幻影の讃美歌

ごさまる

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第二章

〜ダンジョンからの報告〜②〜

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すると! 

くるくると宙を舞いながら、ベルゼが現れた。

「皆様、お久しぶりです・・、私が呼ばれたと言うことは・・「悪」の親玉を狩り終えたのですね?」 

ベルゼが話すと、ルシファーが前に出てこう言った。

「ベルゼ、ダンジョンの様子はどうだ?」

「・・はい、お答えします・・先程、二つ目のラッパが吹かれました・・、かなり向こうは焦っている様子です・・。
かなりの数の使い魔を送り込んできて・・ダンジョン内のトラップも、そろそろ時間の問題かと・・
まだ魔素玉を「真の闇の主」に浄化させていないのなら・・ルシファー様、お急ぎ下さいませ・・。」

ベルゼが話し終えたその時!  !  ! 

トンネル内の空間に歪みが現れたっ!  !  !  ! 

「・・!?もう感知されたのかっ!?」

ミーミルが叫ぶと

「・・いや違う・・この空間の歪みは・・!?」

ルシファーが、歪みに向かって顔を上げると黒い稲妻と共に空間から何やら現れた。

「・・・・!?貴様・・!」

ルシファーの表情に驚きが隠せない様子・・。

「だ、誰なの?ダミアン・・?」

「♪アハッ♪ルシファーの・・我々の古い友だ♪」

「・・アザゼルッ!貴様・・無事だったのかっ!?」

ルシファーが叫びながら駆け寄る。

「☆よぉ~!  !ルシファーッ!久しぶりだなっ!
皆揃って狩りなんて、羨ましいぜっ!もちろん、この俺も仲間にまぜてくれるよなっ!?」

現れたのは、「アザゼル」・・ルシファー達の仲間。
ルシファーの様に、全身黒いスーツに、二枚の黒い翼がはえている。
色白の超イケメン・・瞳の色もルシファーと同じ赤い色。
唯一違うのは髪の毛の色・・アザゼルは、白い。

「・・アザゼル・・先の開戦で奴等に封印されたはずだ?なのに・・どうしてここにいる!?」

ルシファーがアザゼルの腕を掴んで問いただした。

「☆おいおい!勘弁してくれよな?ルシファー!?
貴様・・寝ぼけた事いってくれるよな?
・・・・「真の闇の主」の魔素が、ダダ漏れだぜ?!って・・まさか!?お前ら・・気付いてなかったのかよっ!?」

アザゼルが慌てて聞き返した。

「月の力で押さえられている筈だ・・魔素が漏れるなど・・有り得ん・・。」

冷静なルシファーが優を見つめながら呟いた。

「☆・・やっぱり気付いてなかった様だな・・
確かに、月の魔素で力は押さえられている・・一応な・・だが、どうやらそれ以上の力の主の様だぜ?
貴様の連れ・・。
その力に呼応し・・俺は半世紀ぶりに復活した。
ルシファー・・少し感が鈍ってんじゃねーか?
ったくよ~、たのむぜ、ルシファー!
それに・・ちょいとばかりダンジョンも覗いてみたが、急がないと・・奴等の動きが活発になっている。
真の闇の主の魔素も、既に感知している筈だぜ?
その証拠に俺が復活した・・!
まだ・・ここに乗り込んでこないのは、多分・・ミカエル待ちって所だな・・
急げ・・ルシファー、パウロの魔素玉も真の闇の主に浄化させておかねば・・。」

アザゼルの話しを聞いた優が、ダミアンに

「どうして・・今までの出来事を知ってるの?」

「♪アハッ♪それは簡単♪奴は、お前の魔素によって復活したのだ♪魔素に触れれば読み取るのは簡単だ♪」



    
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