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八章 夢幻の空間、第八層
164 いっぱいな感じのパイナッブゥ
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「白いですね。」
「白だね。」
「ええ、白よ。」
「うわ、白い。」
第七層のボス部屋に入った僕たちを待っていたのは、真っ白い姿をした老人だった。ナゾナゾジジイらしい。
「アフタ、そういえばギルダインはようやく答えが分かったと言っていたのだけど、肝心の答えを聞いてないわ。」
「え?」
ブレアはここで衝撃の一発をお見舞いしてきた。けれど・・・あのギルダインがそんな肝心なことを伝え忘れるわけが無い。たぶん意図的に言わなかったのだ。つまり僕を試すつもりなのだろう。
答えを考えるのに制限時間は無いらしい。そして間違っても特にペナルティーは無いが、同じ問題を答えるには一日待たなければならないらしい。間違えたらとんでもなく時間が持って行かれる。しかし今の僕たちは一刻も早く第十層へ向かわなければならない。
オモイカネは空中にナゾナゾを表示していく。最初の内容はこれだ。
「95356295141.3、類推出来るものを描(えが)け。」
何だこの数字? どこかで見たことがあるような。って反対から見れば円周率だな。つまり・・・。
「円を描いても不正解。」
僕の推測をブレアがあっさり叩き潰す。
僕はサドンやスコヴィルの様子をうかがう。目が合った。って、二人とも絶対に答えを考えてない。全部、僕に丸投げするつもりの目だ!
「やはり、こういうのはアフタに任せるのが一番さ。」
「そうですね。」
少しは考えて欲しいんだけど。まあ、いいや。戦闘で役に立たないからには、こういうところで活躍しておかないと、僕の存在価値が問われてしまう。
「円周率・・・。円周率自体が円を表すわけじゃないし、確かに円は駄目なんだろうなあ。円周率、円周率。」
僕は頭の中で色々な組み合わせを試してみる。
「円周率、π(パイ)、ん? ああああ!!!!」
何か答えらしき図が思い浮かんだ。しかし・・・これは・・・。もしこれが答えならドイヒーも良いところだ。
「どうやら答えが分かったようだね。さすがアフタ。」
「いや、ちょっと待って。」
「アフタさんは昔らから頭が良いんですよ。」
「だからちょっと。」
「私には全く分からなかったのに。凄いわ。」
「ちょ・・・。」
「全員、向こうを向いていてくれるかな?」
「何か謎解きに関係があるのかい?」
「そんなところ。だから向こうを向いて!」
僕は三人に後ろを向かせた。そして答えを描く。山なりを二つ描いて・・・パイだ! 僕が空中に描いたパイが浮かび上がる。くそぉ、これで外れだったら、僕は完全にただの変態スケベ親父だ。
ゴォォォン
一問目の問題が消えていく。これは・・・正解? 正解なのか? いいのか、こんなアホな答えで? 後ろを向いていた二人が振り返る。幸いなことに既にパイは消えていた。
「正解したようだね。 答えは何だったのかい?」
「いや、あまりに幾何学的な模様で、言葉では言い表せない。」
「うわ、凄いですね。」
「こういうのはやはりアフタが強いと思ってたわ。」
知られてはいけない。ここの答えが何だったのか、絶対に知られてはならない。正解は墓場まで持って行こう。そう決意した。
そして僕は次の問題を確認する。
「白だね。」
「ええ、白よ。」
「うわ、白い。」
第七層のボス部屋に入った僕たちを待っていたのは、真っ白い姿をした老人だった。ナゾナゾジジイらしい。
「アフタ、そういえばギルダインはようやく答えが分かったと言っていたのだけど、肝心の答えを聞いてないわ。」
「え?」
ブレアはここで衝撃の一発をお見舞いしてきた。けれど・・・あのギルダインがそんな肝心なことを伝え忘れるわけが無い。たぶん意図的に言わなかったのだ。つまり僕を試すつもりなのだろう。
答えを考えるのに制限時間は無いらしい。そして間違っても特にペナルティーは無いが、同じ問題を答えるには一日待たなければならないらしい。間違えたらとんでもなく時間が持って行かれる。しかし今の僕たちは一刻も早く第十層へ向かわなければならない。
オモイカネは空中にナゾナゾを表示していく。最初の内容はこれだ。
「95356295141.3、類推出来るものを描(えが)け。」
何だこの数字? どこかで見たことがあるような。って反対から見れば円周率だな。つまり・・・。
「円を描いても不正解。」
僕の推測をブレアがあっさり叩き潰す。
僕はサドンやスコヴィルの様子をうかがう。目が合った。って、二人とも絶対に答えを考えてない。全部、僕に丸投げするつもりの目だ!
「やはり、こういうのはアフタに任せるのが一番さ。」
「そうですね。」
少しは考えて欲しいんだけど。まあ、いいや。戦闘で役に立たないからには、こういうところで活躍しておかないと、僕の存在価値が問われてしまう。
「円周率・・・。円周率自体が円を表すわけじゃないし、確かに円は駄目なんだろうなあ。円周率、円周率。」
僕は頭の中で色々な組み合わせを試してみる。
「円周率、π(パイ)、ん? ああああ!!!!」
何か答えらしき図が思い浮かんだ。しかし・・・これは・・・。もしこれが答えならドイヒーも良いところだ。
「どうやら答えが分かったようだね。さすがアフタ。」
「いや、ちょっと待って。」
「アフタさんは昔らから頭が良いんですよ。」
「だからちょっと。」
「私には全く分からなかったのに。凄いわ。」
「ちょ・・・。」
「全員、向こうを向いていてくれるかな?」
「何か謎解きに関係があるのかい?」
「そんなところ。だから向こうを向いて!」
僕は三人に後ろを向かせた。そして答えを描く。山なりを二つ描いて・・・パイだ! 僕が空中に描いたパイが浮かび上がる。くそぉ、これで外れだったら、僕は完全にただの変態スケベ親父だ。
ゴォォォン
一問目の問題が消えていく。これは・・・正解? 正解なのか? いいのか、こんなアホな答えで? 後ろを向いていた二人が振り返る。幸いなことに既にパイは消えていた。
「正解したようだね。 答えは何だったのかい?」
「いや、あまりに幾何学的な模様で、言葉では言い表せない。」
「うわ、凄いですね。」
「こういうのはやはりアフタが強いと思ってたわ。」
知られてはいけない。ここの答えが何だったのか、絶対に知られてはならない。正解は墓場まで持って行こう。そう決意した。
そして僕は次の問題を確認する。
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