好きだから…

雅也

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好きだから…4

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きっと、隼斗は全て本当のことを話しているのだろう。


私とケンカをして、ヤケになってて、お酒を飲んで、
酔っぱらって、一度の過ちを犯してしまったのだろう。



隼斗は、一度も私に嘘をついたことはなかった。

約束だって、一度も破ったことはなかった。



いつも優しくて、私の隣で笑ってくれていた。



__そう。その女の人との関係があった後も。


隼斗は変わらず、ずっと優しく笑っていた。


.............何事もなかったかのように。



そんな隼斗のことが怖くて、堪らなく悲しかった。
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