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オレ要るんでしょうか(笑)
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召喚されて一月、コレットの街に辿り着いて10日目、俺はのんびりとお茶をレファと飲んでいた。
あっ、レファと言うのはこの森に入ってから出会ったエルフ?の女の子だ。
勿論美少女、オマケに出るところは出て引っ込む所は引っ込んで…グラビア出したらお祭り騒ぎじゃすまないな。
「いや~いい天気ですね。あっ、クッキーどうですか?」
「あの~いいんですか?」
当たりを見回しなから彼女がたずねる。
「クッキー美味しいですよ。どうですか?」
周り(魔獣の死体群)を見ない様にしながら彼女に話しかける。えっ、なに、そんな事してる場合じゃ無いんじゃないかって?此方とらモテない歴16年(年齢)女性と話した事など家族か一部例外以外とは無いんだぞ。こんな美少女と『お話し』出来る機会なんてもう一生無いかもしれないんだぞ(泣)
「…妹さん達のこと心配じゃ無いんですか」
怒ったように彼女は言う。
「大丈夫ですよ……ああ、もう終わった様ですね」
妹達と共にあった敵を表す赤いマーカーが無色に変わったのを確認しながら…チャンと確認してたんだよ。アイツ等に任せておけば大丈夫だとは言え、万が一が有るからな。
「お兄ちゃん、終わったよ。」
「兄貴、終わった。」
木の陰から何かを引きずりながら小さな人影が2人現れる。
…2人とも足を掴んで引きずるのは止めなさい…可哀想でしょ。2m越えのマッチョだとしても…
「お疲れ、お茶でも飲むか?」
引きずってた物を放り出し、レファの所に走り寄り周りを回りながらレファを観察したり匂いをかんだり…なにしてるんだ。2人とも失礼でしょ!
「大丈夫だね。」「問題なし。」
お~い。
「お兄ちゃん、クエスト報酬もらいに行こうよ。」
「兄貴、クエスト終わった。早速報酬貰いに行こう。」
そう言うとまた脚をつかみ引きずりながら歩いていく。
…ねえ、お兄ちゃん泣いていい…
一つため息をついでから、道具を亜空間に放り込む。時間経過が無いのかお茶なんかは冷めないし、冷たい物は冷たいまま、カップを中身事放り込んでもこぼれないし、汚れ物は次出した時には綺麗になってる、といたせりつくせりだ。それに既に、馬車10台分の『物資』を放り込んでいるんだか、全く重くならないし、まだ容量の1%も使ってない。
「それじゃあ、また今度お茶しましょうね」
もうする事も無い(しくしく)と思いながら妹達の後を追う。
「あっ、待って下さい。私も行きます。」
こうして、行きより一人増えた我がパーティーは、意気揚々とコレットの街に凱旋するのだった。
…また女の子とお話し出来るとか、思ってないんだからね…
あっ、レファと言うのはこの森に入ってから出会ったエルフ?の女の子だ。
勿論美少女、オマケに出るところは出て引っ込む所は引っ込んで…グラビア出したらお祭り騒ぎじゃすまないな。
「いや~いい天気ですね。あっ、クッキーどうですか?」
「あの~いいんですか?」
当たりを見回しなから彼女がたずねる。
「クッキー美味しいですよ。どうですか?」
周り(魔獣の死体群)を見ない様にしながら彼女に話しかける。えっ、なに、そんな事してる場合じゃ無いんじゃないかって?此方とらモテない歴16年(年齢)女性と話した事など家族か一部例外以外とは無いんだぞ。こんな美少女と『お話し』出来る機会なんてもう一生無いかもしれないんだぞ(泣)
「…妹さん達のこと心配じゃ無いんですか」
怒ったように彼女は言う。
「大丈夫ですよ……ああ、もう終わった様ですね」
妹達と共にあった敵を表す赤いマーカーが無色に変わったのを確認しながら…チャンと確認してたんだよ。アイツ等に任せておけば大丈夫だとは言え、万が一が有るからな。
「お兄ちゃん、終わったよ。」
「兄貴、終わった。」
木の陰から何かを引きずりながら小さな人影が2人現れる。
…2人とも足を掴んで引きずるのは止めなさい…可哀想でしょ。2m越えのマッチョだとしても…
「お疲れ、お茶でも飲むか?」
引きずってた物を放り出し、レファの所に走り寄り周りを回りながらレファを観察したり匂いをかんだり…なにしてるんだ。2人とも失礼でしょ!
「大丈夫だね。」「問題なし。」
お~い。
「お兄ちゃん、クエスト報酬もらいに行こうよ。」
「兄貴、クエスト終わった。早速報酬貰いに行こう。」
そう言うとまた脚をつかみ引きずりながら歩いていく。
…ねえ、お兄ちゃん泣いていい…
一つため息をついでから、道具を亜空間に放り込む。時間経過が無いのかお茶なんかは冷めないし、冷たい物は冷たいまま、カップを中身事放り込んでもこぼれないし、汚れ物は次出した時には綺麗になってる、といたせりつくせりだ。それに既に、馬車10台分の『物資』を放り込んでいるんだか、全く重くならないし、まだ容量の1%も使ってない。
「それじゃあ、また今度お茶しましょうね」
もうする事も無い(しくしく)と思いながら妹達の後を追う。
「あっ、待って下さい。私も行きます。」
こうして、行きより一人増えた我がパーティーは、意気揚々とコレットの街に凱旋するのだった。
…また女の子とお話し出来るとか、思ってないんだからね…
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