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ほんの一コマ
親と子
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移動手段として今はこの船に乗っているわけだが、この船は常に騒がしい。と本当のことを口にすればもれなく拳が飛んできそうなものだから、ここは「賑やか」という表現にしておこう。
船を動かす船員、それを先導する頭。大人しく静かに行動することできないのかと思うほど誰かが何かしら喋っている。普通の声量で話せばいいし、なんなら距離を縮めて声をかければいいもののわざわざ遠くから叫ぶ必要性は一体どこに。と今まで何度思ったことか。
しかしそれを正直に口にすればもれなくガジェットが飛んでくるため、端のほうに片付いておくしかない。普通に歩いているとここの船員とすれ違いざま肩が当たり、軽く身体が吹き飛ばされあちこち強かに打ち付けた。二度とああいう目には合いたくない。
この船には意外にも興味をそそられるものが多々あり、特にガジェットと媒体が上手く組み合わさった技術は研究心をくすぐる。すぐにでも解体して仕組みなどを確かめたいとじっと見ていたところ、この船の頭に首根っこを掴まれて甲板に放り出された。何かと人の扱いが大雑把だ。
あちこち見てほしくないのであれば個室に入れてほしいものだと思っていると、個室は個室で船の中ということもあってそこまでの広さはなくしかも波の揺れを甲板より大きく感じる。私はよく転移魔術を使っているおかげで船酔いなどをする体質ではなかったものの、たまに隣から唸り声やくぐもった声が聞こえてくるものだからこれもまた落ち着かない。
なぜよりにもよってウィルの隣の部屋なのか、と思わないわけでもなかったが。
ということで今は大人しく甲板の端のほうで持っていた本に目を通していた。とは言っても何度も読んだことのある本で内容も大体覚えてしまった。本当にただの時間潰しだ。
「アンタ暇そうだね」
文字の羅列に目を走らせているとそんな声が聞こえ、視線だけを動かした。
「ええ暇ですよ。ガジェットなども見せてもらえないので」
「アンタはすぐバラすだろうが」
「ははは失礼な。ちゃんと元に戻しますよ」
「航海中にすんなってこっちは言ってんの。少しでもバラされたら船は動かなくなっちまうんだから」
それは残念、と軽く肩を竦める。どんな時でも好奇心を抑えきれないのが研究者だというのに。
ところで、私に暇だと聞いてきた彼女こそ暇ではないんでしょうかねぇと目を合わせないまましみじみに思う。この船を動かしているのは船員のほうだが、彼女は何かと誰かの世話を焼いていて大人しくしているところを見ない。
何やら少し離れた場所が騒がしいなと、チラッと視線を走らせてみるとアミィが船の縁ではしゃいでいるのが見えた。何でしょうかねと思ってよくよく見てみると、小さい手には何やら竿。きゃーきゃー騒いで今にも海に落ちそうなところ、後ろからカイムが抱きかかえている。なるほど、アミィの今のお守りはカイムでしたかと納得した。
恐らくこの場にいないティエラは個室に引っ込んだウィルの看病、といったところか。
「その本、随分と使い古してるみたいだね」
「ああこれですか? そうですね、何度も読んでいるもので。なんせ好奇心を満たすものがこの場にあるというのにお触り禁止なものですからねぇ、こうして使い古した本でも読んで暇潰しをするしかないんですよ」
「あ、そう。ならそれで暇潰ししておきな」
「おや冷たい」
「こっちはこれでもかってほどあったかくしてやってるけど?」
彼女の言う温かいのは「この船から突き落とさないこと」ということだ。まぁ最初が最初だからそうなるのかと納得しつつ、別に落とされたところでこちらは転移魔術を使えばいいだけの話。無駄な努力、ということを向こうも知っているためそうしないだけだ。
しかし、こうして顔を合わせるとお互い考えの不一致で言葉の往来が始まるというものの、それがわかっているのになぜ彼女は私の前からいなくならないのだろうかと内心首を傾げる。まぁ私としては、単純な彼女を多少からかうのは楽しくはあるけれど。
それにしても視線を感じるともう一度本から目を離してみると、何やら私の手元を凝視している。彼女が本に興味を示すとは珍しい。
「読みます?」
「いいや? あたしはお堅い本は苦手でね」
「にしては凝視してますね」
「言っただろう? 使い古してるって。いつから使ってんのかちょっと気になってね」
「ああ……いつでしたかね」
この本を手に取ったのは。随分最近の話ではないことは確かだ。確かあれはまだスピリアル島に行く前ぐらいだったか。確かにそう考えたら随分と昔に手に取った本だなと、本を閉じ表紙に目を向ける。所々擦れている箇所があるのはそれだけ年季が入っているということだ。
「アンタ昔から本読んでるのかい?」
「そうですね。親が研究者だったもので。渡された本はいつでも私の時間潰しでしたよ」
「ふ~ん。アンタもちゃんと子どもの時があったんだねぇ」
今の会話で一体どうしてそう思ったのか。たまに彼女の思考回路が理解できない。彼女に視線を向けたままでいると「だって」と言葉は続けられた。
「アンタの両親はちゃんとアンタが好む本を選んでたってことだろう? しっかりとアンタのこと見てたんだね」
思わず瞠目。今までそんな思考に及んだことはなかった。そもそも両親や家族などその辺りの定義も随分とあやふやなものだ。しかし彼女は私を気にすることなく言葉を続ける。
「義賊っていうのは訳アリの人間ばっかりさ。あそこに子どもがいるだろう? あの子もそうだった。あの子の場合は親が厄介でね」
「厄介、ですか」
「そう。なんていうかさ、別に暴力を振るってたわけでもないし罵声を浴びせていたわけでもないんだけど。でもまったくあの子の面倒を見なかったのさ」
最初あの子どもを見つけた時は街の片隅で丸くなっているところだったのだと彼女は肩を竦める。子どもが一人こんなところでどうしたんだろうと事情を聞いたそうだ。よくそこまで他人にお節介になれるものだと口には出さずにいた。
どうやらその子どもは片親で父親は働きに行っていたとのこと。そこまで聞くとよくある普通の話だと思うが、どうやらその父親は仕事終わりに家に帰ることなく仕事仲間とよく飲みに行っていたそうだ。その間子どもはずっと家で一人。たまの息抜きならば構わないのでは、と思わないわけでもないがそれがたまの息抜きではなく日常的だったらしい。
「子どもが寂しい思いをしててなんとも思わないのかいってあたしはその父親に聞いたさ。そしたらその父親なんて言ったと思う? ちゃんと飯を食わせている。それの何が悪い、ってね。でもそのご飯があたしは問題に思ったんだ」
「問題ですか」
「そう。子どもに金だけ渡してたんだ。自分で作ってやったことも一緒に食べてあげたことも一度もなかったんだよ。その子はいつもお金を持ってパンと飲み物だけを買いに行ってたんだ」
そして残った金はまた父親の懐に戻り、父親の飲み代になっていたそうだ。
「確かに衣食住与えていて暴力は振るってなかった。でもそれって本当に父親だって言えるものなのかってあたしは疑問に思ってね。だから思い切ってその子をうちに引き取ることにしたんだ。その時また腹が立ったのが父親は一瞬も子どもを手放すことを迷わなかったことだよ……ああまた腹立ってきた」
何を定義にして酷い父親、と言っていいものだろうか。彼女の言う通り衣食住を与えて暴力を振るっていないのであればその定義には当てはまらない気がしないわけでもない。ただそれならば彼女も引き取るという選択肢は取らなかっただろう。
「それで、今目の前にいるということですか」
「そういうこと。最初死んだ魚の目みたいな感じだったんだけど、ほら、活き活きしてるだろ?」
確かに今目の前で周りに声をかけられながらもきびきびと動いている姿がある。あの子どもにとっては実の父親の元にいるよりこちらにいるほうがよかったのだろう。
「ま、世の中には色々あるけど、アンタはちゃんと親に愛されてたんだねぇと思ってさ」
「……そうですか」
彼女の暇潰しはそれで終わったのか、どこからか声がかけられそれに応えるようにこの場から去っていった。一人残された私がどう思うのか、そこまで考えが及ばないのはいつものことだと言うべきか。
今まで両親について特に思うことはなかった。二人共研究者で、私も研究者体質であったため二人の姿は私の目から見たら普通だった。確かに家を空けることは多かったがそれについて何かを思ったこともない。
そういえば、家には滅多にいない二人だったがテーブルの上にはいつも出来立ての料理が置かれていた。あたたかさが残っていたことに二人が一度戻ってきたことを知ったが、それまでだと思ってはいたが。
「そうか、愛されていたのか」
そんなこと一度も思うことはなかった。どうやら、私の両親は実は不器用だったらしい。それを彼女によって知ることになるとは、どこか納得できない部分があった。
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しかしそれを正直に口にすればもれなくガジェットが飛んでくるため、端のほうに片付いておくしかない。普通に歩いているとここの船員とすれ違いざま肩が当たり、軽く身体が吹き飛ばされあちこち強かに打ち付けた。二度とああいう目には合いたくない。
この船には意外にも興味をそそられるものが多々あり、特にガジェットと媒体が上手く組み合わさった技術は研究心をくすぐる。すぐにでも解体して仕組みなどを確かめたいとじっと見ていたところ、この船の頭に首根っこを掴まれて甲板に放り出された。何かと人の扱いが大雑把だ。
あちこち見てほしくないのであれば個室に入れてほしいものだと思っていると、個室は個室で船の中ということもあってそこまでの広さはなくしかも波の揺れを甲板より大きく感じる。私はよく転移魔術を使っているおかげで船酔いなどをする体質ではなかったものの、たまに隣から唸り声やくぐもった声が聞こえてくるものだからこれもまた落ち着かない。
なぜよりにもよってウィルの隣の部屋なのか、と思わないわけでもなかったが。
ということで今は大人しく甲板の端のほうで持っていた本に目を通していた。とは言っても何度も読んだことのある本で内容も大体覚えてしまった。本当にただの時間潰しだ。
「アンタ暇そうだね」
文字の羅列に目を走らせているとそんな声が聞こえ、視線だけを動かした。
「ええ暇ですよ。ガジェットなども見せてもらえないので」
「アンタはすぐバラすだろうが」
「ははは失礼な。ちゃんと元に戻しますよ」
「航海中にすんなってこっちは言ってんの。少しでもバラされたら船は動かなくなっちまうんだから」
それは残念、と軽く肩を竦める。どんな時でも好奇心を抑えきれないのが研究者だというのに。
ところで、私に暇だと聞いてきた彼女こそ暇ではないんでしょうかねぇと目を合わせないまましみじみに思う。この船を動かしているのは船員のほうだが、彼女は何かと誰かの世話を焼いていて大人しくしているところを見ない。
何やら少し離れた場所が騒がしいなと、チラッと視線を走らせてみるとアミィが船の縁ではしゃいでいるのが見えた。何でしょうかねと思ってよくよく見てみると、小さい手には何やら竿。きゃーきゃー騒いで今にも海に落ちそうなところ、後ろからカイムが抱きかかえている。なるほど、アミィの今のお守りはカイムでしたかと納得した。
恐らくこの場にいないティエラは個室に引っ込んだウィルの看病、といったところか。
「その本、随分と使い古してるみたいだね」
「ああこれですか? そうですね、何度も読んでいるもので。なんせ好奇心を満たすものがこの場にあるというのにお触り禁止なものですからねぇ、こうして使い古した本でも読んで暇潰しをするしかないんですよ」
「あ、そう。ならそれで暇潰ししておきな」
「おや冷たい」
「こっちはこれでもかってほどあったかくしてやってるけど?」
彼女の言う温かいのは「この船から突き落とさないこと」ということだ。まぁ最初が最初だからそうなるのかと納得しつつ、別に落とされたところでこちらは転移魔術を使えばいいだけの話。無駄な努力、ということを向こうも知っているためそうしないだけだ。
しかし、こうして顔を合わせるとお互い考えの不一致で言葉の往来が始まるというものの、それがわかっているのになぜ彼女は私の前からいなくならないのだろうかと内心首を傾げる。まぁ私としては、単純な彼女を多少からかうのは楽しくはあるけれど。
それにしても視線を感じるともう一度本から目を離してみると、何やら私の手元を凝視している。彼女が本に興味を示すとは珍しい。
「読みます?」
「いいや? あたしはお堅い本は苦手でね」
「にしては凝視してますね」
「言っただろう? 使い古してるって。いつから使ってんのかちょっと気になってね」
「ああ……いつでしたかね」
この本を手に取ったのは。随分最近の話ではないことは確かだ。確かあれはまだスピリアル島に行く前ぐらいだったか。確かにそう考えたら随分と昔に手に取った本だなと、本を閉じ表紙に目を向ける。所々擦れている箇所があるのはそれだけ年季が入っているということだ。
「アンタ昔から本読んでるのかい?」
「そうですね。親が研究者だったもので。渡された本はいつでも私の時間潰しでしたよ」
「ふ~ん。アンタもちゃんと子どもの時があったんだねぇ」
今の会話で一体どうしてそう思ったのか。たまに彼女の思考回路が理解できない。彼女に視線を向けたままでいると「だって」と言葉は続けられた。
「アンタの両親はちゃんとアンタが好む本を選んでたってことだろう? しっかりとアンタのこと見てたんだね」
思わず瞠目。今までそんな思考に及んだことはなかった。そもそも両親や家族などその辺りの定義も随分とあやふやなものだ。しかし彼女は私を気にすることなく言葉を続ける。
「義賊っていうのは訳アリの人間ばっかりさ。あそこに子どもがいるだろう? あの子もそうだった。あの子の場合は親が厄介でね」
「厄介、ですか」
「そう。なんていうかさ、別に暴力を振るってたわけでもないし罵声を浴びせていたわけでもないんだけど。でもまったくあの子の面倒を見なかったのさ」
最初あの子どもを見つけた時は街の片隅で丸くなっているところだったのだと彼女は肩を竦める。子どもが一人こんなところでどうしたんだろうと事情を聞いたそうだ。よくそこまで他人にお節介になれるものだと口には出さずにいた。
どうやらその子どもは片親で父親は働きに行っていたとのこと。そこまで聞くとよくある普通の話だと思うが、どうやらその父親は仕事終わりに家に帰ることなく仕事仲間とよく飲みに行っていたそうだ。その間子どもはずっと家で一人。たまの息抜きならば構わないのでは、と思わないわけでもないがそれがたまの息抜きではなく日常的だったらしい。
「子どもが寂しい思いをしててなんとも思わないのかいってあたしはその父親に聞いたさ。そしたらその父親なんて言ったと思う? ちゃんと飯を食わせている。それの何が悪い、ってね。でもそのご飯があたしは問題に思ったんだ」
「問題ですか」
「そう。子どもに金だけ渡してたんだ。自分で作ってやったことも一緒に食べてあげたことも一度もなかったんだよ。その子はいつもお金を持ってパンと飲み物だけを買いに行ってたんだ」
そして残った金はまた父親の懐に戻り、父親の飲み代になっていたそうだ。
「確かに衣食住与えていて暴力は振るってなかった。でもそれって本当に父親だって言えるものなのかってあたしは疑問に思ってね。だから思い切ってその子をうちに引き取ることにしたんだ。その時また腹が立ったのが父親は一瞬も子どもを手放すことを迷わなかったことだよ……ああまた腹立ってきた」
何を定義にして酷い父親、と言っていいものだろうか。彼女の言う通り衣食住を与えて暴力を振るっていないのであればその定義には当てはまらない気がしないわけでもない。ただそれならば彼女も引き取るという選択肢は取らなかっただろう。
「それで、今目の前にいるということですか」
「そういうこと。最初死んだ魚の目みたいな感じだったんだけど、ほら、活き活きしてるだろ?」
確かに今目の前で周りに声をかけられながらもきびきびと動いている姿がある。あの子どもにとっては実の父親の元にいるよりこちらにいるほうがよかったのだろう。
「ま、世の中には色々あるけど、アンタはちゃんと親に愛されてたんだねぇと思ってさ」
「……そうですか」
彼女の暇潰しはそれで終わったのか、どこからか声がかけられそれに応えるようにこの場から去っていった。一人残された私がどう思うのか、そこまで考えが及ばないのはいつものことだと言うべきか。
今まで両親について特に思うことはなかった。二人共研究者で、私も研究者体質であったため二人の姿は私の目から見たら普通だった。確かに家を空けることは多かったがそれについて何かを思ったこともない。
そういえば、家には滅多にいない二人だったがテーブルの上にはいつも出来立ての料理が置かれていた。あたたかさが残っていたことに二人が一度戻ってきたことを知ったが、それまでだと思ってはいたが。
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