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第1章 水の研究者、異世界へ
第16話 相性は良かった(※)
「さっそくだけど、1回ヤっとくかニャ?」
「ヤるって、なにを?」
「……分かってるくせに、意地悪ニャ」
そう言いながらミーナが俺の下半身に手を伸ばす。
「お、おい!」
「こんなに硬くして。ウチで興奮してくれたのかニャ?」
自分でも気づいていなかったが、いつの間にか俺の息子が最大サイズまで膨らんでいた。まぁ、ミーナみたいな可愛い女の子がいきなり目の前で服を脱いじゃったんだから無理もない。
ちなみに俺は猫か犬かと聞かれれば犬派だった。しかし彼女が服を脱ぐ時、服に引っかかった耳が反動でピンと伸びたのを見て猫派になった。なんでそうなったのかは自分でもよくわからん。ただ言えるのは──
「えへへ。ちょっと嬉しいニャ」
猫娘って、最高ですねってこと。
「ウチはじめてだから、リードしてニャ」
「俺も経験ないんだけど」
高校までは彼女なし。大学は工学系でそもそも女子が少なかった。女性と連絡先を交換したのはバイト先の店長(既婚)だけ。社会人になってからは研究が忙しかった。そんなこんなで、気づけば30歳を超えても俺は童貞だった。
……あれ? だから魔法が使えるようになったのか?
嬉しいような嬉しくないような、なんか複雑な感じ。
「トールも初めてなのかニャ? それなら安心ニャ」
「なんでだよ」
女の子をリードできなくて恥ずかしい。
むしろ笑ってくれた方が吹っ切れるかも。
「ふたりともはじめてなら、変なことシてもあんまり分からないニャ。だから恥ずかしくないし、トールと一緒にはじめられるのって、ちょっと素敵ニャ」
そう言いながらミーナが頬を赤らめる。
上半身裸で平気な顔して俺に抱き着いてきたのに、今は照れている姿を見せる彼女のギャップが可愛すぎる。
「ヤバい、めっちゃ襲いたい」
うっかり心の声が漏れた。
それを聞いてミーナが驚いた顔を見せる。
「ごめん。今のは忘れて」
「トールならいいニャ」
ん?
今、なんて?
「獣人は基本的に強い相手には従順な種族ニャ。多数でひとりを襲うような輩は論外で、たとえ死んでもヤらせないニャ。でもトールは水魔法を使えるようになったし、あの闘技場からウチを助け出してくれたニャ。だから──」
ミーナが俺の手を持ち、自分の胸に押し当てる。
「トールならウチのこと、好きにしていいニャ」
手のひらから伝わる柔らかな感触と、可愛い猫獣人の女の子が放った言葉で頭がショートしそうになる。男なら誰もが一度は妄想したであろうシチュエーションが今、現実のものとなった。
もしそんな場面が来たら、俺は紳士的に振舞おうって思ってた。
でも……。
無理だった。
我慢できるわけがない。
「ミーナ!」
「にゃ!?」
ミーナをベッドに押し倒した。
瀕死の重傷を負って、3日も寝込んでいた女の子にして良いことじゃないのは分かっている。でも無理だった。身体が勝手に動くんだ。
彼女の胸を揉みしだく。
指の形に変形するそれがエロい。
恥ずかしいのか、真っ赤になった顔を俺から背けて目を隠そうとしているミーナがすごく可愛い。
力任せに揉んじゃダメなんだよな。女性が痛がるし、将来垂れる原因になって嫌がる人も多いとか。そんなこと頭じゃ分かってる。でも手が止まらない。
「んっ…、あっ、んくっ」
時折漏れるミーナの声が、いっそう俺を暴走させる。
「ミーナ、ミーナ。こ、ここ、舐めてもいい?」
張りのある綺麗な乳房の先端でツンと膨れ上がった乳首。これを舐めたら、ミーナのもっと可愛い反応が見える気がした。
「い、いいニャ。あっ、でも。やっぱり先に……キス、したいニャ」
両手を俺の顔にあて、真っすぐ俺を見てくる。
ここまでしておいて今更だけど、俺で良いのだろうか? こんなオッサンがミーナのような可愛い子とやっちゃってもほんとうにいいのか?
「ねぇ、トール」
俺が動きを止めていると、ミーナの手が俺の首の後ろに回された。そのまま少し強引に彼女の顔に引き寄せられる。
「キス、してほしいニャ」
ミーナの顔が近い。
彼女は顔にも小さな傷がいくつかある。
でも肌は引き締まってなめらかで、とても綺麗だった。
彼女の唇に触れる。
驚いてすぐに離れた。
思っていた何倍も瑞々しく、柔らかった。
心臓の鼓動が彼女にも聞こえているんじゃないかと思うほどドキドキしている。苦しいわけじゃなく、その緊張がなんだか心地よい。身体の力が抜けるような感覚。
もっと彼女に触れたい。
ミーナとキスしたい。
「あの、もう、終わりかニャ?」
おねだりするような甘い声でそう言われ、俺の理性は完全に吹き飛んだ。
──***──
その日の昼頃。
「か、身体中が痛い」
ミーナが可愛かった。彼女の反応が可愛すぎた。そして何より、最高に気持ち良かった。夢中でミーナの身体を貪り、気づけば彼女と何時間もヤっていた。
セックスって全身運動なんだな。しかも普段あまり使わない筋肉動かしていたみたいで、俺の身体は悲鳴を上げてる。
「うにゃぁ。お股がなんか、変な感じニャ」
そう言うミーナはベッドの中で俺の右腕にくっついて身体を丸めている。この体勢が楽なんだとか。
「まだトールのが中に入ってる感じがするニャ」
「我慢できなくてごめん……」
「別に嫌だって言ってるわけじゃないニャ。はじめは痛かったけど、トールと繋がれて、ウチは幸せな気分だったニャ」
彼女の言葉で、ちょっと息子が反応した。
あれだけぶっ通しでヤったのに。
もう俺も30超えて、そんなに何回も出せないのに。
「あ、あれ? トール、またおっきくなってるニャ」
「いや、違うんだよ。ミーナが可愛すぎるから」
俺たちの相性は良かった。
最高だった。
「仕方ないニャー。トールは疲れてるだろうから、今度はウチが頑張るニャ」
ミーナが俺の腹の上に乗ってきた。
布団がめくれ、彼女の裸体が目に入る。
「トールの、もうウチのお尻に当たるくらいおっきいニャ」
優しく俺の身体に触れてくれる彼女の手が心地よい。でもそのまま少し焦らされて、だんだんと我慢できなくなっていく。
早くまたミーナの中に入れたい。
入れさせて欲しい。
「ミーナ。俺、もう」
「はいはい。それじゃトールの、頂いちゃうニャ」
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