異世界転生したら悪役令嬢じゃなくイケメン達に囲まれちゃいましたっ！！

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それから数日後が経過した。
私は相変わらず学校の授業を受けていた。
私の隣にはイリエットが笑顔を振り撒いている。
授業中くらいちゃんと前を向いてほしい。
私の顔に何かついているのかと思っちゃうじゃない。


今日もくだらない（自分的に）授業が終わり昼休み。
私はイリエットと二人で食堂に入ると、そこにいたアレックスとミカエル、それにニコルが居た。
この学校の三大美男子が私を見つけると近くに寄って来た。


「やぁ、エリーヌ。食事かい？」


ミカエルがそう言うとアレックスとニコルもそう言いながら近くにあったテーブルに案内すると私とイリエットを座らせた。
まだ食事を取りに行ってないんですけど…。
てか、周りがざわついていて凄く食べずらいんですけど。


「食事を取りに行かなきゃ。イリエット一緒に来る」
「はい、エリーヌ様」


アレックス達をおいて食堂にある定食を注文してまた席に戻った。
私の事を待っていたかのように3人の美男子達が食事を始めた。


「そう言えば、クレアってまだ学校に来てないのか？」
「ああ。クレアなら学校に来ているよ」
「そうなのか？　全然見かけないけど…」


アレックスとミカエルの会話を聞きながら食事をしていると後ろから私の名前を呼ぶ声が。
私は振り返るとそこには清楚な白いドレスを纏った美少女が立っていた。
手には食堂のトレー。
私は席を立ち話をした。


「…クレア？」
「お久しぶり、エリーヌ。此処いいかしら？」
「あ、どうぞ。今日から学校復帰？」


席を譲りながらそう訊ねると困った表情をしながらクレアが話し出した。