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第三章
〜過去の記憶⑲〜くれてやる〜
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六人の天使神達によって呪文が唱えられ、強烈な稲妻で次第に意識が奪われるミカエル。
「フフ・・この光からは、誰も逃れられぬ・・。
この光だけは・・特別。
影のできぬ神の光・・その光のみが神を生む・・すなわち・・絶対的な神の力・・。」
ピクリとも動かなくなったミカエルに、容赦なく強烈な光は降り注いだ。
《・・・・ちくしょう・・体も意識も・・もう限界だ・・だが・・このまま・・》
ミカエルは、ただひたすら光の中を、底無しに落ちる感覚に襲われていた。
《・・俺は・・このまま・・終わるのか・・》
《・・・影の出来ぬ神の光とは、すなわち・・その神の力に匹敵するモノを誕生させないため・・》
遠ざかる意識の中、いつかの幼い子供の声が聞こえた。
《・・あ・・の時の・・声・・か?》
《・・もういいだろう・・私の名は・・ダミアン・・動物達の闇そのもの・・。》
《・・ダミアンか・・こんな時に名など・・どうでもいい・・。
俺は・・このまま・・死んじまうのか?》
《・・天使神達は、第七人目の大天使を誕生させる・・その為の神の光だ。
この光は、特別で強烈な光ゆえに影さえも出来ない。
しかし・・もう一つ重要な秘密がある・・。》
《・・秘密・・?》
《・・万が一、神の光から、同時に第七人目の大天使も・・影も生まれた場合・・その影は、七人目の大天使に匹敵する力を得る・・。
それが・・奴らにとって人間の魂を狩る時の邪魔になるのだ・・。
何故なら・・その影も同じように、人間の魂を狩るからだ・・。
天使神にとって・・そして神々にとって・・最強の敵となる存在・・。》
《!? そいつを誕生させるって方法はないのかっ!?》
《・・・・・・あるとしたら・・お前はどうするつもりだ・・?》
《・・・・・・俺は・・善が生む悪を・・全て食らいつくしてやる・・全て刈り取ってやるっ!!!・・そして・・その先に「何」が待っているのか・・・最悪世界が滅びようとも・・この・・この体が滅びようとも・・決して・・この念は・・消えない・・。
刻を越え・・何世紀でも甦ってやる・・。
・・これが俺の答えだ・・。》
《・・・・・いいだろう・・契約を成立する・・。》
すると、ミカエルが落ちている真っ白い空間に、真っ黒な人影が現れた。
ミカエルが影に気付くと、今までひたすらに落ちていた感覚が止まり意識も戻り始めた。
《・・・・なんなんだ?アレは・・》
ミカエルの見つめる先にある真っ黒な人影は、次第に濃くなり近付いてくる。
《!?・・子供か?・・いや・・!?》
ドンッッッ!! !! !!
凄まじい衝撃を感じた瞬間、ミカエルの目の前には、全身真っ黒でレースをあしらったドレスを着た女の子が立っている。
よく見ると、右手には大きな首斬り鎌を持っている。
《・・・・あの声の主、ダミアンか?・・》
《♪アハっ!それ以外何がある!おしゃべりは、必要ないのだっ!
今は・・一刻を争う。
・・お前の額を、私の額にくっつけるのだ!!
さっさとしろっ!!!》
言われるがままに、ミカエルは近付き、ダミアンと名乗る幼い女の子の額に、自身の額をくっつけた。
すると、重なりあった額から真っ黒な稲妻が、四方に飛び散りミカエルとダミアンを包んだ。
《・・お~の声が聞こえるか?》
《・・ああ、はっきり聞こえる・・。
だが・・くっっ・・意識と体が・・剥ぎ取られる様だ・・。
く、苦しいっ!!!!!》
《向こうの天使神六人が・・貴様の魂・・そして肉体を剥ぎ取ろうとしているのだ・・。
・・ミカエル・・今ならまだ、間に合う・・。
我々と共に戦うのか・・、それとも人間として終わりを迎えるのか・・。
さぁ・・決断の時だ。》
《・・フンッ・・こんな体も・・魂も・・全て奴らにくれてやる・・。》
《途方もない戦いになるぞ・・、何世紀も何世紀も・・。
覚悟はできているか・・?》
《・・・・ああ。》
《・・では、遠慮なくこの名を受け取れ・・。》
そうミカエルに言うと、ダミアンの左手から古い巻物が現れた。
ポワンッ!! !!
差し出した巻物から一文字づつ言葉が浮き出てきた。
《これより貴様の名は・・・・堕天使・ルシファーだ。》
ブワッッッ!!!!
《・・・・もう、人間ではないのだな・・。》
そう静かに呟いたミカエルの瞳は、赤く輝いていた。
「フフ・・この光からは、誰も逃れられぬ・・。
この光だけは・・特別。
影のできぬ神の光・・その光のみが神を生む・・すなわち・・絶対的な神の力・・。」
ピクリとも動かなくなったミカエルに、容赦なく強烈な光は降り注いだ。
《・・・・ちくしょう・・体も意識も・・もう限界だ・・だが・・このまま・・》
ミカエルは、ただひたすら光の中を、底無しに落ちる感覚に襲われていた。
《・・俺は・・このまま・・終わるのか・・》
《・・・影の出来ぬ神の光とは、すなわち・・その神の力に匹敵するモノを誕生させないため・・》
遠ざかる意識の中、いつかの幼い子供の声が聞こえた。
《・・あ・・の時の・・声・・か?》
《・・もういいだろう・・私の名は・・ダミアン・・動物達の闇そのもの・・。》
《・・ダミアンか・・こんな時に名など・・どうでもいい・・。
俺は・・このまま・・死んじまうのか?》
《・・天使神達は、第七人目の大天使を誕生させる・・その為の神の光だ。
この光は、特別で強烈な光ゆえに影さえも出来ない。
しかし・・もう一つ重要な秘密がある・・。》
《・・秘密・・?》
《・・万が一、神の光から、同時に第七人目の大天使も・・影も生まれた場合・・その影は、七人目の大天使に匹敵する力を得る・・。
それが・・奴らにとって人間の魂を狩る時の邪魔になるのだ・・。
何故なら・・その影も同じように、人間の魂を狩るからだ・・。
天使神にとって・・そして神々にとって・・最強の敵となる存在・・。》
《!? そいつを誕生させるって方法はないのかっ!?》
《・・・・・・あるとしたら・・お前はどうするつもりだ・・?》
《・・・・・・俺は・・善が生む悪を・・全て食らいつくしてやる・・全て刈り取ってやるっ!!!・・そして・・その先に「何」が待っているのか・・・最悪世界が滅びようとも・・この・・この体が滅びようとも・・決して・・この念は・・消えない・・。
刻を越え・・何世紀でも甦ってやる・・。
・・これが俺の答えだ・・。》
《・・・・・いいだろう・・契約を成立する・・。》
すると、ミカエルが落ちている真っ白い空間に、真っ黒な人影が現れた。
ミカエルが影に気付くと、今までひたすらに落ちていた感覚が止まり意識も戻り始めた。
《・・・・なんなんだ?アレは・・》
ミカエルの見つめる先にある真っ黒な人影は、次第に濃くなり近付いてくる。
《!?・・子供か?・・いや・・!?》
ドンッッッ!! !! !!
凄まじい衝撃を感じた瞬間、ミカエルの目の前には、全身真っ黒でレースをあしらったドレスを着た女の子が立っている。
よく見ると、右手には大きな首斬り鎌を持っている。
《・・・・あの声の主、ダミアンか?・・》
《♪アハっ!それ以外何がある!おしゃべりは、必要ないのだっ!
今は・・一刻を争う。
・・お前の額を、私の額にくっつけるのだ!!
さっさとしろっ!!!》
言われるがままに、ミカエルは近付き、ダミアンと名乗る幼い女の子の額に、自身の額をくっつけた。
すると、重なりあった額から真っ黒な稲妻が、四方に飛び散りミカエルとダミアンを包んだ。
《・・お~の声が聞こえるか?》
《・・ああ、はっきり聞こえる・・。
だが・・くっっ・・意識と体が・・剥ぎ取られる様だ・・。
く、苦しいっ!!!!!》
《向こうの天使神六人が・・貴様の魂・・そして肉体を剥ぎ取ろうとしているのだ・・。
・・ミカエル・・今ならまだ、間に合う・・。
我々と共に戦うのか・・、それとも人間として終わりを迎えるのか・・。
さぁ・・決断の時だ。》
《・・フンッ・・こんな体も・・魂も・・全て奴らにくれてやる・・。》
《途方もない戦いになるぞ・・、何世紀も何世紀も・・。
覚悟はできているか・・?》
《・・・・ああ。》
《・・では、遠慮なくこの名を受け取れ・・。》
そうミカエルに言うと、ダミアンの左手から古い巻物が現れた。
ポワンッ!! !!
差し出した巻物から一文字づつ言葉が浮き出てきた。
《これより貴様の名は・・・・堕天使・ルシファーだ。》
ブワッッッ!!!!
《・・・・もう、人間ではないのだな・・。》
そう静かに呟いたミカエルの瞳は、赤く輝いていた。
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