魔王様、勇者を元居た世界に送り返したので代わりに彼氏連れてきました(万聖節)

山田ジギタリス

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チョココーティングした細長いプリッツェルのお話(ポッキーゲーム)

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生徒会室のドアが乱暴に開けられた。
メグミが顔をあげるとタケルが入ってくるところだった。

「遅くまで大変だな」

心配してくれてるんだろうけど、もう少し静かに入ってこれないかな。

メグミはポッキーの最後の一本を袋から出すと口に咥える。

「お、俺にもくれ」

「むめん、むみむむみっむ(ごめん、さいごのいっこ)」

構わずタケルが顔をよせて反対側から食べ始める

メグミが目を瞑るとくちびるに柔らかいものが押し当てられそして口がこじ開けられる。タケルの舌がメグミの口の中に入り込み、メグミの舌に絡んでくる。

チョコの味を確かめるかのように執拗に口の中を舐る。

タケルはメグミの口を十分に味わってから離れて、
「ごちそうさま」


といった。

ずるいなぁ、あんなことしても平気な顔できるなんて。

火照る顔を持て余しながらタケルを見ると耳が赤い。

タケルも平然としてるわけじゃないことに気が付いたメグミはちょっとほっとした。



また、ドアが乱暴に開けられる。

「おっ、お前たちか。仕事熱心なのはいいが、そろそろ帰りなさい」

先生に見られなくてよかった。

「はーい」

書類を片付け始めるとタケルが、
「おい、サトルも帰るぞ」
と言ってからしまったという顔をする。

ユリと一緒に異世界に行ってしまったサトルはここにはいない。

「無事に行けたのかな」

「行けたんじゃね、大丈夫だよ」

ドアに鍵を掛け、メグミがタケルの手を握る。

平気そうな顔をしてるタケルの耳がまた赤くなった。
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