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ヒドインはふたなり悪役令嬢の初めてを美味しく頂いちゃいました

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私は前世の記憶がある。
そして、その記憶を思い出した時にわかったことがある。
ここ、私が好きだった小説、悪役令嬢がヒロインをザマァする話だ。
私は一押しの悪役令嬢にザマァされて、いろいろな悪事が暴露されて処刑される、いわゆるヒドインだ。
なんてこと、このままだと処刑されちゃう。

すでに、王子と初体験(痛いだけだった)を済ませ、宰相の息子とも結ばれ(最初からお尻入れられた)、騎士団長の息子にも抱かれ(一晩中抱かれて次の日寝込んだ)、筆頭魔術師の息子とも愉しんだ(向こうがね、縛られて気持ち良くなんかならない)。
つまり、逆ハー完成しちゃってるじゃない、これ、王子も側近も悪役令嬢にザマァされちゃうパターン?

何とかしないと。土下座1000回で許してくれるかしら?

そう思ってた時にチャンスが来た。
悪役令嬢、お名前はエリ様、あ、私はマリアね、と一緒に魔法の演習でダンジョンに潜ったらハプニングで閉じ込められちゃったの。
まぁ、この部屋は24時間で勝手にとびらがあくから心配はしてないけど、これはチャンスだわ。

そう思ってたら、手元の小さな灯りの向こうにいるエリ様、震えていない?
「もしかして、暗いのが苦手なのでしょうか」
「そっそんなことない、ちょっと寒いだけ」
ふふ、ちょっとかわいい。
「そちらに行ってもよろしいですか?私ちょっと怖いので」
「ふっ、なさけ、ないな、来てもいいことよ」

私はエリ様の横に行こうとしたらどこかでちょっと音がしてびっくりした拍子にエリ様に抱き着いて押し倒してしまった。
「ななななにを……、するの」

 押し倒した私の左手はエリ様の豊満なおっぱいの上に。右手は思わず頭を打たないように頭の下に、我ながらグッジョブ。
うん、柔らかい。ぽよんと弾力あるし大きいしずっと触っていたい。
「やっやめなさい、女同士でもそんなこと、しないで、あ、何するのそんなさわり方して」
 なんだろう、攻略対象の4人の貴公子にはないいいにおい。そして男とは違う柔らかい体。
 このまま服を脱がせたらその下にはどんな体が隠れているんだろう。
 私はおびえるエリ様の目を見つめながら顔を近づけついばむようなキスをした。
 彼女は最初顔をそむけるそぶりをしたが、一度口づけを交わすとそのまま私の口づけを受け入れてくれた。
 何度もついばむようなキスをして一度はなれて互いに見つめ合う。次に口づけを交わすときは深く口を合わせお互いを求めあうようなキスをする。
 
「エリ様……かわいい…」
「そんな、恥ずかしい」
 私は冒険者用のシャツを脱がせにかかる。シャツの下からは下着に包まれた大きなおっぱいが。そして下着をずらすと白く張りのあるオッパイとピンクでかわいらしい乳首が現れた。
「マリアも脱いで……」
 そういうと私も上半身裸になる。そのまま抱き合い、胸をこすり合わせる。乳首と乳首があたるとき体がびくっっとなる。
「はぁ、気持いぃ」
 思わず声が出る。エリ様はくちをぐっと閉じて何か我慢していた。けれど吐息を漏らす。
「あああぁん、こんなのいけないのにぃ」
 可愛い、ほんと、かわいい。やっぱり推しは最高。いま、推しとエッチなことしてる。そう思うと股間が熱くなる。
 我慢できない、下も裸にしちゃえ。
 私がズボンをぬがせようとするとエリ様は抵抗する。上半身は愛撫しながらの攻防は私が勝ちエリ様のズボンを下着と一緒におろすとそこには女性にあるまじきものがそそり立っていた。
「えっ、これ、ってオチンチンですよ、ね?」
 耳まで赤くしたエリ様はだまって頷いた。
「さわってもいいですか、って断られても触っちゃいますけどね」
 答えも待たずに握ってみる。それは熱く硬く触るとちょっとびくびくしている。
 
 そういえば王子は私におちんちんしゃぶらせたな。おちんちんはそうすると気持ちいいらしい。きっとエリ様も気持ちいいはず。
 私はエリ様のおちんちんを口に咥えた。
「マ、マリア、だめよそんなところ、汚いから、あん、だめ、そんなことすると気持ち良くなっちゃう」
 ふふふっ、私の口で気持ち良くなってくれてるんだぁ。
「ああん、だめ、自分でやる時より切ないの、あ、そんな、切ないのに気持ちいいの、ああ、やめて、だめなの、マリアにこんなことしちゃダメなの、あ、あ、あぁ」
 このままお口に出してもらっても良いけど、やっぱり私の中でセイシを受け止めたいな。
私は口からオチンチンを出すと身体を入れ替えておちんちんを私の割れ目に合わせる。あまり濡れてないけど、大丈夫かな。
 ゆっくりと腰を落とするとエリ様で体が満たされていく。
「あぁぁ、痛い、けど、大丈夫、だね、はぁ、入った」
「だめよ、マリア、あぁ、入っちゃったの、マリアのなか気持ちよすぎるぅ」
 私も気持ちいの、男たちと違ってエリ様、私のペースに合わせてくれる。それに、顔や首筋とかもさわってくれる。男たちはオッパイしか触らないからね。それも痛いほどきつく握るだけ。

 あ、だめ、私、エリ様の顔を見てるといきそう。
 エリ様も形の良い眉をしかめてもう我慢できないみたい。
「あっ、でちゃう、でちゃうから抜いてぇ」
 エリ様はそう言うけど私はぐっと奥までオチンチンをくわえ込む。
「だめぇぇぇ、でちゃうぅぅ」
 私の中でおちんちんがはねている。きっと子宮までセイシが届いてるんじゃないかしら。
「あああぁ、だめなのに、中に出しちゃダメなのに」

一度タガが外れると抑えがきかないみたい。
次はエリが上になって腰を振っている。さっきまで、赤ちゃんできたらどうしようなんて言ってたくせに、
「マリア、私の種で孕ませるからね、しっかり孕んでね」
 なんて言っている。
 次の日に助け出されるまでに何回しただろう。

 ぐったりしている二人は心配されたけど、やりすぎだったことには誰も気が付かなかった。どういう仕組みか分からないけど部屋に満ちていた淫靡な匂いはすべて消えていた。というか、あのときなんであんなにエッチな気持ちになったのだろう。

 その後、しっかりと孕んだ私。でも、王子’sには内緒にしておいた。
最大のイベント、卒業式。悪役令嬢を断罪しようとして、片端から反論されすべて否定された王子’s。
王子達の難癖をキッチリと叩き落すエリ様に抱き着いてうっとりと眺めている私。

 結局、王子は廃嫡、側近たちも廃嫡。次の王さまにはエリ様のお兄様が、公爵家はエリ様が継ぐことになった。私は無事、エリ様の子供を産み、その後2人の子宝に恵まれ、末永く幸せに暮らした。

◆◆◆

「という話はどうだろう」
 そう言いながらエリ先生は偽物オチンチンで私を攻める。
「あぁぁ、いいわぁ、あの人より上手ぅ、、いかされちゃう」
 私はもう彼女の話など聞いていない。
「悪い娘だ。人の話は聞くものだよ」
「あぁ、だって、エリ先生がいけないのよぉ」

 このまま本物のおちんちんがエリ先生に生えてくればいいのに。そしてエリ先生の子供を産むの。想像するだけでぞくぞくしちゃう。
 現実では無理だから明日旦那に種付けしてもらおう。なんか、浮気してアリバイ作りに旦那にしてもらうみたい。悪い奥さんでごめんね。
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