ヒキアズ創作BL短編集

ヒキアズ

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(96)落ちこぼれ×高飛車

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 魔法が存在する平和な国に、突然魔獣の大群が押し寄せ……。
 偉そうにしてる子が絶望しちゃうのが好きです!

アレアマギス:能力を発揮できない落ちこぼれ。ギルにいじめられる毎日を過ごしていたが……。
ギルスザート:いつも上から目線の高飛車お坊ちゃん。魔法の腕には自信があったが……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「お前は本当に弱いな」
「うう……」
 目の前に這いつくばるアレアマギスに反吐が出る。
「目障りなんだよ。碌に魔法も使えないくせに、俺の周りをうろつくな」
 そう。彼は魔法学校で常に成績最下位の落ちこぼれ。俺の足元にも及ばない。
「でもっ。僕たちは友だちだって……」
「友だち? お前が?」
「だって、昔は友だちだって、君が言って……」
「俺は力が強い奴しか認めない」
「でも」
「お前みたいな無能に俺の幼馴染語られると迷惑なんだよ。なあ、わかるだろ?」
「でも僕は……」
 確かに、アレアと俺は幼い頃からこの学校で寝食を共にした。
 この学校は誰でも入れるわけじゃない。校長の占いによってその才を見込まれた者しか入れない。逆に言えば、どんなに幼くたって、兆しさえあればこの学校に入ることは可能なわけで。
 アレアと俺は最年少でその才を認められた。だから、当時の俺はアレアのことを素直にすごい奴だと思っていた。だって、俺は生まれてこの方俺より強い奴を見たことがなかったから。だから、ライバルとして期待していたのに。
 それなのに。
 アレアは魔法が使えなかった。
 俺がどれだけ失望したことか。目の前の少年には全くわからないのだろう。
「ああ。無能は口で言ってもわかんないのか」
「やめ……」
「いいか。これが魔法だ。お前が使えない力だ!」
「ああああ!」
 どす黒い魔力をアレアの体に叩き込む。すると、防御する術を持たない彼は、あっさりとその場に倒れ込んだ。
「わかったか、アレア。お前は俺と違って弱い人間だ。立場が違う。いい加減その自覚を持て」
「う……」
 うめき声を上げたアレアは、やはり無能だった。弱くて己の身一つ守れない。
 俺は、きっとこれからもコイツに冷たく当たるだろう。例えコイツが俺に話しかけなくなったとしても。何かと理由をつけてそうしてやるつもりだ。だってそれが“アレアの為”でもあるのだから。



 その日は酷い雨だった。俺は、いつも通り絡んできたアレアを雨の中甚振った。
 いつもと変わらない一日のはずだった。
 だけど。
『いやあああああ!』『化け物がッ!』『助けて、助けてええええ!』
 気晴らしにと向かった街の市場でそれは起った。気づいたら、地獄みたいな叫び声があちこちで上がっていた。
「なんなんだよ、これ……」
 街はあっという間に血塗られていった。その原因である魔獣たちは嬉々として人間たちを貪り食っていた。
「くそ! 何で効かねえんだよ!」
 何処から湧いたのかもわからない魔獣たちは、俺の魔法を物ともせずに欲望のままに進んでいった。
 俺に出来ることといったら、己の身を守ることぐらいしかなかった。
 パニックに陥った人々は汚い言葉を吐きながら魔獣の餌食になっていった。
 力を持たない子どもも、力を持った大人も。皆、己を守り切ることが出来ずに死んでゆく。
 今はまだ自分の周りに張ったこの結界が破られていないから俺は無傷だが、恐らくああなるのも時間の問題だろう。それほどに、魔獣たちの力は脅威だった。
 どうして、いきなりこんなことに……。

 止まりそうになる足を鼓舞しながら、何とか学校までたどり着く。
 ここならばきっと安全だ。なんせ、この国で一番名高い魔法学校なのだから。生徒も教師も高水準の魔法が使えるわけだから。だから、力を合わせればあんな魔獣たちなど、他愛もないはずで――。
「どう、して……」
 校庭に積み重なった死体を見て愕然とする。それは、紛れもなくこの学校の生徒や教師の死体だった。彼らは魔獣に敗北してしまったのだ。
「くそ……、俺はエリートなんだぞ……。こんな、こんなとこで終わるなんて……」
 死体の山から目を背けた先、魔獣が群がるそれに目を留めた俺は青ざめる。
「あ……」
『やめろ、ああ、来るなあああ!』
 ぐしゃり。級友だったそれは、抵抗虚しく魔獣の牙に噛み砕かれた。生きていた顔見知りの人間が、今、この瞬間、俺の目の前で食われたのだ。
「うっ……」
 流石に吐き気を抑えられなくて、俺は地面にしゃがみ込む。彼の魔法は俺ほどでないにしても優秀だったはずだ。それなのに。あんな最期……。
「なんで、こんな……」
 額に汗を浮かばせながら、眩む瞳で魔獣を見つめる。その醜悪な化け物は、こちらの視線に気づいてか低く唸り声を上げる。
 ああ、俺もここでお終いか……。
 そう思い、目を瞑ろうとした瞬間、魔獣のすぐ後ろにアレアマギスが立っていることに気づく。そう、あの碌に魔法も使えない、落ちこぼれのアレアマギスが、だ!
『ぐる……』
 あ、まずい……。
 俺の様子に気づいた魔獣が後ろを振り向く。
「アレア……! 馬鹿! 逃げろ!」
 震えを押し込め、アレアに向かって叫ぶ。が、彼は無表情で立ち尽くすだけで逃げようともしない。
「チッ!」
 魔獣に向かって、最大火力の炎をぶつける。が。
『ぎゃぎゃ……』
 炎は魔獣を傷つけることなく、あっという間に魔獣の鱗に吸収されてしまう。
「おいおい。そんなの、アリかよ……」
『ぎゃお……』
 嬉しそうな鳴き声を上げた魔獣がこちらへ近づいてくる。その牙はべったりと真っ赤に染まっていて……。
「アレア、逃げろ……!」
 恐怖を飲み込み、声を絞り出す。
 ああ、馬鹿だな。俺は。最後まで、あんな奴の心配をしてるなんて――。

 どっ。

 ふいに凄まじい火力の炎が魔獣を襲う。
「え……?」
 至近距離で爆ぜる炎に呆然と立ち尽くす。普通ならばとっくに俺まで焼け焦げているはずなのに、炎は綺麗に俺だけを避けて魔獣を焦がしているのだ。
 俺の魔法ではない。あれは、一体誰の魔法だ……? あんなに強い魔法、見たことがない。あんなに綺麗な魔法、人間に使えるはずがない。
「ギルスザート。君は本当に馬鹿だよ」
「は……?」
 倒れ込んだ魔獣の後ろから現れたアレアが、しゃがみ込んだ俺の手を掴み、引っ張り立たせる。
「全く。僕は、この世界の人間を一人残らず殺さなきゃいけないっていうのに」
「一人残らず、殺す……?」
 アレアの言葉を反芻するが、全く意味がわからない。どうして、どうしてコイツはこんな状況だというのに、落ち着き払っている? まるで……。
「ねえギル。僕は君も殺さないといけないんだよ」
「さっきから、何言ってんだお前……。お前、ほんとにアレアか?」
 まるでアレアじゃないみたいだ。まるで、まるで……。
「僕じゃなきゃ何だって言うのさ」
「アレアは、こんな強くない……。アイツは俺が守ってやんないといけないぐらい弱っちくて、いつも怯えてて、それで……」
「それで僕をいじめてたの? 他の誰からもいじめられないように」
「それは……」
「違う。君は僕を独占したかったんだろう? 僕を傷つけて、己の存在を僕に焼き付けたかったんだろう?」
「は? 俺が……なんて?」
「ああ、かわいそうなギル。本当に気づいていないんだ。無能は口で言ってもわかんないんだね」
「誰が、っ!?」
 ふいにアレアが俺に口づけを落とす。勿論抵抗したけど、馬鹿みたいに強い力で押さえこまれて防ぎきれなかった。
「大丈夫。僕は優しく教えてあげるから、ね?」
「は……? や、やめろ!!」
「どうして?」
「お前、何? 俺のこと、好きなのかよ」
「そうだよ。僕は君が好きだギル」
「や、やめろよ……。そんな、気持ちの悪い冗談、こんなときに……」
「ギルスザート。残念ながら、これは冗談なんかじゃない。僕が世界を滅ぼす人類の敵だってことも、君を愛してるってことも。本当なんだよ」
「は……? お前が、なんて……?」
「気づいてるくせに。気づいてるくせに! 賢い君が気づいてない訳ないじゃないか。ギル、僕は人間じゃない。この汚い星を滅ぼすために潜伏していた化け物なのさ! 魔獣たちを放ったのは他でもない、この僕だよ!」
「嘘だ……。こんなのが、現実なんて、馬鹿な……」
 嘘じゃないのだろう。その禍々しく輝く赤い瞳は、人の物とは思えない。そう、まるで、悪魔のようだったのだから。
「ああ、ギルスザート。君は罪だ。僕だって、こんな感情が僕に芽生えたこと自体驚いている。人間ごときに惹かれるなんて。我ながらどうかしてる! 何度後悔しただろうか!」
「だったら……」
「でも。これは手放すには惜しい感情だ。たとえ君が無能でか弱い人間だとしても。僕は君だけは……」
「っ、やめろ!」
 頬に伸びてきた手を払いのける。すると、アレアは不思議そうに首を傾げる。
「どうして? 君を生かしておきたいって言ってるんだよ? 君は僕に救われるんだよ?」
「俺は、お前にそんなこと、言われなくたって……! 自分の力で……」
「あの怪物を倒せるの? 手も足も出なかったのに?」
「黙れ……」
「ああ、そっか。話しかけたら殺されちゃうんだっけ? はは。おかしいよね。アレも倒せないくせに、僕を倒そうだなんてさ」
「殺してやる」
「君には無理なんだよ」
「馬鹿にしやがって……。やってみなきゃ、わかんないだろ!」
「いいや。わかるね。だって。君は僕を愛してるんだから」
 は……?
 さらりと彼の口から零れ出た言葉に、一瞬思考が停止する。
「それは、お前が俺を、だろ……?」
「まだ気づいてないんだ。自分の気持ち。ほんとギルは馬鹿だな」
 アレアがゆっくりと足を踏み出す。
「やめろ、来るな……」
「教えてあげる。君はもう戻れない。でも、それは僕も一緒」
「だから、俺が、お前を好きな訳が……」
「君はさ、人間の中で唯一僕の力に気づいていた。君の本能は僕の力に惹かれたんだ。無意識だったとはいえ、君は僕に好意を抱いた。そんな君に僕は興味を持った。そして、まんまと君が欲しくなった」
「やめろ……、違う……」
「化け物の力に惹かれたのを認めるのが怖い? 残念だな。僕は君が優秀だって言ってるのに。でも大丈夫。だってさ、もう手遅れだもん」
「なに……?」
 赤い瞳が愉しそうに歪む。それを見た途端、ぐらりと視界が揺れる。
「可愛いギル。僕の最高の玩具。君だけは大切に取っておいてあげる。ね、それでいいでしょう? ギル」
「あ……」
 熱い。体が頭が目が全部が熱くて。差し伸べられた手に、頬を額を唇を押し付ける。そうすると、今度はもっと溶けてしまいそうなほどに熱くなって……。
「はは。人間にはちょっとキツイ魔法だったかな」
「魔法、なんて、いつ……」
「さっきのキスだよ。君の心をじわじわと悪に染める魔法さ」
「悪……?」
「君は優しいから僕が人間を殺すことに心を痛めてしまうだろう? だからね、狂わせてあげなくちゃいけないと思って。僕ってば優しいでしょう?」
「俺、は……」
「大丈夫。卑しい人間たちを全部焼き払った後で、君のことは責任を持って僕がたっぷり可愛がってあげるからねギル。だから、安心して今はお眠り」
「ん……」
 駄目なのに。アレアを止めなきゃいけないはずなのに。頬を擽られただけで体の力が抜けて、アレアに全てを委ねてしまう。
「良い子。ああ、愛しているよギル」
 禍々しい赤い瞳がゆっくりと細められる。
 ああ、美しい。人間をはるかに凌駕したその力は、まさしく俺が幼い頃から夢見てきた力で。
「ああ、アレア……」
 薄れゆく意識の中で己の敗北を思い知る。人々の悲鳴を聞きながら、アレアの圧倒的な力を感じて体が悦びに震える。
 ああ俺は、あんな強大な力を持つ悪魔に見染められたのだ。俺は、彼のこの素晴らしい力を唯一気づけていたのだ! 嬉しい。ああ、嬉しい……! 僕はやっぱり人間の中で優れた存在だったのだから!
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