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第二章
〜邪悪なる覚醒〜②〜
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もがき苦しむ人間の憎悪が、「悪」の胸を目指して次々と集まっていく。
一気に集まっていく憎悪に満ちた顔達が体内に吸収されていくと・・、
バキバキバキバキッ! ! !ゴゴーンッ!ッ!ッ!
ルシファー達が放った全ての攻撃を跳ね返した! !
立ち込める殺気の中から、ユラユラとこちらに向かい
歩きだすモノがいる。
《少しばかり計画がズレたが・・まあ仕方あるまい・・》
そう言いながらユラユラと立ちこめる殺気の中から現れたのは・・真っ赤なマントの影から青白い顔をのぞかせた、やせ形の男。
目鼻立ちは、はっきりした美形・・目は鋭く、ニヤリとした口元には鋭く光る牙・・長い髪とマントをなびかせ、ゆっくりとこちらに向かって近付いてくる。
「・・♪アハッ第二形態への覚醒か・・、久々の顔だな?パウロ・・やはり貴様・・先の開戦で逃れていたか・・しぶとい奴だ・・」
《ククッ!さて・・第二形態を、拝ませてやっているんだ?
ありがたく思え・・ジャリ共っ! ! 》
ドドドドドドッ! ! ! !ドゴーンッ! ! !
「悪」の手の平から、真っ赤に燃えたぎる玉が放たれる!
「!?ルシファーッ!よけてっ! ! !」
優が叫ぶ!
「チッ! なめた真似しやがって・・っ!はなから俺狙いかっ!」
ザザー ー ーッ! ! !
間一髪の所で「悪」の攻撃をかわしたルシファー。
《グワァハッハッハッ!これは改めての挨拶がわりだ。》
人間の憎悪と魂を食らい続けた「悪」の第二形態の姿。
過去の開戦に封印したはずの姿に、やや戸惑いが襲う。
「・・奴等の考える事だ」
ミーミルの呟きにパウロが言い返す、
《お前達の宿敵・・大天使「ミカエル」のことか?
グワァハッハッハッ!いつの世も「善」が「悪」を生み出す・・!貴様らの出る幕ではないっ! !グワァハッハッハ!》
「察しはついている・・、俺が施した封印術を破れるのはミカエル・・奴しかいないからな・・。」
バサッッ! バサッッ! !
そう言いながらルシファーの背中から更に二枚の真っ黒な翼が現れた!
「・・奴の名など・・反吐がでる・・ッ! !」
ズザッ! ! !
宙に舞ったルシファーは、両手をパウロに向けた!
「踊れ・・」
スパンッ!スパンッ!ズドドドーン! !ドゴーン!!
ルシファーの放った電光石火の攻撃をかわすパウロに
「我々もルシファー様の援護をっ! !」
ハデスの声と同時に、ダミアンが駆け出した!
「♪貴様と・・そしてミカエルを再び後悔させてやる・・。
魔術・スカーレットミラーッ!!!」
バキバキバキバキバキバキバキバキッ!!!
四方を巨大な鏡が、パウロを取り囲む。
《・・なめた真似を・・返り討ちにしてやる!》
両手を水平に広げ真っ赤な炎を鏡に向け攻撃。
ミシミシミシミシ!!
すかさずミーミルの攻撃!
「封印術・・己技跳返自滅っ! ! !」
《! ?何っ! !》
ドゴーン!!ドゴーン!!ゴゴゴゴゴ!! ! !
パウロの放った攻撃は、全て鏡に反射しパウロ自身に跳ね返った!
「♪アハッどうだ?己の技の味は!?うまいか?」
「・・手応え が薄い・・やはりこの程度では、封印は難しいか・・!?」
シュ~ゥ・・。
煙の中からパウロが右腕をもぎ取られ立っている。
《ククク・・なめた真似を・・》
一気に集まっていく憎悪に満ちた顔達が体内に吸収されていくと・・、
バキバキバキバキッ! ! !ゴゴーンッ!ッ!ッ!
ルシファー達が放った全ての攻撃を跳ね返した! !
立ち込める殺気の中から、ユラユラとこちらに向かい
歩きだすモノがいる。
《少しばかり計画がズレたが・・まあ仕方あるまい・・》
そう言いながらユラユラと立ちこめる殺気の中から現れたのは・・真っ赤なマントの影から青白い顔をのぞかせた、やせ形の男。
目鼻立ちは、はっきりした美形・・目は鋭く、ニヤリとした口元には鋭く光る牙・・長い髪とマントをなびかせ、ゆっくりとこちらに向かって近付いてくる。
「・・♪アハッ第二形態への覚醒か・・、久々の顔だな?パウロ・・やはり貴様・・先の開戦で逃れていたか・・しぶとい奴だ・・」
《ククッ!さて・・第二形態を、拝ませてやっているんだ?
ありがたく思え・・ジャリ共っ! ! 》
ドドドドドドッ! ! ! !ドゴーンッ! ! !
「悪」の手の平から、真っ赤に燃えたぎる玉が放たれる!
「!?ルシファーッ!よけてっ! ! !」
優が叫ぶ!
「チッ! なめた真似しやがって・・っ!はなから俺狙いかっ!」
ザザー ー ーッ! ! !
間一髪の所で「悪」の攻撃をかわしたルシファー。
《グワァハッハッハッ!これは改めての挨拶がわりだ。》
人間の憎悪と魂を食らい続けた「悪」の第二形態の姿。
過去の開戦に封印したはずの姿に、やや戸惑いが襲う。
「・・奴等の考える事だ」
ミーミルの呟きにパウロが言い返す、
《お前達の宿敵・・大天使「ミカエル」のことか?
グワァハッハッハッ!いつの世も「善」が「悪」を生み出す・・!貴様らの出る幕ではないっ! !グワァハッハッハ!》
「察しはついている・・、俺が施した封印術を破れるのはミカエル・・奴しかいないからな・・。」
バサッッ! バサッッ! !
そう言いながらルシファーの背中から更に二枚の真っ黒な翼が現れた!
「・・奴の名など・・反吐がでる・・ッ! !」
ズザッ! ! !
宙に舞ったルシファーは、両手をパウロに向けた!
「踊れ・・」
スパンッ!スパンッ!ズドドドーン! !ドゴーン!!
ルシファーの放った電光石火の攻撃をかわすパウロに
「我々もルシファー様の援護をっ! !」
ハデスの声と同時に、ダミアンが駆け出した!
「♪貴様と・・そしてミカエルを再び後悔させてやる・・。
魔術・スカーレットミラーッ!!!」
バキバキバキバキバキバキバキバキッ!!!
四方を巨大な鏡が、パウロを取り囲む。
《・・なめた真似を・・返り討ちにしてやる!》
両手を水平に広げ真っ赤な炎を鏡に向け攻撃。
ミシミシミシミシ!!
すかさずミーミルの攻撃!
「封印術・・己技跳返自滅っ! ! !」
《! ?何っ! !》
ドゴーン!!ドゴーン!!ゴゴゴゴゴ!! ! !
パウロの放った攻撃は、全て鏡に反射しパウロ自身に跳ね返った!
「♪アハッどうだ?己の技の味は!?うまいか?」
「・・手応え が薄い・・やはりこの程度では、封印は難しいか・・!?」
シュ~ゥ・・。
煙の中からパウロが右腕をもぎ取られ立っている。
《ククク・・なめた真似を・・》
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