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第二章
Initial cost -初期費用-
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「初期費用って。クククッハハハハ。
面ハッ白ハハすぎ。ツボにハマった。」
「えぇ、そうですね。フフフ。」
ジュースをお持ちしましたー。
ってどうしたんですかー?一体何が?
実は……。
アハハハハ。
それは笑いますね。
お嬢様、面白すぎる。
アハハハハハ。
私、そんなに変なこと言ったかな???
メイドさん(?)とセフィさんの方を
交互に見る。
いやー、初期費用とか言い出す子、初めて見ましたよ。
お嬢様、おかしすぎます。
私、そんなに変なこと言ったかな?
「初期費用を気にするなら、
それは………。」
「それは?」
「フェア、お前自身だよ。」
「初期費用が私自身?」
「あー、言い方悪かったな。
初期費用の代金がフェアだってこと。」
「だけど、私、お金持ってない。」
「誰が金を寄越せなんて言った?
俺はフェアだって、フェアの存在自身だって
言ったんだよ。
忘れてないか?
俺が、フェアを買ったこと。」
「つっっ……。」
忘れかけてた。
さっきまであんなに怒っていたのに。
怒っていた筈なのに…。
「それに、フェアお金ない以前に
魔界の通貨わからないだろ。」
コクリ。
その通り。全く、分からないです。
「クマドルって名前に聞き覚えは?」
「ありますよ。
さっき聞いたばかりですから。」
「ならそれ以前、
フェアが元いた世界で聞いたことはないんだな?」
コクリ。
「そうか。
フェアの元いた世界の、人間界の通貨は何だ?」
「シエラ。」
「シエラか。
シエラなら1クマドルが100シエラぐらいだな。」
なら、10000クマドルは
大体1000000シエラってこと!?
そんなの、車だって家だって買えるよ!?
この世界、どうなってる訳?
「大丈夫か?」
「はい、平気です。
少し驚いてしまって……。」
「まぁ、それもそうか。
ちなみに、平均年収は100クマドルだ。」
それなら100年分のお金ってこと?
そんな大金を払ってまで何で?
「それだけ、フェアに価値があるんだよ。
あいつらだって、
何百、何千と値をつりあげていっただろ。」
価値。
私の価値って何なんだろう?
あれっ?
もし私が10000クマドル払うって言ってたら
今頃どうなっていたんだろう??
「きっと、フェアは10000クマドル稼ぐ前に
寿命が尽きるか、壊れるかの2択だっただろうな。」
「こわっ。」
「あぁ。
フェアなら案外10000クマドル稼げたかもな。
まぁ、心が壊れただろうが。」
カタカタカタ、震えが、震えが止まらない。
隣の席に置いていたティアをぎゅっと抱きしめる。
怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い。
面ハッ白ハハすぎ。ツボにハマった。」
「えぇ、そうですね。フフフ。」
ジュースをお持ちしましたー。
ってどうしたんですかー?一体何が?
実は……。
アハハハハ。
それは笑いますね。
お嬢様、面白すぎる。
アハハハハハ。
私、そんなに変なこと言ったかな???
メイドさん(?)とセフィさんの方を
交互に見る。
いやー、初期費用とか言い出す子、初めて見ましたよ。
お嬢様、おかしすぎます。
私、そんなに変なこと言ったかな?
「初期費用を気にするなら、
それは………。」
「それは?」
「フェア、お前自身だよ。」
「初期費用が私自身?」
「あー、言い方悪かったな。
初期費用の代金がフェアだってこと。」
「だけど、私、お金持ってない。」
「誰が金を寄越せなんて言った?
俺はフェアだって、フェアの存在自身だって
言ったんだよ。
忘れてないか?
俺が、フェアを買ったこと。」
「つっっ……。」
忘れかけてた。
さっきまであんなに怒っていたのに。
怒っていた筈なのに…。
「それに、フェアお金ない以前に
魔界の通貨わからないだろ。」
コクリ。
その通り。全く、分からないです。
「クマドルって名前に聞き覚えは?」
「ありますよ。
さっき聞いたばかりですから。」
「ならそれ以前、
フェアが元いた世界で聞いたことはないんだな?」
コクリ。
「そうか。
フェアの元いた世界の、人間界の通貨は何だ?」
「シエラ。」
「シエラか。
シエラなら1クマドルが100シエラぐらいだな。」
なら、10000クマドルは
大体1000000シエラってこと!?
そんなの、車だって家だって買えるよ!?
この世界、どうなってる訳?
「大丈夫か?」
「はい、平気です。
少し驚いてしまって……。」
「まぁ、それもそうか。
ちなみに、平均年収は100クマドルだ。」
それなら100年分のお金ってこと?
そんな大金を払ってまで何で?
「それだけ、フェアに価値があるんだよ。
あいつらだって、
何百、何千と値をつりあげていっただろ。」
価値。
私の価値って何なんだろう?
あれっ?
もし私が10000クマドル払うって言ってたら
今頃どうなっていたんだろう??
「きっと、フェアは10000クマドル稼ぐ前に
寿命が尽きるか、壊れるかの2択だっただろうな。」
「こわっ。」
「あぁ。
フェアなら案外10000クマドル稼げたかもな。
まぁ、心が壊れただろうが。」
カタカタカタ、震えが、震えが止まらない。
隣の席に置いていたティアをぎゅっと抱きしめる。
怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い。
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