106 / 208
五章 寒々ホワイト、第五層
106 皿からさらっとさらわれる
しおりを挟む
47日目。
今日も風呂好き魔術師スコヴィルは朝から入浴中だ。昨日は夜に入っていたから朝は無いと思っていたんだけど、朝晩入るらしい。猫型ロボットの話に登場する静かな人みたいだ。一応言っておくと、今後はハプニングイベントは無いよ。絶対に無いよ。
今日は昨日買っておいた食材を使って朝食を用意した。メニューは卵焼き、オムレツ、チャーハン。全部卵を使っている。何故かって? 昨日、卵売りの少女が不憫で買いすぎたんだ。その子は売り物の卵を突然割ってブツブツ言っていて、何故か幸せそうな顔をしているのがヤバかったんだよ。完全に目は逝っていた。
食材は米やミリンを含めて、一通り手に入った。顆粒出汁まで売っている。何故だか知らないけれど、以前に比べると和風なものの品揃えが圧倒的に増えている。
「朝食を作ってくれたんですか? あ!」
風呂から上がったスコヴィルがやってきた。そして卵焼きを見つけて何故か目の色が変わった。
「これ、卵焼きですよね?」
「はい、卵焼きです。僕の作るのは甘いタイプです。」
「本当に卵焼きですよね?」
「? そうですよ。」
「本当の本当に卵焼きですよね?」
いったいどうしたというのだろう。何か卵焼きにトラウマでもあるのだろうか?
「冷めないうちに食べましょう。」
僕がそう言うと、彼女から「いただきます」の声が聞こえた。そしてそれは一瞬の出来事だった。すでに彼女の口がもごもご動いていた。いったいいつ口の中に入れたのだろう? 気がつくと、卵焼きが一切れ消えていた。目を離したつもりは無かったのに、まったく見えなかったのだ。
とりあえず僕はオムレツとチャーハンを食べ始めた。取り合わせは微妙だけど、卵が余っているので仕方が無い。そして卵焼きを食べようと視線をそちらに移した瞬間、全ては終わっていた。皿には何も無かった。目を皿のようにしても結果は変わらない。全て食い尽くされていた。僕は彼女の方を見た。そこにいたのはハムスターだった。
「・・・。」
「モグモグモグ。」
「・・・。」
「モグモグモグモグ。」
「・・・。」
「モグモ、ゴクン。」
「・・・。」
僕は黙ってハムスターを観察した。時々ハムスターは口の中に食べ物が入っているのを忘れて、そのまま腐らせてしまうことがあるらしい。そのせいで病気になってもらっては困る。
「あ、あの、ごめんなさい、全部食べちゃいました。」
「いい食べっぷりですね。作りがいがあります。」
スコヴィルは恥ずかしそうな顔でモジモジしている。そんなに好物だったのか。通り名は風呂好きのスコヴィルか、卵焼きのスコヴィルに変更した方がいいのでは無いだろうか? 僕だけいつも変なのは不公平だ。
「甘い卵焼きですが、大丈夫でしたか?」
「私、これ大好きです。元の世界で食べた味に凄く似てます。」
卵焼きはご家庭によって味が全然違う。だから違う家庭の卵焼きを食べると、けっこう違和感が生じるものなんだけど、口に合って良かった。そういえば元の世界で僕は、こんな感じで料理を作ったことがあったような気がする。しかしコミュ障の僕は誰かに料理を作る事なんてあったんだろうか?
その後彼女は、オムレツとチャーハンも残さず平らげた。おかわりしたそうな顔だったので、もっと作ろうか聞いたところ、これ以上食べると太るのでやめておくとのことだった。冒険者はカロリー使うから気にする必要は無いと思うんだけどなあ。剣聖とか武王の人は鬼のように食べてたし。
そして朝のミーティングだ。まず出来ればサドンと合流したい。危険は承知の上で、第三層の始発の町へ行くという話になった。やっぱり町の外で隠れているのは駄目だよなあ。そうなると僕はまた蝶仮面か・・・。ぶっちゃけあれ、効果が無かったような気がするんだけど・・・。しかしスコヴィルの「このマスクさえあれば絶対大丈夫です!」という言葉に圧されて始発に町行きが決定したのだ。
リコッテに会って大丈夫。何故ならエンカウントしたら全力で逃げるからだ。パワーアップしたウーナの神速を見せつけてやる。ちなみに黒豹タイプとなったウーナは、身体が大きくなった分だけ格段に乗りやすくなった。三輪車的な感じから小型バイクに変わり、二人乗りも問題ない。
ということで僕達は再びダンジョンへと足を踏み入れた。
今日も風呂好き魔術師スコヴィルは朝から入浴中だ。昨日は夜に入っていたから朝は無いと思っていたんだけど、朝晩入るらしい。猫型ロボットの話に登場する静かな人みたいだ。一応言っておくと、今後はハプニングイベントは無いよ。絶対に無いよ。
今日は昨日買っておいた食材を使って朝食を用意した。メニューは卵焼き、オムレツ、チャーハン。全部卵を使っている。何故かって? 昨日、卵売りの少女が不憫で買いすぎたんだ。その子は売り物の卵を突然割ってブツブツ言っていて、何故か幸せそうな顔をしているのがヤバかったんだよ。完全に目は逝っていた。
食材は米やミリンを含めて、一通り手に入った。顆粒出汁まで売っている。何故だか知らないけれど、以前に比べると和風なものの品揃えが圧倒的に増えている。
「朝食を作ってくれたんですか? あ!」
風呂から上がったスコヴィルがやってきた。そして卵焼きを見つけて何故か目の色が変わった。
「これ、卵焼きですよね?」
「はい、卵焼きです。僕の作るのは甘いタイプです。」
「本当に卵焼きですよね?」
「? そうですよ。」
「本当の本当に卵焼きですよね?」
いったいどうしたというのだろう。何か卵焼きにトラウマでもあるのだろうか?
「冷めないうちに食べましょう。」
僕がそう言うと、彼女から「いただきます」の声が聞こえた。そしてそれは一瞬の出来事だった。すでに彼女の口がもごもご動いていた。いったいいつ口の中に入れたのだろう? 気がつくと、卵焼きが一切れ消えていた。目を離したつもりは無かったのに、まったく見えなかったのだ。
とりあえず僕はオムレツとチャーハンを食べ始めた。取り合わせは微妙だけど、卵が余っているので仕方が無い。そして卵焼きを食べようと視線をそちらに移した瞬間、全ては終わっていた。皿には何も無かった。目を皿のようにしても結果は変わらない。全て食い尽くされていた。僕は彼女の方を見た。そこにいたのはハムスターだった。
「・・・。」
「モグモグモグ。」
「・・・。」
「モグモグモグモグ。」
「・・・。」
「モグモ、ゴクン。」
「・・・。」
僕は黙ってハムスターを観察した。時々ハムスターは口の中に食べ物が入っているのを忘れて、そのまま腐らせてしまうことがあるらしい。そのせいで病気になってもらっては困る。
「あ、あの、ごめんなさい、全部食べちゃいました。」
「いい食べっぷりですね。作りがいがあります。」
スコヴィルは恥ずかしそうな顔でモジモジしている。そんなに好物だったのか。通り名は風呂好きのスコヴィルか、卵焼きのスコヴィルに変更した方がいいのでは無いだろうか? 僕だけいつも変なのは不公平だ。
「甘い卵焼きですが、大丈夫でしたか?」
「私、これ大好きです。元の世界で食べた味に凄く似てます。」
卵焼きはご家庭によって味が全然違う。だから違う家庭の卵焼きを食べると、けっこう違和感が生じるものなんだけど、口に合って良かった。そういえば元の世界で僕は、こんな感じで料理を作ったことがあったような気がする。しかしコミュ障の僕は誰かに料理を作る事なんてあったんだろうか?
その後彼女は、オムレツとチャーハンも残さず平らげた。おかわりしたそうな顔だったので、もっと作ろうか聞いたところ、これ以上食べると太るのでやめておくとのことだった。冒険者はカロリー使うから気にする必要は無いと思うんだけどなあ。剣聖とか武王の人は鬼のように食べてたし。
そして朝のミーティングだ。まず出来ればサドンと合流したい。危険は承知の上で、第三層の始発の町へ行くという話になった。やっぱり町の外で隠れているのは駄目だよなあ。そうなると僕はまた蝶仮面か・・・。ぶっちゃけあれ、効果が無かったような気がするんだけど・・・。しかしスコヴィルの「このマスクさえあれば絶対大丈夫です!」という言葉に圧されて始発に町行きが決定したのだ。
リコッテに会って大丈夫。何故ならエンカウントしたら全力で逃げるからだ。パワーアップしたウーナの神速を見せつけてやる。ちなみに黒豹タイプとなったウーナは、身体が大きくなった分だけ格段に乗りやすくなった。三輪車的な感じから小型バイクに変わり、二人乗りも問題ない。
ということで僕達は再びダンジョンへと足を踏み入れた。
0
あなたにおすすめの小説
【村スキル】で始まる異世界ファンタジー 目指せスローライフ!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は村田 歩(ムラタアユム)
目を覚ますとそこは石畳の町だった
異世界の中世ヨーロッパの街並み
僕はすぐにステータスを確認できるか声を上げた
案の定この世界はステータスのある世界
村スキルというもの以外は平凡なステータス
終わったと思ったら村スキルがスタートする
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
婚約破棄された元OL悪役令嬢、コンサル知識で潰れかけのギルドを王国一に再建します
黒崎隼人
ファンタジー
エルムガンド王国の第一王子から、卒業パーティーの最中に婚約破棄を宣告された公爵令嬢イザベラ。
断罪のショックで、彼女は自分が現代日本で経営コンサルタントとして働いていた前世の記憶を取り戻す。
ここは乙女ゲームの世界。このままでは爵位剥奪、領地没収の破滅ルートが待っている!
「冗談じゃない。そんな未来、絶対に受け入れてなるものか」
イザベラは破滅フラグを回避するため、父の道楽である赤字続きの冒険者ギルド「白銀の獅子」の運営を引き継ぐことを宣言。
前世で培った現状分析、プロジェクト管理、成果報酬制度などのビジネススキルを駆使し、潰れかけのギルドの改革に乗り出す。
クエストの可視化、新人教育、そしてエルフの賢者や獣人ギルドのマスターとの異種族間連携。
最初は彼女を馬鹿にしていた荒くれ者の冒険者たちも、その圧倒的な手腕とカリスマ性に惹かれ、いつしか彼女の頼もしい仲間となっていく。
やがて彼女のギルドは王都最大の組織へと成長し、彼女を陥れた敵の陰謀すらも打ち砕く!
恋愛よりも仕事! 最高の仲間たちと共に、すべての種族が笑って暮らせる未来を創り上げる、元悪役令嬢の痛快お仕事ファンタジー、開幕!
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
無能と追放された結界師、三十路のおっさんですが17歳の辺境伯令嬢と婚約して人生逆転します
みかん畑
ファンタジー
無能と蔑まれ、Aランクパーティを追放された結界師フィン。
行き場を失った彼を拾ったのは、辺境伯の娘リリカだった。
国土結界の恩恵が届かない辺境で、フィンの結界は本当の価値を発揮していく。
領地再建、政治の駆け引き、そして少女のまっすぐな想い。
これは無能と呼ばれた男が、辺境で居場所を見つけ、やがて年の差婚へと至る物語。
元王城お抱えスキル研究家の、モフモフ子育てスローライフ 〜スキル:沼?!『前代未聞なスキル持ち』の成長、見守り生活〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる