱も激しさを増す。二人の体が溶けて一つになってしまいそうな程に。
「気持ちいいですっ! ……っ、ご主人様の、おちんちんが。あ、あ、私の奥も、中も、全部、全部、……私、おかしく、……っあ、いや、だめ、おかしく、なっちゃいます」
汗ばんだ私の首元に彼の舌が這う。摩擦で焼けてしまいそうなほどピストンを繰り替えす彼の快楽を、私の体が受け入れようとする。愛液は溢れてシーツに大きな染みを作っている。脚の付け根が痛くなるほどに彼を挟み込むのは、一滴だって外に漏らしたくないかからだ。
「おちんちん、ください! 精子、全部、私の中に……出してっ、ください! あ、んぅ、あんっ! ご主人様の精子、ほしいんです。外はだめ、中に、熱いのを、注いでください……」
続く言葉は彼の唇の塞がれる。それでも気持ちを伝えるために舌先を彼に入れ、口の中を舐め回す。彼の荒い息が私の顔にかかる。更に早くなったピストンから彼の限界が近いことを悟る。ご主人様、と胸の中で何度も問いかける。乱暴に扱ってください、優しく愛でてください、性玩具として見てください、恋人として見てください、おちんちんください、精子ください、中に出して、中に出して、中に出して、中に出して、
「あ、いきます、ご主人様、ご主人様、もっと、もっとついて、もっとおちんちんを、ください……!」
頭が真っ白になる。
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放心状態のまま数分が過ぎて、ようやく起き上がる。
新しいシーツにシミが広がっている。それだけならまだいいのだが、スカートにも薄っすらと愛液がついていた。生地は黒いし内側だしバレることはないとは思う。けれどまだ初日にもなっていないというのに。
「早速汚した……」
さっきまで自分の膣に入れていた指先はすでに乾燥して、ネバネバがカピカピという感じになっていた。綺麗な方の手で頭をボリボリ描き、太ももまでおろしていたショーツを履き直す。
久しぶり、というほど久しぶりではないが、ちょっと激しくやってしまった。
いつもは読んでいる官能小説の主人公や、自分の中で組み上げたそれこそ百パーセント空想の人物だった。だけど今日みたいに、本当の人をおかずにしたのは……もしかしたら初めてかもしれない。
確かに少し気にはなっているが、そういう目で見ていたわけではない。だけど彼が部屋を出ていった時から何かが物足りなく、結局その何かが分からないまましてしまった。しかもいつもより少し、いや、かなり興奮した。
「……はぁ」
頭を横に振る。そしてベッドから降りてメイド服を脱ぐ。色々考えていたらなんだかおかしくなりそうだった。彼は雇用主で、私は従業員だ。そして明日は仕事初日。今はとにかく。明日に備えて休もう。
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