18 / 21
4
コメント欄とチャット④
しおりを挟む
ビックウェーブ。
真美とマミ~はこの波に乗れるのか、それとものみ込まれてしまうのか。
ルゼーフの公式スタッフから連絡がほしいとコメントされてから、真美は混乱の渦の中にいた。
もちろん連絡はするつもりだ。無視などできるはずがない。ルゼーフの推しを公言している者が、どうして無視などできようか。
混乱しているのは、連絡をしたらどうなるのか、さっぱり先が読めないからだ。ルゼーフ側から公式に、迷惑なので止めてくださいと言われるのだろうか。
とにかく、連絡をしよう。
そして、言われた通りにしよう。迷惑だと言われたら謝り、止めろといわれたらやめよう。
ルゼーフが所属しているところの会社に、連絡がほしいと言われた旨を伝え、メールを送った。
専業主婦の真美は、ビジネス例文を調べ、ファンとしてルゼーフに失礼のないように、できるだけ気をくばった。
どんな返信がくるのだろうか。
怒られるのか。やはり知らない世界だったのだな、と改めて思わされた。
そんな真美の予想に反して、ルゼーフのスタッフからの返信は、とても礼儀正しいものだった。少なくとも怒っているような文面ではなかった。「お手数をおかけすることになり大変恐縮ではございますが、一度弊社までお越しいただくことは可能でしょうか」と書かれていた。
真美とマミ~はこの波に乗れるのか、それとものみ込まれてしまうのか。
ルゼーフの公式スタッフから連絡がほしいとコメントされてから、真美は混乱の渦の中にいた。
もちろん連絡はするつもりだ。無視などできるはずがない。ルゼーフの推しを公言している者が、どうして無視などできようか。
混乱しているのは、連絡をしたらどうなるのか、さっぱり先が読めないからだ。ルゼーフ側から公式に、迷惑なので止めてくださいと言われるのだろうか。
とにかく、連絡をしよう。
そして、言われた通りにしよう。迷惑だと言われたら謝り、止めろといわれたらやめよう。
ルゼーフが所属しているところの会社に、連絡がほしいと言われた旨を伝え、メールを送った。
専業主婦の真美は、ビジネス例文を調べ、ファンとしてルゼーフに失礼のないように、できるだけ気をくばった。
どんな返信がくるのだろうか。
怒られるのか。やはり知らない世界だったのだな、と改めて思わされた。
そんな真美の予想に反して、ルゼーフのスタッフからの返信は、とても礼儀正しいものだった。少なくとも怒っているような文面ではなかった。「お手数をおかけすることになり大変恐縮ではございますが、一度弊社までお越しいただくことは可能でしょうか」と書かれていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる