幻影の讃美歌

ごさまる

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第二章

〜第29話〜屋敷にて〜

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悪の魔素を狩り終えたルシファー達一行は、とりあえず無事に屋敷へ戻ることが出来た。
長テーブルのある大広間へ集まり、一時の休息をワインをお供に楽しんでいた。

そんな中、一人浮かない顔でワインをかたむけているアザゼルがいた。

「☆なぁ・・ルシファー、ミカエルらとの戦いに備える気持ちは十分にわかるが・・何もこちらから仕掛ける事はないんじゃね~か?
もしもの場合・・皆揃って消滅させられちまう・・
もし、そうなれば・・次は復活どころではなくなる・・なんせ・・消滅だからな?そう思わないか?ルシファー?」

アザゼルは、長テーブルに足を上げ天井に顔を向けてそう、ルシファーに話した。
少し離れたソファーに深く座り、アザゼルの話を聞いていたルシファーが立ち上がり、アザゼルの方へ歩き出した。

「テーブルから足を下ろせ・・話はその後だ・・。」

「☆す、すまねぇ!ルシファー・・、怒んなよ!」

少しふて腐れたアザゼルに、皆の視線が集まった。

「皆、聞いてくれ・・、アザゼルが話した事はごもっともだ・・。
だが・・俺は「真の闇の主」に呼ばれ復活した・・
消滅を恐れ、ただただ闇をさ迷い続けるつもりはない。
だが・・今一度、確かめたい・・。
戦いに挑むのか?ひれ伏すか?・・答えろ・・。」

ルシファーは、淡々とした口調で問いかけた。

「♪アハッ、まさかこんな話し合いが出るとは思いもよらなかったのだっ!
お~は、勿論戦いあるのみじゃ♪アハッ♪
首をはねまくってやるんだ♪アハッ♪」
 
ビュンビュンッ!ビュンッ!!!

ダミアンはそう言うと、首斬り鎌を振り回し、はしゃぐのであった。

「🖤ダミアン様!!いい加減止めてよ!?
そんなもん振り回したら、私達の首が飛ぶわっ!」

「♪アハッ♪すまん♪すまん♪アハッ♪
で!セイラは、どうするのだ?」

「🖤私はルシファー様のお側から離れるつもりは、ありませんよ! !こんな質問自体おかしいわよ!」

「♪アハッ、ミーミルにハデスはどうだ?」

「我々の主は、ルシファー様です!いかなるときもルシファー様と共に・・。
それが幸せです。」

「わ、私は自分の命がかかっているからね・・やるしかないわ・・っても、何をどうすればいいかなんて全然知らないけど・・。
不安だし・・怖いし・・考えると、頭に浮かぶのは最悪だけで・・。
でも・・負けたくないの・・、そんな自分に・・。
だから、私は挑むわ・・。」

「皆の言い分は聞いた・・。
さて、アザゼル・・貴様はどうする?」

「☆もちろん、俺も・・?!!?!!」

一瞬の出来事だった。

アザゼルが振り向いた瞬間・・

バキバキバキッ!!!ビュンッ!ズバッ!ッ!ッ!

ルシファーの右腕がアザゼルの心臓を貫いた!!!

「・・?・・?・・ッ!!!キャアアアッ!!!」









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