幻影の讃美歌

ごさまる

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第二章

〜提案②〜

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「ククク・・善と悪と呼ばれるモノ以外に何があるのか・・それが知りたいのですよ・・ククク。」

「♪アハッ・・相変わらずだな?ガウス!。」

「☆・・いささか嘘でもなさそうだな?で、どうするんだ?ルシファー?俺は別に構わんが。」

「🖤私も構わないわ♪」

ルシファーの答えを待つべく、一同の視線が一点に絞られた。

「・・よかろう、だが少しでも貴様の魔素に淀みが見えたその時は・・覚悟してもらう・・。」

「ククク・・淀みなど・・あり得ませんよ・・私は、ただの魔界の入り口の番人・・先程申し上げた理由だけでございます・・ルシファー様・・。」

ガウスは相変わらず、うつむき加減で呟いた。

「ねぇ!ルシファー・・どちらにせよ、リスクが伴うならガウスさんにお願いしよう・・。」

優の言葉に一同がうなずいた。
その様子にルシファーは、小さくため息をつき

「ならば、よかろう・・、ガウス任せたぞ。」

ルシファーがしぶしぶ許すと、さっそくガウスはダンジョンへと向かった。

「ククク・・では、いって参ります・・
あっ・・大切な事を言い忘れておりました・・もしも・・私がこれより2日目の夜に屋敷へ戻らない場合・・何らかの攻撃を受け、消滅していると思って下さいませ・・。
なるべくなら、そうならないことを祈るばかりですがね・・ククク・・。
では・・後程・・。」

そう言い残しガウスは、黒い煙と共に消えていった。

「ガウスがダンジョンに入り込んだ以上、何かしら奴等の動きも活発になる。
奴等に悟られぬ前に、屋敷へ急ぐぞ。」

ルシファーはそう言うと、足早に入り口を目指した。

                          ★    ★    ★    ★   ★

ザッザザ・・。

ようやく元来た、トンネルの入り口にたどり着くと、勿論、入り口には誰も立っておらず、ただ静寂だけが辺りを包んでいた。

「ルシファー様・・、魔界の入り口に番人が不在ともなると・・守りが薄くなります。
何かしら手を打っていた方がよろしいかと?」

ミーミルが番人の立っていた場所に立ち提案する。

「☆なぁ~に♪それなら俺に任せなっ!」

アザゼルは、そう言うと右腕を差し出し呪文を唱えた。

「☆時にひれ伏した者よ、 俺に従いその時を動かせっ!」

ボワンッ!!!ッ!!!

アザゼルの目の前に現れたのは、頭が3つ胴体が1つ、長い尻尾には大蛇の・・まるでライオンの様な姿の魔獣が現れた。

ガルルルルッ!!! 

手足は太く、その爪は地をとらえて食い込んでいた。

「☆ガウスが戻るまで、こいつに番犬をしてもらう、なぁ~に、変な輩は一発で見定める審美眼はピカイチだ♪。」

「♪アハッ、それはいい♪安心だな♪。」

「さすがアザゼル様、恐れ入ります。」

「・・食欲大勢すぎるがな・・。」






 
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