45 / 125
44話
しおりを挟む
ゴールデンウィーク2日目。
目覚めた公は体が動かないので顔を動かして状況確認を行うと、舞が体の上に乗っていて、史と夢が腕に抱きついていた。
なぜこんな状況になっているかというと、去年まではダディやマザーも一緒に来ていたので男女で部屋割りをしていたのだけれども、今年は2人がいないので「それなら1部屋にしたほうが私達も得だし、女将さん達も楽だよね」ということもあって同じ部屋で寝たのでこの状況ができあがったのだ。
"こんな状況だと流石に動けないな"
公は諦めて3人が起きるのを待った。
しかし、3人はいっこうに起きる気配がない。
「起きてるだろ?」
公の言葉に舞がピクッと反応してしまった。
「やっぱり。義姉さんも夢も起きてるんだろ」
「あ~あ。バレちゃったか」
目をあけた史はいたずらっぽい笑顔を公に向けた。
「起きてるんだったらなんで俺にくっついてるんだよ」
「もちろん、お義兄さまのぬくもりを感じていたいからですわ」
「その通り!」
「そうそう」
3人はさらに強く公に抱きついた。
「はぁ。もうすぐ朝食の時間なんだから離れてくれる?」
『イ~ヤ(ですわ)』
3人の拒否の言葉にため息を吐いていると、
「失礼します」
入ってきたのは若女将。そして、公達の状況を見てニヤニヤと笑った。
「お邪魔だったみたいね」
「わかってるくせになに言ってやがる」
ニヤニヤされたことに少しムカッときた公はため口で文句を言った。しかし、そんなこと気にしていない若女将のニヤニヤは止まらない。
「大丈夫よ。温泉爺や婆には公達は元気にヤってると言っとくから」
「そんなことしたら名誉毀損でこの旅館訴えるからな」
「そんなことしたら公が捕まりそうな気がするけど?」
「俺が捕まる要素がどこにある」
若女将は公達を上から下まで見回した。
「不純異性交遊」
「そう見えている若女将のほうが不純だ」
「うふふ。冗談よ」
「ならそのニヤニヤ顔止めろ」
公に睨み付けられた若女将はようやくニヤニヤ顔を止めた。
「それで、朝食の時間だけどどうするの?」
「すぐに行くよ」
史や舞や夢は起き上がると何事もないように着替えを始めたので公は布団をかぶった。
「おやおや義弟くん。なに二度寝をしようとしてるのかな?」
「着替えを見ないようにしているだけであって二度寝するわけじゃねーよ」
「別にいつもみたいに堂々と見ていてくれてかまわないんだよ?」
「事実を捏造するな。着替えを見たことなんてねーよ」
すると、うんと頷いた若女将が布団を剥ぎ取った。
「なっ!」
「お客様。布団を片付けるので起きてくださいね」
そう言われた公はため息を吐くと立ち上がった。
「先に行ってるから着替えたら来てね」
史達にそう声をかけると部屋を出て食堂に向かった公。途中で温泉爺と婆に遭遇した。
「おう。おはよう、公」
「おはようございます」
「食堂に行くの?」
「えぇ」
公の答えに温泉婆は公と腕を組んだ。
「じゃあ、一緒に行きましょうか」
「はい」
2人と一緒に食堂にやって来た公が席に座って待っていると、史達もやって来た。
『おはようございます』
「おはよう、3人共」
「ほら、ご飯が冷める前に食べましょうか」
3人が席に座ると温泉婆がおひつからご飯をよそってみんなに渡した。
『いただきます』
公達がご飯を食べていると、女将がやって来た。
「皆さん。おはようございます。昨晩はよく眠れましたか?」
「えぇ。おかげさまでグッスリと」
「快眠でした!」
「うむ。この旅館はいつ来ても最高じゃな」
「ありがとうございます。では、ごゆっくり朝食をお楽しみくださいませ」
微笑んだ女将は別のお客のもとへと行った。
「史ちゃん達は今日帰るのじゃろ?」
「えぇ」
「じゃあ、次会えるのはまた来年のゴールデンウィークになるのね」
名残惜しそうに温泉婆は史達を見ていた。
「そうですね。来年、またここで」
そう言いながら公は温泉婆に手を差し出すと、温泉婆は手を握り返した。それを見ていた温泉爺は史に手を差し出したが、史は首を傾げた。
「いや、そこは素直に握手してほしんじゃが」
「エロ爺と握手すると変な菌に感染しますから」
「それは流石に酷すぎやしないか!」
温泉爺の嘆きの叫びが食堂に響き渡った。
「朝食は静かに食べてください」
女将に怒られた温泉爺は静かに落ち込むのだった。
◇
「ふははははははは!」
中二はゲームセンターで格ゲーをしながら高笑いしていた。
「我に勝てる相手はいないのかー!」
そう言うだけあって中二のゲームの腕は中々のものであり、現在12連勝中だった。
すると、またチャレンジャーが現れた。
「ふふっ!返り討ちにしてやろう!」
しかし、相手は中二以上に強く、簡単に中二を負かしてしまった。
「バ、バカな………」
画面に表示されるYOU LOSEの文字に中二は唖然としていた。
「我がこうもあっさりと負けるなんて………」
少しの間落ち込んでいた中二だが、落ち込みから復活すると対戦相手を確認するために反対側に回ったが、すでに対戦相手はいなかった。
「一体どんな相手だったんだ?」
完敗したうえに相手もわからずじまいとあって、中二はモヤモヤした気持ちでいた。
◇
「あ~スッキリした~」
ゲームセンターを出てきた羊は笑顔だった。
「案外弱かったっすね。相手の人」
「それなのによくあんなに偉そうにできたよね。ただただうるさかっただけだし、マナー違反だよ」
だから羊は乱入して中二を倒したのだ。
「でも、ホントに羊はゲームになると容赦ないっすね」
「そうかな?」
「そうっすよ。普段の穏やかな羊とはまるで別人っす。羊の皮をかぶった狼っす」
狼なんて言われた羊は苦笑していた。
「それより、次はどこにいくの?」
「そうっすね。そろそろお昼だし、どこかのファミレスにでもいくっす」
「うん」
2人はファミレスに向かって歩きだした。
◇
「おかえりなさいませ」
家族旅行から帰ってきた公達を出迎えた萌衣。
「ただいま。なにも問題はなかった?」
「はい。問題はなにもありませんでした」
萌衣の答えを聞いた公は頷くと、みんなで家の中に入ってリビングにやって来た。そこで待っていた薫はさっそく公に抱きついた。
「どうした?薫」
「公が最近私にかまってくれないから」
「そんなことないぞ」
「私の出番が少なくて、公にかまってもらえないから」
「それは作者に言ってくれ」
そうは言いながらも、公は薫の頭を撫でてやった。
そういうところは甘々なんだから~。
「うるせーよ」
公が頭を撫でるのをやめると、満足したのか薫は公から離れた。
「これお土産」
公がカバンから取り出したのは温泉まんじゅう。
「ありがとう」
「ありがとうございます」
受け取った薫はさっそくあけていただこうとしたけど萌衣に止められた。
「なにするの?」
「これから夕食ですので、食後のデザートとしてお食べください」
「わかった」
蓋をしめた薫は夕食を食べるためにダイニングへ移動したので、公達もダイニングに行き、テーブルについた。
『いただきます』
夕食を食べながら公がポツリと呟く。
「やっぱり、うちで食べるご飯が1番だな」
その言葉に史達も頷き、萌衣は満面の笑顔になった。
目覚めた公は体が動かないので顔を動かして状況確認を行うと、舞が体の上に乗っていて、史と夢が腕に抱きついていた。
なぜこんな状況になっているかというと、去年まではダディやマザーも一緒に来ていたので男女で部屋割りをしていたのだけれども、今年は2人がいないので「それなら1部屋にしたほうが私達も得だし、女将さん達も楽だよね」ということもあって同じ部屋で寝たのでこの状況ができあがったのだ。
"こんな状況だと流石に動けないな"
公は諦めて3人が起きるのを待った。
しかし、3人はいっこうに起きる気配がない。
「起きてるだろ?」
公の言葉に舞がピクッと反応してしまった。
「やっぱり。義姉さんも夢も起きてるんだろ」
「あ~あ。バレちゃったか」
目をあけた史はいたずらっぽい笑顔を公に向けた。
「起きてるんだったらなんで俺にくっついてるんだよ」
「もちろん、お義兄さまのぬくもりを感じていたいからですわ」
「その通り!」
「そうそう」
3人はさらに強く公に抱きついた。
「はぁ。もうすぐ朝食の時間なんだから離れてくれる?」
『イ~ヤ(ですわ)』
3人の拒否の言葉にため息を吐いていると、
「失礼します」
入ってきたのは若女将。そして、公達の状況を見てニヤニヤと笑った。
「お邪魔だったみたいね」
「わかってるくせになに言ってやがる」
ニヤニヤされたことに少しムカッときた公はため口で文句を言った。しかし、そんなこと気にしていない若女将のニヤニヤは止まらない。
「大丈夫よ。温泉爺や婆には公達は元気にヤってると言っとくから」
「そんなことしたら名誉毀損でこの旅館訴えるからな」
「そんなことしたら公が捕まりそうな気がするけど?」
「俺が捕まる要素がどこにある」
若女将は公達を上から下まで見回した。
「不純異性交遊」
「そう見えている若女将のほうが不純だ」
「うふふ。冗談よ」
「ならそのニヤニヤ顔止めろ」
公に睨み付けられた若女将はようやくニヤニヤ顔を止めた。
「それで、朝食の時間だけどどうするの?」
「すぐに行くよ」
史や舞や夢は起き上がると何事もないように着替えを始めたので公は布団をかぶった。
「おやおや義弟くん。なに二度寝をしようとしてるのかな?」
「着替えを見ないようにしているだけであって二度寝するわけじゃねーよ」
「別にいつもみたいに堂々と見ていてくれてかまわないんだよ?」
「事実を捏造するな。着替えを見たことなんてねーよ」
すると、うんと頷いた若女将が布団を剥ぎ取った。
「なっ!」
「お客様。布団を片付けるので起きてくださいね」
そう言われた公はため息を吐くと立ち上がった。
「先に行ってるから着替えたら来てね」
史達にそう声をかけると部屋を出て食堂に向かった公。途中で温泉爺と婆に遭遇した。
「おう。おはよう、公」
「おはようございます」
「食堂に行くの?」
「えぇ」
公の答えに温泉婆は公と腕を組んだ。
「じゃあ、一緒に行きましょうか」
「はい」
2人と一緒に食堂にやって来た公が席に座って待っていると、史達もやって来た。
『おはようございます』
「おはよう、3人共」
「ほら、ご飯が冷める前に食べましょうか」
3人が席に座ると温泉婆がおひつからご飯をよそってみんなに渡した。
『いただきます』
公達がご飯を食べていると、女将がやって来た。
「皆さん。おはようございます。昨晩はよく眠れましたか?」
「えぇ。おかげさまでグッスリと」
「快眠でした!」
「うむ。この旅館はいつ来ても最高じゃな」
「ありがとうございます。では、ごゆっくり朝食をお楽しみくださいませ」
微笑んだ女将は別のお客のもとへと行った。
「史ちゃん達は今日帰るのじゃろ?」
「えぇ」
「じゃあ、次会えるのはまた来年のゴールデンウィークになるのね」
名残惜しそうに温泉婆は史達を見ていた。
「そうですね。来年、またここで」
そう言いながら公は温泉婆に手を差し出すと、温泉婆は手を握り返した。それを見ていた温泉爺は史に手を差し出したが、史は首を傾げた。
「いや、そこは素直に握手してほしんじゃが」
「エロ爺と握手すると変な菌に感染しますから」
「それは流石に酷すぎやしないか!」
温泉爺の嘆きの叫びが食堂に響き渡った。
「朝食は静かに食べてください」
女将に怒られた温泉爺は静かに落ち込むのだった。
◇
「ふははははははは!」
中二はゲームセンターで格ゲーをしながら高笑いしていた。
「我に勝てる相手はいないのかー!」
そう言うだけあって中二のゲームの腕は中々のものであり、現在12連勝中だった。
すると、またチャレンジャーが現れた。
「ふふっ!返り討ちにしてやろう!」
しかし、相手は中二以上に強く、簡単に中二を負かしてしまった。
「バ、バカな………」
画面に表示されるYOU LOSEの文字に中二は唖然としていた。
「我がこうもあっさりと負けるなんて………」
少しの間落ち込んでいた中二だが、落ち込みから復活すると対戦相手を確認するために反対側に回ったが、すでに対戦相手はいなかった。
「一体どんな相手だったんだ?」
完敗したうえに相手もわからずじまいとあって、中二はモヤモヤした気持ちでいた。
◇
「あ~スッキリした~」
ゲームセンターを出てきた羊は笑顔だった。
「案外弱かったっすね。相手の人」
「それなのによくあんなに偉そうにできたよね。ただただうるさかっただけだし、マナー違反だよ」
だから羊は乱入して中二を倒したのだ。
「でも、ホントに羊はゲームになると容赦ないっすね」
「そうかな?」
「そうっすよ。普段の穏やかな羊とはまるで別人っす。羊の皮をかぶった狼っす」
狼なんて言われた羊は苦笑していた。
「それより、次はどこにいくの?」
「そうっすね。そろそろお昼だし、どこかのファミレスにでもいくっす」
「うん」
2人はファミレスに向かって歩きだした。
◇
「おかえりなさいませ」
家族旅行から帰ってきた公達を出迎えた萌衣。
「ただいま。なにも問題はなかった?」
「はい。問題はなにもありませんでした」
萌衣の答えを聞いた公は頷くと、みんなで家の中に入ってリビングにやって来た。そこで待っていた薫はさっそく公に抱きついた。
「どうした?薫」
「公が最近私にかまってくれないから」
「そんなことないぞ」
「私の出番が少なくて、公にかまってもらえないから」
「それは作者に言ってくれ」
そうは言いながらも、公は薫の頭を撫でてやった。
そういうところは甘々なんだから~。
「うるせーよ」
公が頭を撫でるのをやめると、満足したのか薫は公から離れた。
「これお土産」
公がカバンから取り出したのは温泉まんじゅう。
「ありがとう」
「ありがとうございます」
受け取った薫はさっそくあけていただこうとしたけど萌衣に止められた。
「なにするの?」
「これから夕食ですので、食後のデザートとしてお食べください」
「わかった」
蓋をしめた薫は夕食を食べるためにダイニングへ移動したので、公達もダイニングに行き、テーブルについた。
『いただきます』
夕食を食べながら公がポツリと呟く。
「やっぱり、うちで食べるご飯が1番だな」
その言葉に史達も頷き、萌衣は満面の笑顔になった。
0
あなたにおすすめの小説
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ラン(♂)の父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリー(♀)だった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
しかもジュリーの母親、エリカも現われ、ランの家は騒然となった。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる