6 / 118
第一章
第6話〜わかりやすいぐらいのグレーゾーン〜
しおりを挟むまさかな。
気にしすぎだ。
あの「あったと言えばあった」以来、午後の仕事は無難に時間が過ぎていき、気付けば帰る時間になった。
・・「お先です、お疲れ様でーす」・・
いつもの帰り道に、いつものお迎え。
ゆなの顔見ると、本当に生き返る♪
「お疲れ~!ゆな!」
ゆなも大会前の毎日の部活で、クタクタだね!
「疲れたあああ♪母さん、ただいま♪」
「お帰りなさい♪ねぇ!ゆな!今からさステーキ食べに行こ♪」
「!~いきたあーい肉食べる♪やったぁ♪・・でも、お金・・大丈夫?」
親思いだね♪ありがとう♪
「母さんも、今日疲れすぎちゃってストレス発散しようと思ってね♪お金なら、ヤリクリしてるから大丈夫!ねっ♪たまには、行こ♪」
「やったぁ♪」
それから二人で久しぶりにステーキハウスへ。
たらふく食べて、互いに今日1日のストレス発散。
美味しかった、ご馳走さまでした♪
泣いて笑って・・二人でいつまでも頑張ろね。
ゆな!いつも、ありがとう♪
自宅について、お風呂入ってダウン完了♪
もう1つの楽しみが・・「ナ@ト」だっ!
えーっと6巻、6巻っと。 あったあった♪
それから・・
集中して、一気に10巻まで読んだ・・
気付けば、夜中の1時・・明日、仕事・・。
ヤバい・・寝よう、おやすみなさい。
翌日
「あー・・ダッシュで帰りたい・・」
「おはっ」
じいじだああ!
「じいじ・・ねむてぇよぉ・・」
いつものように、じいじに愚痴る。
「夜更かしかあ?遊びすぎだぞ♪きゃっ♪」
・・完全に変態だ・・じじい。
「違うし!ゆなと一緒に夕飯食べに行っただけ!」
「本当かなっ、きゃっ」
・・じじい・・末期だな・・
「あーもーめんどくさい!タイムカード押すよ!」
「(\(^o^)/はーい♪」
こうして今日1日が、始まった。
今日は、しおり出勤日だな、大丈夫かな?
チラッと、しおりをみた。
「でさ、でさ、昨日♪」
良かった!チーム女子会の輪に入れてる!良かった!
いつもの風景に戻っていると思った、あの時までは。
「あっ♪優先輩~昨日ね」ってしおりが、私に話しかけてきた。
「何、どした」
その瞬間!
チーム女子会ボスの、みき先輩が口を開いた。
「しおり、優さんは、忙しいんだって!邪魔しない邪魔しない!こっち来てジュエリー並べるの手伝ってよ♪」
「えっ?」
思わず口から出た・・。
「あっ、はーい」
しおりも、チーム女子会の手伝いに呼ばれた。
「・・!?あのタイミングで、か!?わざとだろ」
心の中が、怒りの感情で張り裂けそうだ・・。
まてよ?しおりはこの職場で唯一の後輩。私が下手にしおりに絡んだら、次は、しおりが仲間外れの的になる・・私に対する警告か?!?みき先輩。
くそが・・。
ギュウっ。悔しさのあまり、事務所に提出する、売り上げ伝票をグシャグシャにした。
「どうしたの~!?優」
何も知らないじいじが、ルンルン気分で近寄ってくる。
・・じいじ悪い・・今は笑えない・・。
とっさに席を立ちトイレに駆け込んだ。
「泣かない、泣かない、涙は無い・・」
ぐっとこらえて怒りの感情を、押さえるのに必死だった。
負けない。
売り場には、わざとらしく笑顔全開で、出ていくんだ!
ってチーム女子会昼ごはんでいなかった。
あっけにとられている私を横目に、何やら男性スタッフが、珍しく集まり、何やら話し込んでいる。
「俺じゃないって!」男性スタッフの1人、トオルがなげいてる・・。
「何しでかしたんだろう?」
私も話し込んでいる中に入った。
「だから!俺じゃないって!昨日から、その商品ここに置かれてあって!」
なにやら接客で?使用したジュエリーを、ジュエリーケースに戻さなかった?輩が、いたみたいだ。
無造作にジュエリーを、加工する加工場の棚に置かれてあって、それを店長が、見つけたらしい。
「これ、紛失したら、大損害だぞ・・今回は運良く見つけたから良かったけど・・皆で気をつけて!」
その場は、ゆるい注意ですんだ。
「誰なんだろ?まったく!」
いつものように、チーム女子会がお昼休みから出てきた。
一緒に出てきた、しおりが、何だか変だ。
ん?・・しおりの目の回りが赤い!泣いた跡・・!?
下を向いたまま、午後の仕事の伝票整理をし始めた。
「・・何だか変だ。なにやらあった様子だな。」
今は、下手に声はかけずに、そっとしてあげよう。
「じいじ!先にお昼休みはいるね♪」
「あいよっ」
・・しおり、大丈夫なんだろうか?
ガチャ。控え室にはいる。
「ふぅー・・今日は、隣のコンビニで買い弁だ」
財布持って裏口から、店から見える隣のコンビニへ。
うーん午後は、雨降るなぁ・・
シャー。
自動ドアが開き、お弁当コーナーへ。
カツカレーにしよっ♪・・少し重いけどいいか!
さっさと会計済ませて、お昼ごはん♪お昼ごはん♪
コンビニからでると、自分の職場がみえる。
何気なく自社に目をやると、何やらチーム女子会と、じいじが話し込んでいる。
時折、じいじが身ぶり手振りしながら。
ん!しおりも輪の中にいるね!大丈夫そうだけど、あの泣き顔は、なんだったんだろう・・。
裏口から、自社に戻り、さっそく♪お昼ごはん♪
「・・気にはなるけど、・・様子みだな。そういえば最近じいじと、お昼ごはんかぶらないなあ、お喋りに夢中になっているのかな?まっ、先食べよ♪」
コンコンココーン♪
ガチャ。
「お待たせ~♪」
・・じいじ・・まってないから・・
「おっ♪今日は、珍しく買い弁か!!?」
「そだよ、たまにはね」
そうだ、しおりの様子聞いてみよ!
「ねっ、じいじ、しおり何かあった~?」
「何かって、何?普段とかわらないよん♪」
「そか」
雑談のあと、じいじはテーブルにもたれて昼寝した。
私は、少し早いが歯ブラシを済ませ、売り場に戻ることにした。
午後の仕事は、やっぱり雨のせいで客足は少なく、いつの間にか閉店時間になっていた。
「お疲れ様でーす」
ガチャ。車内に入るなり携帯が鳴った。
誰だろ? ん!しおりからだ!
「お疲れ、どした?」
「お疲れ様です、しおりですが・・今日この後予定ありますか?」
しおりが、珍しく誘ってきた。何かあるな。
「ゆなのお迎えの後は、特に何もないけど!」
動揺を隠しながら話す。
しばらくすると、しおりが、
「遅くなっても、構いません。相談したいことがあるんです、時間作って頂けませんか!?」
・・何だか、すごい怯えてる感じ。
「わ、わかった!ゆなのお迎え完了したら、すぐに、しおりに連絡する。そのあと時間作るから!大丈夫だよね!?」
「本当に突然すみません、連絡まってます」
0
あなたにおすすめの小説
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる